ブラックホエール号を追え!【HUNTER×HUNTER】
来月からハンターハンターが連載再開ということで楽しみっすな~!
ちなみに王位継承戦に関して俺は・・・大好きです!!
ハンターハンターで唯一しっくり来なかったのはキルアとアルカの話だけで、それ以外はどれも楽しく読んでいたのですが王位継承戦はこれまでで最も面白いっすね。
リアル友達と話すると周りは継承戦をあまり楽しんでいない印象なのですが、俺は来月から毎週月曜日が楽しみで仕方なくなるでしょう!
そういうわけで今回は俺独自のズレた視点から今後の物語を予想していこうと思います!
どれくらい外れるのか楽しみだな。
【王位継承戦の行方】
全員で14人の王子の内、現時点で3名(モモゼ、サレサレ、カチョウ)が死亡。
残り11人ですが・・・やはりこのまましばらくは死亡する王子が続くと見てます。
漫画的に第1王子ベンジャミンや第4王子ツェリードニヒが生き残るとは思えないし、逆に赤ん坊の第14王子ワブルや子どもの第13王子マラヤームが死ぬとも思えない、つーか漫画とは言え幼い子のそういうのは見たくねぇ。
意外な王子が王位を継承して、うまく継承戦の制約が壊れて下位の王子たちは救出されるのではないかなと見てます。
第5~7王子はいずれも一癖ありつつも今の段階では良識的な一面もあるので、このあたりが最終的に王になるのかなぁ?
【ツェリードニヒの動向】
明らかに王子たちの中で異質に描いているのがツェリードニヒなわけですが、次のことが今後明らかになっていくのではないかと予想してます。
①ツェリードニヒが「嘘をつく女」を嫌う理由
②緋の眼関連
③クラピカの性別が判明
①ツェリードニヒが「嘘をつく女」を嫌う理由
ツェリードニヒの守護霊獣の発動条件にどうも「嘘をつく女」が入っているのではないかと予想しているのですが、そのトラウマを生んだ事件が何かあったのではないだろうか。
(そもそもあの霊獣は相手が男でも発動するのだろうか?)
王子という権威がある立場上、恋人絡みのトラウマではなく肉親関連で何かがあったのではないかと見てます。
となると歪な親子関係を持つカキン王室、すなわちツェリードニヒの「母」か「姉妹」に何か重大な嘘をつかれていたことがトラウマになったのじゃなかろうか?
いや、おそらく「母親」に何かがあったのだと思う。
持ってる方は36巻の76・77ページを見ていただきたい。
この見開きページでは各王子と王妃の情報が書かれている。
現時点で第1王妃のウンマの顔が唯一確認できる箇所なのだが、ウンマの鼻と第1王子ベンジャミン、第6王子ハルケンブルグの鼻がそっくりなのだ。
しかし第1王妃のウンマの子はベンジャミン、ツェリードニヒの2人。
なんとハルケンブルグは第1王妃のウンマの子ではないのだ。
俺はこれは何かしらの隠し事があるのだろうと見ている。
↓さらに36巻95、96ページのベンジャミンとハルケンブルグのこのコマ!
目も鼻も似ており、ページも表裏な上、構図も妙に意識しているように思える。
こうなってくると怪しいのは第2王妃ドゥアズルだ。
まだドゥアズルが出てくるシーンは少ないが、常に沈んだ暗い顔をしていて、第2王子カミーラの言いなりのような印象さえ受ける(一応カミーラの提案に自分の意思を表明してはいるが・・・)。
またカミーラはドゥアズルの美貌を受け継いでいるように見えるし、ツェリードニヒも顔だけは整った顔立ちだ。
さらに面白いのがツェリードニヒと第7王子ルズールスの顔も似ているように見える。
そしてルズールスの母親もドゥアズルなのだ!
どことなくツェリードニヒの守護霊獣もドゥアズルの顔と似ているような気もする(これは根拠なし、つーかそれが限界)。
これは果たして深読みなのか?それとも巧妙に配置された仕掛けなのか?
このあたりの王室内のドロドロしたお話も今後明かされていくだろうから楽しみである。
②緋の眼関連
ツェリードニヒが大量の緋の眼を持っていることが判明し、それを取り返すためにクラピカは船に乗り込んだわけですが、今後クルタ族の過去も全部明かされるんでしょう。
またツェリードニヒがパイロらしき人物の頭部もホルマリン漬け?にして持っていることについても、追々詳しく描かれると見てます。
クラピカからしたらとんでもない状況だネ。
また「ツェリードニヒ・旅団・クルタ族」が何か一本の線で繋がるようにもなってくると予想してます。
この3つが繋がる人物として重要なのはシーラでしょう。
どうもシーラの周辺には闇がうごめいているように俺は感じてしまうのです。
③クラピカの性別が判明
で、結局どっちなんだい!?男なのかい?女なのかい?
という点でいまだに俺はクラピカの性別がはっきりしていないなと思うのだ。
男なんだろうが、いまいち確証がない。
性別自体はどっちでもいいのだが、ツェリードニヒの「嘘をつく女」を嫌うという設定が出てきた時に「もし、これとクラピカを合わせるなら・・・」と考えるとなかなか面白くなるんじゃないかと。
そもそもツェリードニヒはクラピカがクルタ族だと知ったらたぶんものすごく欲しがると思うんですよね。
クラピカを「総合芸術」に仕立て上げようとするのではないかと・・・。
この時にクラピカの性別ってツェリードニヒにとっては非常に重要になる気がするんだよね。
そういう意味でここにきて遂にクラピカの性別が判明すると予想してます。
【幻影旅団の行方】
ブラックホエール号の下層階にいる旅団ですが、目的は二つ。
「王子の持つお宝」と「ヒソカの命」ということなんですが、後者はわかるけど「王子の持つお宝」というのがちょっとよくわからんのですよね。
ヨークシン編あたりの旅団なら王子の宝を狙うのはわかるんですが、旅団結成秘話を読んだ後だとなぜお宝を狙うのかが個人的にはあまりピンと来ないんですよ。
38巻で闇サイトを作ってそこに悪人誘い込みつつ、悪名を轟かせて流星街にこの悪人たちが寄り付かないように多くの虐殺をしていく、ってのがクロロと旅団の狙いだったことが判明したわけで。
お宝を狙う理由が逆に38巻読んだことでちょっとわかりにくくなった気がしませんか?
もちろん「はじめはただ欲しかった」の純粋な欲望がどんどん肥大化していった・・・というふうにも解釈できるんですが、このあたりの考え方や嗜好の変化みたいなのも詳しく読みたいよね。
そして旅団に関しては次のことが起きると予想してます。
①クロロ、マチ以外は全滅
②壊滅するまでにクラピカと間接的に共闘せざるを得なくなる展開になる
③最終的にクロロも死亡、生き残ったマチがヒソカの命を狙い続けるエンド
①クロロ、マチ以外は全滅
まず基本的には船が旅団の墓場になるだろうという気はします。
特に根拠も何もないですがシズク、ノブナガ、フランクリンは早い段階で死亡、イルミは旅団を裏切りヒソカ側につく・・・みたいに予想してます。
シズクはヨークシンで死ぬはずだったため、ノブナガはスクワラの件を俺は許してないから、フランクリンはクロロの古い友人だから早めに退場してより闇落ち・・・みたいなざっくりな感覚です。
イルミは正直よくわかりませんが、ヨークシン編でもヒソカ側についてたので今回もそうかなと(別にあの時もヒソカの味方になってたわけではないが)。
カルトはイルミに利用されて体よく使い捨てされそうな気もするし、イルミと言えど兄弟は大事にするのか否か・・・わかんねぇよなぁ。
ボノレノフはクロロと組んでけっこう活躍しそうな気もします。
②壊滅するまでにクラピカと間接的に共闘せざるを得なくなる展開になる
旅団はヒソカとモレナ一派に削られていくのではないかと予想してますが、その過程で何らかの事件が発生してクラピカと間接的に共闘することになるとも思ってます。
第4王子ツェリードニヒの残虐嗜好と流星街の子どもが犠牲になった事件はどうしても結びついてしまう気がしちゃうんだよね・・・。
クラピカがずっと追い続けてきた仲間の眼を持つ最後の悪魔がツェリードニヒであるなら、クロロが追い続けてきた最初の悪人の関係者もツェリードニヒなんじゃないか、と。
クロロとクラピカが対比的に描かれるシーンがこれまで何度かあったので、その点でも最後の敵は同一人物だと因縁めいて面白いじゃないかと。
ただ、あくまでも間接的な共闘で、当人たちも手を組んだとは認識していないような共闘の仕方じゃないかなと予想してます。
クロロはわかりませんが、クラピカが旅団と直接手を組むとはちょっと考えにくいので。
③最終的にクロロも死亡、生き残ったマチがヒソカの命を狙い続けるエンド
最後旅団はマチだけ生き残って、GI編の「ヒソカをどこまでも追い続ける」を回収すると見てます。
クロロも誰にやられるかはわかりませんが、けっこう意外な人物にやられそうな気もします。
ヒソカとかイルミ、クラピカじゃなさそうだな、と勝手に思ってます。
あとクロロは昔みたいにオールバックにしてほしいね。
【クラピカの運命】
生き残るでしょう。
ツェリードニヒを直接倒すことはないんだろうが、一矢報いる形で活躍はするだろうとも思ってます。
ただ寿命を相当すり減らして、船が暗黒大陸に到着した時点では廃人状態になるんじゃねえかなぁ?
そこでレオリオに主人公がバトンタッチされて、寿命が延びるニトロ米を探しに行くのではないか、と。
あと緋の眼に関しては・・・これも何の根拠もない妄想ですがなんか最後に集めた仲間の眼を全部処分しそうな気もするんですよね。
だって緋の眼が存在している以上、それを狙う奴らはなくならないわけですから最終的には全部集めて火葬するなりなんなりするんじゃないかなぁ?
【暗黒大陸編】
たぶんもう暗黒大陸は着かないなw
これだけ設定やキャラが多く出てきた以上、継承戦をすぐに完結までまとめるのは現実的には不可能だろう。
なので王位継承戦だけきっちり描いてくれたらもう俺は文句ないっす!
暗黒大陸編は最悪ダイジェストでやってくれていいと思うし、それが無理なら分厚い設定資料集みたいな本を出してくれたらそれでいい。
数万円しても全然買う!
もちろん目を開けたまま夢は見たいが、現状の冨樫先生の状況見てるとちょっとこれはもう難しそうだなという印象をどうしても受けてしまいます。
むしろ身体を大事にしてほしいっす。
というわけで、いったい上で挙げた話の内いくつが当たるのか?
いや、むしろ盛大に全部外れるくらい予想外の展開が来るんじゃないかと!
今回何週連載されるかは不明ですが、また休載入るタイミングにでも答え合わせやりたいと思います!
じゃあさいなら