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戦士の日

先日
久しぶりに友と電話で話しました(*´-`)


聞くと友のご主人が
緊急手術を受けたそうで…
今、ご主人の単身赴任先から電話している…との事でした

大変やね~(>_<)
等と話していたら

実はご主人、彼女には
手術の事、体調が悪くなっていた事、会社から救急車で運ばれていた事…
全く何も話していなかったそうで…

ご主人のご友人から連絡をもらい
やっと状態を知り
今回駆けつけた、との事…

ご主人は、何故か鼻からの出血が酷く、止まらず…
あまりに出るので鼻を抑えるとその血は口から吹き出す様な状態

詳しくはわかりませんが
全身麻酔での手術、処置になったそうです
その際、親族の同意書も必要だったのに
それすら自分一人で勝手に書いて手術に挑んでいたとか…

友が駆けつけた時は手術、処置の最中で
4時間程してからやっと会えたと…
会えた時は
普通に話も出来る状態で安堵したそうですが
結局原因はわからず、鼻の細胞を取り、原因を調べていくそうです…

しかし
どうして

具合が悪かった事を話してくれなかったのか、と…

彼女は赴任先のご主人のマンションの部屋の光景を見て
ショックを受けたそうです

部屋は洗面台から、壁から、布団から
あちこち血だらけで…

一人で怖かったろうに

辛かったろうに…

『恐らく持病のある貴女を心配させまいとして
黙っていたのだと思うよ…』

マタギだけならず
その連絡をくれたご主人のご友人も同じ事を言っていたそうですが…
彼女の言葉には
何処か『私に頼ってくれたって良いのに…夫婦でしょ!?』
そんな想いが見え隠れしていました


ご主人の気持ちもわかる
けれど…

些細な事ではない、大ごとな事のに
まして無事に手術を終えて会えたから良かったものの
もしもの事だってあるのに、それでも一人黙って耐えるのかしら…

そんな時こその
家族なんじゃないの??

友との電話を終えて
一人考えていると
ふと、数年前の事を思い出しました


数年前
父親が自室で作業中に
誤ってカッターナイフで足の甲の動脈を切りつけ
三針縫う怪我をした事がありました

その日は夏の暑い日で
半ズボンスタイルなのに珍しく靴下を履いているな…と思っていたんです
聞くと『足が冷たいから…』と、言っていたのですが
実は違ったんですね

夕飯の支度中
リビングで父親がテレビを観ていたかと思うと
いきなり急いで部屋へ…

最初はマタギも調理中で気づいていなかったのですが
ふと廊下に目が行った時に
数滴の血痕を見つけました

『え!?』

急いで父親の部屋へ行くと
父親の足の甲から血が溢れてきているのを必死で荷造り紐で縛り止血しようとしているではありませんか!?(゚Д゚ ||)
父親は心臓病を患っていた為に血をサラサラにする薬を服用していました
そのせいもあるのか辺りは血だらけ…

当初、その時に怪我をしたのかと思ったのですが
聞くとその傷は、既に午前中に出来ていたもの…
一時は自分で足を縛り出血が治まったので靴下を履いて傷をふさごうと考えていたようです(>_<)

とにかく病院へ…
タクシーを拾おうと外へ飛び出したものの
直ぐにはつかまらないのでその場で救急車を呼びました

けれど
プロは違いますね(*´-`)
救急隊の方は
父親が必死で縛ったにも関わらずまだ流れ続ける傷口を
しっかり止まる様に縛り直してくださって…
救急車の中でその一部始終を見ていたマタギは感動した記憶があります

その日は病院で三針縫う処置をしていただき
タクシーで帰宅…

けれども
そんな事になっていた事を全く知らなかったマタギ

同じ家に住んでいるのに…(+_+)

なんで、言ってくれないの?

そのまま
その傷を隠し通すつもりだったの?

今回綺麗に処置をしてもらったから良かったけれど
もし、放置して化膿でもしてきたらどうするの…?

何故言わなかったのか
そして、普段から危なっかしい状態で作業をしている父親に
『畳や机なら傷つけても構わない、けれど二度と危ないやり方はしないで!』
と、叱りました


その時の事を
当時、某Lブログの他に
もうひとつ記事を書いていたGブログの方に書いたんですね

すると
ある方からこんなコメントを頂きました

『マタギさん、父親ってのはね
そんなもんなんですよ、俺もやっぱり、同じように一人で耐える…』

その時は
そうなんだ…(*゚Д゚*)と思いながらも、やっぱり納得出来ない想いも残しながら…
な、記憶がありました


今回、友のご主人の話を聞いて
父親の怪我の事を思い出し

改めて気づかされたかなぁ…

皆さんそうではないと思うけれど
既婚者、独身者関わらず
男の人って、そうやって
一人耐えるんだなって…

女性はよく
一日の出来事を帰ってきたご主人に聞いてもらいたい

でも男性の場合は
聞いてもらいたいというより
会社で起きた大変な事や辛かった事を
奥様に聞いてもらいたいんじゃなくて
いっときだけでも
奥様の笑顔を見て忘れさせてくれればいい

病や傷は
迷惑かけない様ひとりでじっと耐える

野生動物の様に…


孤独の中で
日々戦い続ける戦士


それが良い事、悪い事は別として
男性の心の内を
この歳になってやっと少しはわかる様になったのかな…

そんな出来事でした(*´-`)


6/16
今日は父の日
ううん、戦士の日(*´-`)

職場や、世の中で
日々戦い続ける沢山のお父さん、
そして戦士の皆さんに
伝えたい

いつもご苦労様です

そしてありがとうございます(。-人-。)









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