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【ちおこ】2025年1月【活動報告】

 上が新品、下が3年目。時間経過を包丁の減りで感じる今日このごろ。節分も過ぎ、早くも2月中旬を迎えましたね。お久しぶりです。松橋かけるです。1月の活動報告にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。残り2ヶ月を切った活動期間ですが、今後とも頑張ってまいりますのでよろしくお願いいたします。

【解体】

 1月の搬入頭数は37頭と控えめでした。年明けの休みもあったり、大雪の日があったりで不安定な月だったかと思います。その中でもインターン生が新たに来たタイミングで、解体をレクチャーしながら自身の解体スキルを腐らせないように頑張りました。個人的には肉磨きのスキルが一段と向上した月だったような気がします。

【インターン生受入れ】

 今月は岩手大学の学生さんのインターンを受け入れました。また、新入りちおこのタイガーも加わって、解体室はより一層にぎやかになりました。解体手順のレクチャーを受けながら、自立に向けて練習を頑張ってくれました。ちなみにこのレクチャーは動画と実際の解体との2段構えで、この動画自体は昨年初めに僕の解体を動画撮影したものになります。今解体したらさらに「上手な」解体ができると思うので、卒業する前に撮り直したいですね。実習時には、解体の躓きやすいポイントがわかるようになったため、特に注意すべきポイントではあえて任せて手を動かしてもらったりしながら、解体の仕事に慣れてもらえるように工夫しながらレクチャーしました。

【新年会】

 新年早々、MOMIJIメンバーで新年会がありました。久々のさんずろやでおいしい食事を楽しみながら、新年の仕事に対するモチベーションを高めました。

【給食用肉カット】

 小学校のジビエカレーに使用する鹿肉をカットしました。モモ肉を1cm角にカットする作業は、筋を残さないように先にブロックの筋膜剥がしから始めて、柵どりをしてからカット作業をします。普段の解体よりも時間をかけて丁寧に作業をしました。最近はこのような細かい解体作業も多く、脱骨したブロックをさらに細かく分けたり、柵どりと呼ばれる赤身ブロックづくりをしたりといった作業をするのが個人的には楽しいです。今回作ったカット肉も、無事給食センターのもとに届き、おいしいカレーになって子どもたちの口に入りました。食べてくれる人の顔が見えるといつも以上に頑張れるものですね。

【ちおこ活動報告会2025】

 ちおこ報告会が1月30日におしゃっちで開催されました。今回が僕にとっては最後の報告会。感慨深い思いで、3年間の活動を発表しました。まとめるのが下手くそな僕では、15分では到底収まりきらず、質問等を受け付けられる時間が全くありませんでしたね。すみませんでした。聞きたいこと等あれば、僕個人にメッセージいただけたらと思います。とにかく言いたかったことは、3年間の大槌暮らしが楽しく充実していたことと、大槌町民の皆様の温かさに見守られた心地よすぎる3年間だったということです。3月末で大槌を離れ、地元の秋田に帰りますが、大槌町でできたつながりがこれからも続いていきますように。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
 ちなみに、2回目の活動報告会が2月19日18時から、おしゃっちにて執り行われますので、次回の報告会もぜひまたお越しください。

【まとめ】

 2025年スタートの1月は、加工室にこもり気味だった1ヶ月でした。というのも加工室での細かい作業が増えたり、ドッグフードや加工品の注文が増えたりと、加工室での製造作業の割合が増えたのが一因です。今月は解体頭数が少なかった為間に合っていましたが、以降解体頭数が増えた時に同じ製造タスク量をこなしていけるように、丁寧さを保ったまま速く解体できるような技量を身に付けたいです。残り2ヶ月を切りましたが、課題感、目標をもって頑張りたいです。

食欲が戻って元気を取り戻したぱや!


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