5分で読める、オンラインオンボーディングのある日常【ある会社への支援一例付】
新型コロナウィルスの影響が終わらない中、採用や事業拡大は止められないですよね。今、オンラインオンボーディングが注目されています!
以下の項目で少しでも気になったら読んでみて、そして連絡をください。
・オンラインオンボーディングという言葉を初めて聞いた
・今まで横で見て学べの教育だった
・対面のコミュニケーションで教育をごまかしていた
・リモートワークで組織設計に悩む経営者
など
1、そもそも、オンボーディングとは?
新しく会社に所属したメンバーが、チームや組織に馴染み、成果を出せるようになるまでのプロセスのことをオンボーディングといいます。
細かくみると、採用受け入れの時の対応や、入社してからの手続きの最適化、その後成果を出せるようになるまでの仕組み作り等、いくつもの層が連なっています。
このオンボーディングがきちんと出来ている会社では、離職率が低下し、きちんと成果を出せるようになり、組織力が高い会社になると言われています。
2、では、オンラインオンボーディングは?
上記で記述したように、オンボーディング自体は以前からあった概念ですが、コロナウィルスの影響でリモートワークの会社が増える中で、オンラインでのオンボーディングが注目されています。
今まで、対面で手取り足取り教えていたことが、オンラインになると伝わりづらく、上司も部下も含めて不幸せになってしまいがちです。
リモートワークでも、新しく社員を雇いたい会社は必須の項目なのです!
3、事例①「○○しない」でスマートな組織に
それでは、イメージが付きづらい方の為に、支援先へのアドバイス事例の一部を改編かつ抜粋して書いてみます。
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オンラインでの業務進行がメインになる場合、組織へのオンボーディングで苦労する場合が多いです。
そこで、以下のような○○しないを組織の目標として掲げることが効果的だった事例があります。
・会議しない:対面での意味のないミーティングを減らす。
・評価しない:個々の俗人的な評価ではなく、ジョブ型での評価基準を目指す
・仕事しない:残業の出ないシフトや働き方を意識する。裁量労働、事業場外労働、みなし労働など。
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⇒これは、新しくリモートワークの組織になっていくという時に、組織としてのあり方や目標を再設定したいという要望があり、共有した内容です。
ここから伝えたいのは、今までオフラインでやってきた中の無駄をいかにスマートに出来るのかがキーワードだということです。
オンラインとオフラインでのマネジメントは、違う部分も多く、変化を余儀なくされます。
何をしないのか、何が変わるのかを把握したうえで、就業規則や組織の目標設定に落とし込みましょう。
4、事例②オンラインにおけるコミュニケーションルール
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最近多いインフルエンサー事業やD2C事業などは、ジョブ型採用でなく、タレント型採用がフィットするケースも多いです。
その場合、個性的な多様性のある人材を組織としてまとめる場合に例えば、以下の能力をトレーニングするよう意識的に呼びかけることも効果的かと思います。
・自己管理能力:タスクマネジメント、自分への期待値に対して自分がどれだけの対応をできるのかというチェック能力。
・言語化能力:現状や進捗を報告する力、業務を引き継ぐ際のマニュアル作成。
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オンラインになり、大きく変わるのがコミュニケーション方法です。
今までは、口頭のコミュニケーションで一瞬で済んでいたものが、メッセージでのコミュニケーションに置き換わり、読みやすく伝わりやすい整理された言葉が必要とされます。
その為に、上記で話したのは、「自己管理能力」と「言語化能力」の必要性です。
自分の現状を把握し、差異のでないように報告する。これがオンラインにおいて求められるスキルではないかという仮説をこの会社では提案しました。
結果、社内のルールと共通言語として、「いつもの」とか「あれ」というような曖昧な指示を減らし、具体的な言葉が残る会社になりました。
そして、この言葉のやりとりが残っていくと、新しく入ってきたメンバーにもプロセスが伝わりやすく結果的にオンラインオンボーディングに繋がったのです。
5、オンラインオンボーディングを取り入れよう
結論、これからのリモートワークが当たり前になる世の中でオンラインオンボーディングは外せない要素だと思っています。
とりあえず、リモートワークをしている会社や今後きちんとリモートワーク組織を作っていきたい会社は是非一度導入を検討してみてください。
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