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リモ宅の記録簿 Vol,06/1 『リテイクしていく』の巻

リモート宅録の記録簿 第06回/1曲目

先ず最初に

前回お伝えしましたように
よしろー注文のリンゴスター風ドラムフィル
これを録って差し替えるリテイク作業をしました
音符的には ♬♪ ♬♪ という2拍分2か所で
録り直した音も ♬♪ ♬♪ と音符的には変わりませんが
片手で交互に打っていたのを両手打ちに変えました
単純ですがなかなか難しいのです(僕にとっては)

最初は[ Listen in browser]を
2回目からは(▶)を押して聴いてね

前半が修正前 後半が修正後

このようにリンゴは確かにやってます

ドラムの一部分だけの録り直しなので
以前録った音と違いがない様
マイクセッティングも慎重に
以前録った時と同じようにしたつもりですが
録ったものを比べるとやはり音場がなんか違う
ただ2拍分という短さですので
そこは長年培ったミキシング力で
なんとなくごまかせたかな

さて今回のリモ宅記録簿

Vo,05から少し時間が経ってしまいました
上記の様な事をしていたというのもありますが
何よりも今回からやっと歌録り
それが主な遅延の原因であります
歌録りだとなぜ時間がかかるかというと
最大の元凶は単純明快
僕の歌が下手だからであります!
時間がかかるんですよ僕の歌録りは

歌ってのは頑張ればある程度は鍛えられます
練習を続けコツを習得しないよりは
当然した方が上手くなります
んじゃ同じ練習量と努力で
MISIAやAdo 玉置浩二や米津玄師と同じように
全員上手に歌えるかというとそうはいきません
なんと言うか神に選ばれなかったとでも言うか…

僕の場合も

イメージはあるのにその通りには歌えないし
録音された自分の歌に絶望を感じながらの録音は
もう苦行だと思ってやっています
何度も何度も自己リテイクの嵐
前世できっと何かやらかしたんだと…
当然録りに時間もかかりますが
手頃に諦めるのも重要な判断のひとつです

その点くわはらよしろーは違いますよ
彼は僕と違って選ばれし者!
プロとして多くのレコーディングにコーラスで参加し
三面六臂 の大活躍でしたからね
大変心強いのです
ですので今回彼は必然的に歌う箇所も多くなります
(今後も)

この曲は

二重旋律と3声コーラスが歌録り箇所です
デモ音源にはありませんでしたが
コーラスアレンジは既に出来ていますので
これを忠実にやるのみです

そして初めて新しい歌詞を歌う訳ですが
歌詞を作る際に細心の注意を払って作っているので
メロディーに乗らないとか
歌ってみると意味が通じにくいという箇所は
まぁほとんど無いのではありますが
一応その辺りもチェックしつつ
歌いにくいところや
もっとこう歌った方がいいとか
歌詞自体を変更とか
再度歌詞をチェックするつもりで録ります

するとやはり細かいところではありますが
歌詞を何カ所かリテイクしました
他にも歌い方をどうするか
最終チェックを兼ねて細部まで見ていきます
もうこれを逃すと記録されてしまうので
後には戻れませんからね
録った後からしまった!あーしときゃよかった!
と言ってもAfter the festival!!

今回も先ずよしろーが旋律1をひと通り歌って
それに合わせ僕も旋律2を歌いましたが
歌い方のちょっとしたズレを合わせる為
最初のよしろーの旋律1を再度歌い直す
リテイクという事になったのです
でもよしろーパートがマズかったのではなく
よしろーが僕の歌い方を真似て歌い直すという事
これをちゃんとやっておくと
ハモリ具合が全然違ってきます
歌の技術がなければできません

歌い直すならついでにここもあそこも直そうとなって
歌詞も歌い回しも変わりますので
結局僕の歌ももう一度歌い直す事になり
それもリテイク待ちという事になりました
しかしお互い仕事も家庭もあるので
日程もなかなか難しくそんなこんなで
時間がかなりかかっているという事なんです
ですのでまだ録音出来ておりません
ゴメンナサイネ
歌パートは次回お披露目できるでしょう
(ちょっとお時間いただきます)

それから

ギターソロパートの箇所で
お互い色々イメージが湧いて来まして
SE(Sound Effect 効果音)を入れる事になりそうです

当初僕が大音量のギターアンプノイズや
ハウリング音とぎこちないギタープレー的な
アマチュア下手くそバンド空間を創出しよう!
などと思って少しやってみましたところ
やはり下手くそというのはちょっとマズくって
このアイデアは自己却下

次にBeatlesの楽曲Tomorrow never knows の
海猫が鳴いている的な音と独特なドラムフレーズ
これを再現しようとやってみましたが
よしろー曰く混沌とはしているが それが?
ということでさてどうしようかなと保留

そしてよしろーが持って来たアイデアは
ライブ的大歓声の中に
我々が中2だった時の本当のデモテープの音を
ほんの少しだけ混ぜるといった感じ
これは実際に音を重ねてみて聴いて決めます

さてどこに落ち着くのか
今は大変おとなしいギターソロパートですが
歌やコーラスと共に
結果どうなるか次回以降を乞うご期待下さい!