【平均年収2,000万円超え】M&Aキャピタルパートナーズについてまとめてみました!【M&A仲介を目指す学生必見】
就活中の学生なら、一度は見たことのある年収ランキング、この中で平均年収2,000万円以上を安定して出し、ここ数年TOPを取り続けている会社「M&Aキャピタルパートナーズ」とはどんな会社なのか。
もちろん、外資系企業のGAFAなどで同じくらいの水準はあるかもしれませんが、M&Aキャピタルパートナーズも含めて、日本国内でほぼ抜きん出ている業界が「M&A仲介」です。
何故、安定してこんなに収益が出ているのか、またちゃんとした会社なのかなど気になることを深堀していきます!是非、就活や転職を控えている方は参考にしてください!
※内容はIRやWEBページよりリサーチしています。
1、会社概要
創業:2005年10月
上場:東証一部
売上:125億9,200万円
経常利益:58億5,500万円
従業員数:連結169名 単体98名
※2019年9月期情報を参考
なんと未だ創業15年ほどの会社でした。
東証一部上場もしているので、市場からの信頼もある会社ということですね。それにしても利益率が、50%近いのは強い・・!!
事業は、M&Aの仲介事業ですね。
どんなビジネスモデルかというと、一言でいうと、売買をしたい企業同士のマッチングサポートをしています。
簡単に説明すると、以下のAとBのマッチングをするということです。
A:売却希望側の企業
(ニーズ)
・後継者問題:社長の高齢化、後継者がいない。
・事業の不確実性:競合との資本格差、市場の激化。
B:買収希望側の企業
(ニーズ)
・既存競合企業との差別化
・グローバル競争
・営業拡大
M&Aキャピタルパートナーズでは、
AとBに対してのアドバイザリーサービスを提供し、株式や事業の譲渡サポート、また資金提供が滞りなく行われるようにします。
つまり、ニーズの合う企業同士をマッチングした時の手数料で利益を上げているということですね。
※以下の動画も分かりやすかったです!
2、M&A仲介業界の可能性について
ビジネスモデルについては、分かったかもしれませんがそんなにニーズがあるのって部分も説明していきます。
市場規模についてですが、
日本の中小企業数が、380万9,000社に対して、帝国データバンクによると、約3割の企業は「後継者不足」を理由に廃業を危惧しているという。
現在の、社長平均年齢も約59歳と言われていて将来的な後継者不足での廃業はもっと増えていくと考えられます。
そうした中で、国内でのM&Aの数も2009年頃のリーマンショックや2011年の関東大震災で落ち込みはしたが、順調に増えてきている。
下図は、M&Aキャピタルパートナーズのグループ企業レコフ社から引用したものです。
今回の2020年のコロナショックで一時また凹むかもしれないが、基本的にはM&Aの市場規模は伸びていくと考えられます。
3、なぜM&A仲介の中でもM&Aキャピタルパートナーズが成長しているのか
上記IRの説明資料も参考にして考えてみると、2019年9月期は596件のM&A成約をしていると見受けられます。ということは、従業員が約150人なので、大体1人が年間4件のM&A案件を成約しているということですね。
M&Aの案件はかなり億を超えてくる為、難しいのはイメージ通りだと思います。その中で何故M&Aキャピタルパートナーズは勝てるのか。
優位性としていわれているのは、
企業価値算定・着手金・月額報酬費用負担なし:成果報酬型
※基本合意契約をするまでは費用かからない
です。クライアントのことを考えた報酬体系を考え始めたんですね。
他の会社だと、企業価値算定や着手金で結構かかる会社もあるそうです。
ちなみに手数料体系も他社と違い、「レーマン方式」だが株式価額ベースの成功報酬方式をしています。
※一般的には「レーマン方式」では移動総資産ベースで方式が使われることが多いです。
(レーマン方式)
取引金額:手数料率
5億円以下の部分:5%
5億円から10億円以下の部分:4%
10億円から50億円以下の部分:3%
50億円から100億円以下の部分:2%
100億円超の部分:1%
例:株価5億・負債15億の企業のM&A
M&Aキャピタルパートナーズ:株式価額ベースで手数料の算定
株式価額5億なので5%、手数料は2,500万円。
競合他社:移動総資産ベースで手数料算定
移動総資産20億なので5億までは5%+5億から10億までは4%+10億以降は3%、これ等を合わせて手数料は7,500万円。
★これによって、5,000万円の差が出ました。意外と違いありましたね。こういう部分で選ばれていることもあるのでしょう。
あとは、個人的に業界内のブランディングとして、
・東証一部上場企業のブランド
・営業をきちんとやってネットワークを開拓している
・グループ会社レコフなどのデータベース
・メディア作成などのマーケティング
などもM&Aキャピタルパートナーズ独自の魅力・強みかなと思います!
4、組織・仕事の内容など
応募資格
大学卒業以上
【中途採用】
1. M&A業務未経験者
金融業界での営業経験2年以上であり営業成績が顕著な方
2. M&A業務経験者(部長職または部長候補者)
M&A案件のソーシングおよびエグゼキューション等の実務経験があり、
複数の案件成約に携わった経験をお持ちの方
勤務地
東京都千代田区丸の内一丁目9番1号
グラントウキョウノースタワー38階
M&Aキャピタルパートナーズ本社
※但し、将来拠点拡大による転勤の可能性あり。
交通
JR東京駅より徒歩約1分(駅直結)
勤務時間
8:00~17:00(実働8時間)
給与
固定給+インセンティブ+業績連動賞与(年2回)
※固定給については、前職の給与・実績等を考慮した上で当社規定に基づき決定致します。
※インセンティブについては上限の無い支給となります。
はい、ここまで書いてきて興味を持った方も多いかと思います!
がしかし、上記を見てわかる通り、実は新卒採用は基本していないのです。
そんな訳で、M&Aキャピタルパートナーズを目指す学生は、まずは証券会社や金融系などで勤めることをお勧めします。
まとめ
今回の記事で、少しでもM&A仲介の会社のイメージがつかめたのならうれしい。普通に学生生活を過ごしていると、なかなか知ることのない職業なので、是非気になる人は自分のキャリアプランの選択肢に加えてほしい。
【M&AGAZINEについて】
『M&AGAZINE』は、「ファイナンスやM&Aなどの知識に関してカジュアルに学びたい。知識がもっと欲しい。」という方の為の最初の一歩となるフィンテックメディアです。
・起業家、経営者
・スタートアップメンバー
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など
上記の方々を中心に、全ビジネスマンに見て頂きたい内容になっています!
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