見出し画像

2回目の移植周期~タクロリムスについて~

こんにちは!
予定通り、移植周期に入ることが出来ました



前回、移植後のSNS投稿全般を
ストレスに感じてしまい
(移植はナーバスになるものだと
改めて感じます)

今回はリアルタイムでの投稿ではなく
気が向いた時に、伝えたい内容を
ゆっくり更新します

その為、移植後のDayカウントや
症状等の投稿もしません

ご了承くださいm(_ _)m


長くなるので、何度かに分けますが
今回の記事では

今周期投与する薬について書いていきます
免疫系の治療は情報が少ないこともあり
あくまでも体験談ですが

治療対象になる検査結果(数値)や
気になる金額についてここに残そうと思います

免疫に対する治療としては
T細胞にはタクロリムス
NK細胞にはイントラリポスというものを
それぞれ使います
(はたらく〇胞なんか見てる人はぱっと
想像できるかもしれません)

T細胞を抑えるタクロリムスも
NK細胞を抑えるイントラリポスも
札幌市以外は北海道では助成金の対象外です
(札幌の助成金の枠は不育症の枠になります)



ただでさえ、北海道は札幌以外に
クリニックが少なく

ほかの県が何個も入るほどだだっ広い土地を
遠方から交通費と時間をかけて
必死に通うのに、酷いなぁと思っています。
(道や札幌市街の職員の目に触れることを
願って、あえて書きます)



タクロリムスについては
免疫抑制剤で、通常は臓器移植をする時
などに用いる薬です。


以前は妊婦には禁忌と言われていたようですが
最近になって胎児の奇形率等の影響は
見られない、という報告が出たそうです
(100%では無いかと思いますが)


タクロリムス使用は
推奨する医師、しない医師がいるようで

最近は用いるクリニックも増えたそうですが
まだ確立された治療ではないようです
(不妊治療自体、そんなんばっかりです...)

タクロリムスを不妊治療に使用する場合は
Th1やTh1/Th2比の高い人に使用します


簡単に言うと、外敵から身を守る免疫の
T細胞が普通よりも攻撃的ということです


受精卵は半分が夫由来の遺伝子のため
免疫が高すぎると受精卵を異物としてとらえ
攻撃してしまうことがあります
それを防ぐためにタクロリムスを
飲むというわけです


反復着床不全や不育症疑いで
検査することが多いようですが



私は元々風邪をひきにくく
周りがインフルエンザでも一切移らないこと
アレルギーが酷く
低AMHで一つの受精卵が貴重...と
いくつか理由が重なった為
1回目の移植陰性後に検査してもらいました



私の場合、Th1/Th2比は8.9と正常でしたが
(基準値10.3以下)

Th1の値が24.8と基準ギリギリ下の
微妙な数値でした
(基準値25以下)



薬の金額はクリニックよってまちまちで
ものすごく高いクリニックもあるそうです
(1錠1000円等)

1日に飲む量も、数値によって変わります


私の通うクリニックではジェネリックで
1錠330円、私の数値では1日1錠


何とか手の届かない金額にはならなかったので
服用することになりました



妊娠判定が陽性であれば、
12週まで続けるか否かの相談をします。
(数値がもっと高い方は12週まで継続ですが
数値が微妙なのでその様になりました)




長くなったので、イントラリポスについては
次の記事で書こうと思いますm(_ _)m


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?