3度目のフルマラソンに向けて
今度の日曜日は勝田全国マラソン。
ぐんまマラソンはそれなりに自信をもって臨んだけど、見事に撃沈した。マラソンに対して難しさを感じ、ダニングクルーガー曲線のばかの山を越えて、今まさに絶望の谷にいる気がする。
この2.5カ月は、私生活の忙しさもあったりで満足な練習が出来たとは言えないが、気温が下がってきたことにより、ペース走はやりやすくなり、心拍も下がり、走れている感覚にはなっている。ぐんまの前までは速く走ることばかり気にしていたが、最近は余裕を持って走ることに重きを置いているので、Mペースでの30km走やMペース-15秒での10km走などを、心拍的には余裕を持ってこなせている。
今までの長距離、長時間走ったときに、自分が失速するのは、脚攣りや肉離れのような筋肉系の痛みで、失速と言うよりストップするような状態になっている。マラソン後半に筋疲労で身体が動かなくなってきた状態で、無理やり動かしてペースを維持しようとすると、心拍があがっていく。COROSによれば167bpmが自分の閾値心拍数であるため、ここ越えるとレッドゾーンとなり、もう余命幾ばくもない状態となる。
ぐんまのときのデータもまさにこの状態で、30km付近でレッドゾーンに突入して、そこから約5kmをペーサーの後ろで粘るも、脚攣りで終了した。なので、初歩的な管理ではあるが、心拍がレッドゾーン突入前にペースを落とす作戦でいくこととする。もちろんその前提は30kmの通過時間が2時間5分未満か、32kmの通過時間が2時間14分未満。そこまで粘れれば、残りの10~12kmが4:30/km付近でもサブ3となる。
ロードバイクでのレース経験から、力尽きるまで出し切ることが染みついてしまっていて、疲労や痛みに対しては多少強いのかもしれない。辛い状況で我慢出来ることは、ストロングポイントではあるものの、それで身体が悲鳴を上げて脚攣り肉離れして、ストップしては元も子もない。今の自分のマラソンに対してのボトルネックは、筋疲労になっていることを自覚して、自分の身体をマネージメントすることが今回の最優先事項。