割れ目太郎
むかし むかし
あるところに
お爺さんとお婆さんが住んでいました
お爺さんは山へ柴刈りに
お婆さんは川へ洗濯にいきました
お婆さんが川で洗濯をしていますと
上流から どんぶらこ どんぶらこ…と大きな桃が流れてまいりましたので
お婆さんはそれを持って帰りました
お婆さんが包丁でバサッと切ると
中から可愛らしい男の子が出てきました
👵「あれまっ!爺さんや、桃の中からめんこい赤ん坊が出てきましたよ!」
👴「………(´-ω-`)」
👵「爺さんや…?どうしたんですか?」
👴「婆さんや…これは桃ではなくて割れ目ではないのかね…(´-ω-`)」
👵「爺さんや、何をいやらしい事を言うんですか」
👵「この物語を見ている良い子のみんなが、マネをしていやらしい事をはじめますよ!」
👴「しかし婆さんや…赤ん坊は割れ目から出てくると昔から決まっておるぞ」
👴「まさか、竹田さんとこの娘さんも竹から生まれてきたと、婆さんは本気で思っておるのかの?」
👴「ご覧なさい、婆さんや、この色といい形といい、これは間違いなく巨大な割れ目じゃよ」
👵「………(-公- ;)」
お爺さんにゴリ押しされたお婆さんは
仕方なくこの男の子を
割れ目太郎👦と名付け
自分達の子供として大切に育てました
そして立派に育った割れ目太郎は
鬼ヶ島へ鬼退治に行く事になりました
お婆さんは割れ目太郎に
きび団子を作って持たせてくれたのでした
鬼ヶ島へ行く道中
割れ目太郎はキジ🦅に会いました
🦅「割れ目太郎さん、割れ目太郎さん」
👦「キジくん、どうしたんだい?」
🦅「何か食べるモノないかキジ?」
👦「これから鬼ヶ島へ鬼退治に行くのだけれどついて来るかい?」
👦「ついて来るのなら、この腰にさげた、きびだんごをあげよう!」
🦅「腰にさげた、きびだんごより、その股にさげた、金の玉ωをくれキジ?」
割れ目太郎は金の玉ωをひとつ
キジにあげました
しばらく行くと
割れ目太郎は猿🐵に会いました
🐵「割れ目太郎さん、割れ目太郎さん」
👦「猿くん、どうしたんだい?」
🐵「何か食べるモノないかウキー?」
👦「これから鬼ヶ島へ鬼退治に行くのだけれどついて来るかい?」
👦「ついて来るのなら、この腰にさげた、きびだんごをあげよう!」
🐵「腰にさげた、きびだんごより、その股にさげた、金の玉ωをくれウキー?」
割れ目太郎はもうひとつの金の玉ωを
猿にあげました
しばらく行くと
今度は犬🐶に会いました
🐶「割れ目太郎さん、割れ目太郎さん」
👦「犬くん、どうしたんだい?」
🐶「何か食べるモノないワン?」
👦「これから鬼ヶ島へ鬼退治に行くのだけれどついて来るかい?」
👦「ついて来るのなら、この腰にさげた、きびだんごをあげよう!」
🐶「腰にさげた、きびだんごより、僕にもキジくんや猿くんの様に、金の玉ωをくれワン?」
👦「あげたいのだけど、もう金の玉ωはさがってないんだよ…」
🐶「それなら、その真ん中にぶらさがる、松茸╰U╯でいいワン!」
割れ目太郎は真ん中にさげた松茸╰U╯を
犬にあげました
松茸╰U╯を切り取った割れ目太郎の股ぐらには
切り取った跡である割れ目が出来ていました…
そうして割れ目太郎は
その名の通り
本物の割れ目を持つ
立派なニューハーフとなり
鬼ヶ島で
オカマバーを経営して幸せに暮らしましたとさ♡
めでたし めでたしヽ(=´▽`=)ノ
またしばかれたいのか
このヤロー
ヽ( ・∀・)ノ┌┛Σ(ノ `Д´)ノ
(笑)(笑)(笑)
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