【自作品解説】オメガ警備隊Part1〜12までの振り返り
You Tubeにアップしているオメガ警備隊の動画のPart1からPart12までの解説兼振り返りです。
一応ここが折り返し地点になるので、前半について簡単に解説などしたためておこうと思いますずみ。
ちなみにオメガ警備隊の話は全部でPart24までの構成になっていて、25,26…と続くことはまあないだろうと見てます。
ただ気が変わってPart23で終わらせるかもしれないし、肝心の終盤もどこで着地させるか若干まだ検討中しておる感じでもあります。
それはそれとして、ではPart1から簡単に振り返ってみましょう。
【前半シリーズ解説】
Part1 サイン会
最初のパートなので、オメガ警備隊の隊員の紹介とタマ夫のその後を軽~く描きましょうくらいの感覚のゆるーいお話です。
主に影山 機雷というキャラクターがどんなヤツかに着目してます。
オメガ警備隊のお話全般に言えることですが、自分が体験したことや聞いた話など実話をベースにしていることが多いのですが、このPart1で漫画家先生のサイン会に行ってあるお願いをするシーンは自分がある漫画家先生のサイン会で起きたことをベースにしています。
Part2 RPGフリーズフェス
ツクールフェスをネタにしたパートで、このパートでは空谷 信治にスポットを当ててます。
ドラ旅行記という作品を作っている少年のお話で、ツクールに限らず子どもが作るものには何か大きな熱意や想いがあるのでは?というお話です。
Part13以降の後半パートでこのPart2のお話は重要性を持ってくる予定です。
先日確認のために観直したんですけど、俺にしてはよくできてるわw
Part3 レイン・スプリング
もう一人の主人公とも言うべきレイン・スプリングの加入パートです。
当初はPart1でレイン・スプリングが加入する予定だったのですが、その前に機雷や空谷を強調させたかったので、レインの合流はPart3まで延びました。
どうでもいい裏話なんですが、『タマ夫旅行記』の初期版ではこのレインが主人公になる予定でした。
少しだけ作ったもののあまり魅力を感じなかったので早々にリストラ&ボツにされたんですが、今回非常にパワーアップして帰ってきた感じが自分の中にはあったりします。
レインについてもPart13以降においてより重要なパーソンになっていくハズです。
Part4 アレキサンダーズ・ラグタイム・バンド
自分の趣味満載のパートで、当初はもっとコンパクトになる予定だったんですが結局いろいろやりたくなって長くなりました。
好きなんだけれど今となってはちょっとした失敗作ですね、テヘヘ!
アレキサンダーズ・ラグタイム・バンドのモデルは俺が大好きなイギリスのロックバンド『エマーソン、レイク&パーマー』です。
この『エマーソン、レイク&パーマー』が1972年に来日した時のエピソードをベースしてます。
Part5 シンセン組
元々レルアランドの平和を守っていたのがこのシンセン組という組織で、オメガ警備隊は彼らから目の敵にされているという設定です。
もちろんモデルは新撰組ですが、シンセン組では局長はセリザワという侍です。
近藤や土方たちもすごい人物だったと思いますが、芹沢鴨や伊東甲子太郎たちだってきっと相当な侍だったに違いない!と個人的には思っており、それを反映させました。
学生の頃に読んだ『燃えよ剣』には当時から非常に影響を受けていて、そこに対する回帰という意味合いもあったりします。
このシンセン組たちにもPart13以降でも出てきてもらうつもりです。
Part6 お見舞い
夏休みということでオメガ警備隊の隊員がどんな風に過ごしているのかを見るゆるーい回です(これに限らず全部ゆるいんですが)。
レインはいろいろ新しい環境でのストレスもあったのか風邪で寝込んでしまいます(原因は機雷なんでしょうけど)。
同僚が体調不良の時に機雷や空谷、チャシロと草間隊長はどうするのかというのが描きたいところでした。
Part2に次いで好きなお話です。
Part7 戦艦フェニックス
オメガ警備隊という物語をやる上でいくつか絶対にやりたい話があったのですが、戦艦フェニックスに関わるエピソードはまさにそのやりたいことの一つです。
この戦艦もPart13以降で再び登場します。
ペロンペロン作品にはよく戦艦が出てきますが、これは僕のじいさまが戦時中に戦艦大和の部品工場で働いていたことに影響を受けています。
じいさまはよく戦艦や船、潜水艦の話をしていてその中で「船自体が悪いわけじゃない、使う人間が戦争に用いるから悪いんじゃ」ということを言っていて、これが僕には非常に印象に残っています。
Part8 指痛い事件
ペロンペロン家に伝わるちょっぴり怖いお話をベースに作ったパートです。
どこまでが実話でどこからが創作かは敢えて伏せますが、原因不明で指が痛くなるのと急にその痛みが治るくだりや確認したら仏像の指が欠けていた…!は実話であります。
他にもペロンペロン家では男兄弟が生まれると片方が早逝する、という怖いお話もあるんですがこれは怖いのでやめておきましょう。
ウラナリという占い師とサドミ先生という女性の医者がここで登場しますが、それぞれ当初予定したキャラとは正反対の方向に発展していき、使っていくうちに気に入ったキャラたちでありました。
後半のPart13以降でもウラナリとサドミ先生は登場するかもしれません。
Part9 暗黒卿 影山機雷
よくよく考えたら影山機雷についてほとんど何も語ってないなと思って作ったお話。
機雷を中心にレイン、空谷、草間隊長あたりも掘り下げていこうという一石四鳥くらいのおいしいパートでした。
個人的には機雷とレインがバトルするところがかなりお気に入りだったりします。
旅立ってしまった猫のお墓に見知らぬ女の子が宝物のブレスレットを供えてくれたのはペロンペロン家の実話で、このお話はその女の子への感謝とリスペクトを込めています。
Part10 ぷりぷりの起源
水族館に行った時に幻想的な雰囲気といろんな魚や水生生物を見ているうちに思いついたお話です。
あらゆる生命の祖は海にある、というところからあれこれ考えてみました。
また過去の作品に出したぷりぷりに対しての説明をしたかったというのもあります。
アイデアは色々出てきたのですが、反面入れきれずにカットしたお話もいくつかあったのでPart13以降でネタがなくなったらやるかもしれません。
Part11 入れ替わり事件
漫画やアニメでよくある入れ替わり事件です。
レインと機雷がお互いのことをより深く知るのに一番わかりやすい方法かなと思ってやってみましたが、思った以上に段取りが必要なことに気付き今回はサッと終わらせました。
Part12へのつなぎの話としての性格も持っていたのであまり引き延ばしたくなかったのもありました。
岩村先生や向井くんが入れ替わったふたりを見てどんな反応するかもやるつもりでしたが、カット&カットでばっさりいきました。
Part12 カプセル怪獣大決戦!!
前半シリーズ最後のパートです。
機雷と共にいたドラゴンのニク太郎が機雷と別れるお話で、Part11までのお話は最終的にここに集束させるためのものだったし、僕自身もここに来るのが第一の目標だったのでそこを達成できてよかったなと思ってます。
テーマとしては「自立」というものがあり、このワードは過去の『タマ夫旅行記』などでも根底にあるテーマの一つだったので自分にとっては重要なものでもあります。
過去にツクールフェスで作ったものの出来に関して納得できない部分があった『カプセル怪獣小決戦!!』のリベンジという意味合いもあったので、内容はさておき、とにもかくもここまで来れたことに意義がありました。
あと完全な余談ですが、ジル・ヴェラードと機雷は自分の中ではキャラが被ってるなと感じていたのですが、実際対峙させるとやっぱかなり異なる感じがありました。
機雷の方がより陰湿で邪悪ですねw
【後半シリーズへ】
次回からはPart13から始まる後半シリーズに入ります。
現時点でプロットはほぼほぼ完成してますので、あとは実際に作るだけという状態……ですがどうなるかはわからん!
冒頭でも述べた通りPart24で完結する予定ですが、細かい部分の見直しや練り直しを今やっていっています。
ただ後半に入ったからといって別に何も変わらず、今まで通り愚か者たちの祭典(フェス)の動画になります。
一応便宜上の区切りとしてPart12までとPart13以降を分けているだけというイメージですね。
ワタクシにとってRPGツクールフェスでエネルギーを注力して作るのはおそらくこれが最後になるでしょう。
最後にすべてやり切って卒業したいと思います。
いや、卒業というか・・・もはや今はツクフェス高校で留年してる感じだなw
補習頑張りマス!
という感じで今後も楽しくやっていきます。
とりあえず3DSだけ壊したりしないように細心の注意を払いながら作っていきたいんだナ〜!
そして最後になりましたが一番重要なこと!
オメガ警備隊の動画を視聴してくださってる方には本当に感謝しています!
暇つぶしや時間潰しで消費していただければこれ以上幸いなことはありません!
はっきり言って再生数やいいねの数はYouTube全体から見たら話にならないレベルですが、僕からしたら10万再生にも100万再生にも等しい励みになってます。
まだ後半があるのでこの場では敢えてありがとうとは言いません。
全部終わってから改めてお礼の言葉を綴りたいと思います、残りの12話もよろしゅう!!ラブアンドピース!
(途中で挫折したらごめんちゃい)
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