【デッキレシピ】ソルガレオGXアローラキュウコンGX【SM1~SM11】
はじめまして、たなかと申します。
名古屋でポケモンカードをやっております。
今回初めてnoteの記事を書かせていただきます。
よろしければご覧ください。
はじめに
今回の記事では私が最近気に入って使っているソルガレオGXアローラキュウコンGXのデッキを紹介したいと思います。
このデッキはフェアリーライズでアローラキュウコンGXが登場し、特性「ふしぎなみちびき」によってふしぎなアメなどを手札に集めやすくなり、強力な2進化ポケモンである2種類のソルガレオGXを容易に立てられるようになったことから、使われるようになりました。
また、超爆インパクトで登場したウツギ博士のレクチャーによって、コスモッグやアローラロコンといった進化元を並べやすくなったことも、このデッキの後押しをしていました。
そして、ミラクルツインと同時に発売されたスターターセットで、このデッキをさらに強化するカードが登場しました。
それが、プレシャスボールです。
このカードはレシリザやルガゾロに採用され、今月開催されたPJCSでも大活躍しましたが、このデッキの核である2種類のソルガレオGXやアローラキュウコンGX、そしてカプ・テテフGXも手札の消費なしで持ってくることができるため、このデッキととても相性が良いと思いました。
以前ソルガレオGXのデッキをよく使っていた(シティリーグシーズン1とチャンピオンズリーグ新潟でソルガレオGXジラーチを使用しました)こともあり、今回このデッキを作成するに至りました。
デッキレシピ
ポケモン 18
コスモッグ(はねる) 2
コスモッグ(コスモガード) 2
ソルガレオGX(メテオドライブ) 2
ソルガレオGX(ターボストライク) 2
アローラロコン(みちしるべ) 3
アローラキュウコンGX(ふしぎなみちびき) 2
ミュウツー&ミュウGX 1
カプ・テテフGX 2
ディアルガ 1
ダダリン(はがねつかい) 1
グッズ 18
ハイパーボール 4
プレシャスボール 4
ふしぎなアメ 4
レスキュータンカ 1
フィールドブロアー 1
まんたんのくすり 1
リセットスタンプ 1
こだわりハチマキ 2
サポート 11
シロナ 4
グズマ 3
ウツギ博士のレクチャー 2
リーリエ 2
スタジアム 2
トキワの森 2
エネルギー 11
基本鋼エネルギー7
基本フェアリーエネルギー1
ダブル無色エネルギー3
カード解説
コスモッグ(はねる) 2
コスモッグ(コスモガード) 2
コスモッグはこれまでに4種類(イラスト違いは除く)登場しているが、今回は「はねる」と「コスモガード」のコスモッグを2枚ずつ採用した。
スターターにプレシャスボールと同時収録された「はねる」のコスモッグはHPが40しかないが、にげるが0となっている。
にげるが1のコスモッグがバトル場スタートしてもエネを貼って逃げてアローラロコンの「みちしるべ」に繋ぐことができるが、このコスモッグだと逃げてもエネをキープすることができ、2ターン目に「ターボストライク」をより打ちやすくなるため、採用した。
「コスモガード」のコスモッグはベンチでワザのダメージを受けず、1ターン目のウツギ博士のレクチャーで出せると強いため、採用した。
ソルガレオGX(メテオドライブ) 2
ソルガレオGXその1。
「メテオドライブ」は230ダメージ出すことができ、1進化GXであれば大体ワンパンすることができる。
また、「メテオドライブ」+こだわりハチマキ+ダダリンの特性「はがねつかい」で270ダメージ出すことができ、大抵のTAG TEAM GXをワンパンすることができる。
特性「ウルトラロード」は毎ターン使えるポケモンいれかえで、2ターン目にワザを打ちにいくときやグズマを使った後も同じポケモンでワザを使いたいときなどに便利。
「ソルバーストGX」も山札から5枚までエネルギーを選んで好きなように貼ることができる強力なワザ。
ソルガレオGX(ターボストライク) 2
ソルガレオGXその2。
「ターボストライク」は120ダメージを与えつつ、トラッシュにある基本エネ2枚をベンチポケモン1体につけることができる強力なワザで、最近ミュウツー&ミュウGXを中心としたデッキでも採用されている(どこかのカードショップがTwitterで「ターボストライクのワザマシン」という表現をしているのも見かけた。笑)。
特性「かがやくたてがみ」は自分のポケモン全員の弱点がなくなるというもので、アローラキュウコンGXやミュウツー&ミュウGXの弱点まで消せる優れもの。
「プロミネンスGX」もバラマキ系のデッキに対して威力を発揮する。
どちらのソルガレオGXも場に出したいため、2枚ずつの採用。
アローラロコン(みちしるべ) 3
「みちしるべ」がとにかく強力。
後攻となった場合は1ターン目に「みちしるべ」を打てるようにしたい。
1ターン目に2体用意したいので、サイド落ちケアで3枚採用。
アローラキュウコンGX(ふしぎなみちびき) 2
特性「ふしぎなみちびき」によって、ソルガレオGXを立てるのをサポートしてくれる。
2ターン目にプレシャスボールやふしぎなアメ、中終盤にそのとき必要なピン刺しグッズを持ってくるために使うというイメージのため、2枚採用。
たまにワザも打つ。
ミュウツー&ミュウGX 1
特性「パーフェクション」によって、ソルガレオGXやアローラキュウコンGXのワザを使うことができる。
鋼エネ2枚とフェアリーエネがつくと、ワザを打ち分けることができてとても楽しい。笑
中終盤に出して使うというイメージのため、1枚のみの採用。
新弾バトルに出るために入れたというのは内緒。笑
カプ・テテフGX 2
1ターン目にウツギ博士のレクチャーを打つために採用。
2ターン目以降にドロサポやグズマを持ってきたいときもある&サイド落ちケアのため、2枚の採用。
ディアルガ 1
GXポケモンしかアタッカーがいないと、フーパやアローラキュウコン、ケルディオGXで詰んでしまうので、サブアタッカーとして採用。
「ときをけずる」は相手のバトルポケモンを退化させるワザ。
「パワーブラスト」+こだわりハチマキ+「はがねつかい」でケルディオGXをワンパンできる。
ダダリン 1
特性「はがねつかい」によって、自分の鋼ポケモンのワザのダメージが+10される。
これによって、
・「メテオドライブ」+こだわりハチマキ+「はがねつかい」= 270ダメージ
・「ターボストライク」+「はがねつかい」= 130ダメージ
出せるようになる。
サイド落ちすると困ることもあるが必要ないことも多く、バトル場でスタートしても困るので1枚のみの採用。
ハイパーボール 4
プレシャスボール4
1ターン目に「ワンダータッチ」からウツギ博士のレクチャー、2ターン目に「ふしぎなみちびき」からソルガレオGXを立てるというのがコンセプトのため、何でも持ってこれるハイパーボールとGXポケモンなら何でも持ってこれるプレシャスボールを全力で4枚ずつ採用。
プレシャスボールを2枚にしたこともあったが、1ターン目にウツギ博士のレクチャーを打つことがあまりできなかった。
ふしぎなアメ 4
2ターン目にソルガレオGXを立てるための必須パーツ。
3枚にしたこともあったが、最初の手札にあると2ターン目にソルガレオGXを2体立てることも可能になるので、これまた全力の4枚採用。
レスキュータンカ 1
保険としての1枚採用。
ミュウツー&ミュウGXのおかげでソルガレオGXがトラッシュにあってもそのワザを使うことができるため、2枚は不要。
フィールドブロアー 1
無人発電所を割るために1枚採用。
その他の厄介なポケモンのどうぐやスタジアムを割るのにも使える。
まんたんのくすり 1
「メテオドライブ」を打って相手の攻撃を耐えた返しに使えると強いが、HP250でもワンパンされることがあるため、1枚の採用。
リセットスタンプ 1
このデッキ唯一の手札干渉カード。
1枚のみの採用のため、大事に使いたい。
こだわりハチマキ 2
TAG TEAM GXを相手にしたときに
・「メテオドライブ」+こだわりハチマキ+「はがねつかい」= 270ダメージでワンパン
・「ターボストライク」+こだわりハチマキ = 150ダメージでツーパン
でサイドを取り切りたいため、2枚の採用。
シロナ 4
標準的なドロサポとして、4枚採用。
グズマ 3
標準的な3枚採用。
できれば低HPのポケモンに対して「メテオドライブ」を打つのは避けたい。
ウツギ博士のレクチャー 2
絶対に1ターン目に打ちたいサポート。
サイド落ちケアで2枚採用。
リーリエ 2
1ターン目にウツギ博士のレクチャーを使わずともポケモンが並んだときの別のサポートの選択肢として採用。
2ターン目以降でもアメ等をキープしつつ縦引きできるので、2枚採用。
トキワの森 2
特に1・2ターン目は手貼りすることが大事なため、採用。
無人発電所を割ることも大切な役割。
相手にも利用されることがあるので、2枚とした。
基本鋼エネルギー 7
これくらいあれば大丈夫だろうという枚数。
基本フェアリーエネルギー 1
アローラキュウコンGXがワザを打つために採用。
サイド落ちケアのために2枚欲しいが、そこまでアローラキュウコンGXでワザを打つ頻度が多くないため、1枚とした。
ダブル無色エネルギー 3
手貼り1回で「ターボストライク」を打つことができるため、採用。
本当は4枚欲しい。
デッキの動かし方
カード解説のところでも書いてきましたが、
1ターン目:
ウツギ博士のレクチャーでコスモッグやアローラロコンを並べる
2ターン目:
アローラキュウコンGXの「ふしぎなみちびき」を使用してプレシャスボールやふしぎなアメをサーチし、ソルガレオGXを立てて「ソルバーストGX」や「ターボストライク」を使っていく
3ターン目以降:
「メテオドライブ」等でポケモンを倒していく
というのが基本の動きとなります。
1ターン目にカプ・テテフGXからサポートを持ってくることはできるが、2ターン目に打つドロサポがないという場合もあるかと思いますが、2ターン目にソルガレオGXが立つ見込みがあり、かつ「ソルバーストGX」か「ターボストライク」を打てる見込みがある(すなわちエネルギーがある)という場合は、1ターン目にウツギ博士のレクチャーから入っても何とかなる場合が多いように思います。
入れ替え候補のカード
ここでは入れ替え候補となり得るカードを紹介します。
ルカリオ&メルメタルGX
非GXに150ダメージを出せるようになる。
「フルメタルウォールGX」も強力。
ソルガレオ(シャイニングアロー)
非GXのソルガレオ。
「シャイニングアロー」で170ダメージを出すことができる。
また、「にちりんのキバ」でベンチ狙撃もできる。
ヒードラン(鋼)
非GXのサブアタッカー候補。
130ダメージ出すのに必要なエネルギーはディアルガよりも少ないが、その際にトラッシュするエネルギーはディアルガよりも多いため、連発はしにくい。
ジラーチ(ねがいぼし)
中終盤のリセットスタンプに多少強くなる。
「ウルトラロード」とも相性が良い。
マーシャドー(リセットホール)
無人発電所を割るための手段の1つ。
「レッドナックル」でアーゴヨンやマッシブーンをワンパンできるのも良い点。
ネストボール
ウツギ博士のレクチャーでは持ってこられないダダリンやディアルガを持ってくるのに便利。
ポケモン通信
比較的ポケモンが多いデッキなので、有用かもしれない。
鋼鉄のフライパン
メタルゴーグル
メタルコアバリア
鋼ポケモンが受けるダメージを軽減するポケモンのどうぐ。
今回はTAG TEAM GXを倒すことを優先して入れていないが、枠があるならば入れたい。
マサキの解析
アローラキュウコンGXを立てられなくても、ソルガレオGXに繋げられる可能性が高まる。
次のサポートに繋がる可能性があるのも良い。
ハンサム
ハンサムホイッスル
「ふしぎなみちびき」からドロサポに繋げることができる。
テンガン山
トキワの森だと相手に利用される可能性が高いので、それを嫌うならばテンガン山でもいいかもしれない。
超ブーストエネルギー
ソルガレオGXが3体立っているならば、即座に「メテオドライブ」を打つことができる。
おわりに
このデッキは特に環境を意識して作ったわけではなく、「プレシャスボールと相性良さそうだし、またソルガレオGXのデッキを作ってみようかなぁ」という割と軽い気持ちで作成しました。
なので、「何が何でも勝ちたい!」と思っていたわけではないのですが、結果として新弾バトルで2回優勝することができたので、とてもうれしく思っています。
https://twitter.com/TCGShopPhase/status/1138784369101877248
https://twitter.com/TCGShopPhase/status/1143868399295950849
他の2進化GXのデッキも同じような感じで組めると思いますので、皆さんも2進化ポケモンがどんどんと立っていく様子を体感していただければと思います。
とても壮観です。笑
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。