【初心者起業家必見】M&Aやファイナンスに関する専門用語を分かりやすくまとめました!②【M&A仲介、レーマン方式とは】
今回は、「M&A仲介業」に関する用語を解説していく。
金融やこの界隈では、沢山の横文字が並び、まず間違いなく初心者が躓くのが用語の意味分からない問題である。
こちらのシリーズでは、代表的な専門用語をいくつかピックアップして解説していく。一つずつでも覚えて使えるようになると嬉しい!
※定義は様々なので、スタートアップ目線で説明する。
1、M&A仲介業
例:初めての売却なのでM&A仲介の会社を使おう。
M&A仲介というのは、売却したい側の企業と買収したい企業をマッチングやアドバイザリーサポートし、その手数料を頂くビジネスである。
M&A仲介企業を使うことで、初めての経営者でも安心して売却や買収に取り組むことが出来る。
M&AアドバイザリーやFAと呼ぶこともあるが、彼らとの違いは片方の企業だけではなく、両方の企業に対して、アドバイザリーをすることである。
M&A仲介の会社では、TOP企業は、東証一部上場している会社も多く、業績も伸びている。
また、利益率が高いため、メガベンチャー企業も続々と新規事業として参入してきている。
今後は、後継者不足であったり、企業成長を促進させるための手法としてM&Aが増えていくと見込まれているので、このようなM&A仲介業もより増えていくと考えられる。
2、レーマン方式
例:あのM&A仲介会社はレーマン方式で成功報酬を算定している。
レーマン方式とは、M&A仲介における手数料を算定する一般的なやり方。
株式価額や移動総資産(株式価格+負債総額)に対して、決められた割合で計算することになる。
取引金額に応じて大きくなるほど、手数料率が下がるのがレーマン方式である。
ちなみに、レーマン方式の「レーマン」とは、ドイツの経営学者「レーマン」のこと。彼の学説を応用した成果配分方式なので、レーマン方式と呼ばれる。
まとめ
M&A業界で増えているM&A仲介業についてイメージが湧いただろうか。
業界構造や用語に関しては分かりづらいので、一つずつ覚えていってほしい。
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