【セリエA開幕】FC24 サンプドリア監督キャリア⑱【1-5節】
いよいよ(不安の残る)プレシーズンが終わり、1部での戦いが始まります。
今回は1-5節をお届けしますが、まずは5節で勝ち点5を目標にしたい。
セリエA1節vsウディネーゼ(H)
○2-1
セリエAの開幕戦はウディネーゼとの対戦。結果は2-1と復帰早々の勝利となった。
この試合、内容もとても良くボール支配率62%と自分たちでコントロールして試合を進めることができ、攻め急ぐこともせずジワジワと攻め込んでいく理想のサッカーをすることができた。
MOMはキャプテンマークを巻いたブラシャナツ。ムッル、ヴェッレと先発にいなかったので腕章を巻いたが、ボールは取れる、自分は取られないという基本的なところであるが圧倒的な個の力を示してくれた。
FWで先発したマンも1ゴール1アシストと1部でも通用することを早速示した。
IN
○アーサー・オコンクウォ←アーセナル(ENG1部/1年/ドライローン)
名門アーセナルから若きGKをレンタルで獲得。
立ち位置としては2ndキーパーとなるが、ゴッリーニにトラブルがあれば十分に代わりを果たせると期待している。
セリエA2節vsローマ(A)
○2-1
まさかの開幕2連勝。ブラヒム,ジョエリントン,ヨビッチら擁するローマにだ。
この試合輝きを見せたのはクトローネ。シュート2本で2点取る決定力はもちろんだが、余裕のある状況でシュートを打てるようなポジショニングが光った。また、マンはこの試合は2アシスト。開幕戦から引き続き、ここまで全ての得点に絡んでいる。
セリエA3節vsジェノア(H)
●2-3
久しぶりのジェノヴァダービーは敗北となってしまった。
ヴェッレが今季初先発。プレースキックを含めてゲームメイクを期待した。
しかし、キックオフからそのままゴールを決められて出鼻をくじかれる展開に。試合を通じて相手の直線的な攻撃に苦しめられた。
また、ペルマールが負傷交代したのも痛かった。3ヶ月の離脱。
ダービーということで負けは負け以上では無いのだが、この試合もマンは2アシスト。ちょっと図抜けている。月間MVPもあるかもしれない。
セリエA4節vsフィオレンティーナ(A)
△2-2
この試合ではベテランのボリーニとヴェッレを2列目で起用。相手のプレスが強いことが予想されていたのでそこでタメを作ることを期待していた。
しかし、全くボールを前に進められず。ボリーニ、ヴェッレもボールロストが多く制裁に欠いた。相手のミスに救われたが、前半だけで4-0とかでもおかしくなかった。
しかし、綱引きで自分の土俵に持ってこれるだけの瞬間火力があるのがこのチームの強み。マカティー、ダンカン、アバーテと異なる強みがある選手たちを投入すると試合は徐々にオープンな展開に。
84分に再度突き放されるも最後は小気味よいショートパスから最後はなぜかそこまで上がってきていたトルナリガにスルーパスが通り、冷静に沈めた。(なぜそこにトルナリガ。)
セリエA5節vsボローニャ(H)
●4-5
前半と後半で大きく変化した試合。
前半は幸先よく先制するも相手はチャンスでことごとく決めきり、前半だけでなんと1-5。相手の試合だな〜しょうがないなという感じ。
怒りの3枚替えからオープン上等にするとカウンターが面白いように決まるようになり、1点差まで追い上げることができた。
ラストプレーのヴィリオーニのシュートはクロスバー直撃で惜しかった。
MOMは2ゴール1アシストのアバーテ。この試合のアバーテは本当にメッシだった。ヌルヌルドリブルで抜けるし、エグいパスもガンガン通った。2ゴールはどちらも単独で中央をドリブル突破し1人で決めきった。
結果は負けだがエンタメとしては120点のゲームだったのではないか。
5節終了段階で2勝1分2敗の勝ち点7で9位という成績。ゴール数は12でミランと並び1位。失点数も12でワーストタイ。極端で愛すべきチームである。
相手の面々を見てもこの成績は全然悪くないので、この調子でまずは早く残留を決めたい。
少し短いですが今回はここまで。次回は今季ともに戦う選手たちを紹介していきます。
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