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いま一番自由な時間
冬より夏が好きですが、
布団から出にくくなるこのあわいの時期は、
非常に元気が出ます。
中学生以来かと思いますが、
15時まで眠るという暴挙を行ったりと、
非常に元気です。(眠る元気!)
これだけ眠れるのも何故かというと、
さいきんは目が覚めている間、
ひっきりなしに動いています。
ほんのすこし忙しくなったという事もありますが、
動けるから動いてる、と言った方がしっくりきます。
ほぼAUTOです。
ダイチャリ、というサービスを半年くらい使っています。
通勤や休日のちょっとした移動に便利です。
だいたい30分130円でレンタルできます。
目的地のスタンドを選択し返却予約を済ませたら、
ひたすら自転車を漕ぎます。
自転車移動が好きです。
車移動も好きです。
移動している実感があるから、
心が自由になります。
電車は待っている時間に、
流れを塞き止められているような気がして、
ソワソワします。
(新幹線は速すぎるので好きです)
一昨年に、
日本橋から熱海まで歩き続けたことがあります。
すごく良かったです。
信号を抜きにすれば体の自由が利く限り、
延々と前に進めます。
28年間生きてきたなんとなくの実感として、
幸福と暇って案外と遠い距離感にあるんだろうなって、
思います。
夏に
「それいゆ」少年王者舘
を見ました。
天野天街さんの演劇は映像でしか見たことがなく、
今回初めて生で見ました。
名古屋出身の素晴らしい演出・脚本家でしたが、
今年の夏に亡くなってしまいました。
夏が終わるな~っと思っていたら、
ふと思い出したので日記にしておきます。
死とか夢とか、
創作のテーマとしてありきたりだと思いますが、
ここまで実直に向き合わされるとくだらないことは考えられなくなりますね。
作品としてはミニマルミュージックのような感じで、
同じイメージが少し変化をつけて何度も繰り返されます。
気づくと話が進んでいて、
最初いた場所と違う場所に立っています。
こんな感じです。
このどこか、から、どこかへ行く、ということが、
重要な気がしました。
ともすれば、
書いている本人さえ分かっていないよう奔放さ。
現代の創作を支える基盤は、
当てどない欲求というものを受け入れてくれるだろうか、と思うと、
すこし寂しい気持ちになります。
(わがままでしょうか)
ダイチャリは返却場所を予約しますし、
遠くまで歩いてもその先に宿を予約していましたので、
結局どこに向かっているかよくよく分かってしまっている毎日です。