雨の日の、おにぎりの具どうする?
とうとう梅雨入り?の週末、おにぎりの具材選びに迷いませんか?そんな方に向けて、夏場でも美味しく食べられるおにぎりの具材をご紹介します。
梅雨のおにぎり★おすすめの具
梅干し: 梅干しは抗菌作用があり、おにぎり全体に混ぜ込むことで傷みにくくなります。酸味と塩気が絶妙なバランスで、ごはんと相性抜群。さっぱりとした味わいで、暑い日でも食欲をそそります。
ゆかり(シソ): 香り高く、味付けの濃いもの。梅干し同様に、おにぎり全体に混ぜ込めば、傷みにくく、味も変わりにくく夏にぴったりです。
こんぶの佃煮・塩こんぶ: 塩気が効いていて水気が少ないものを選びましょう。風味豊かで、おにぎりにアクセントを加えます
焼き鮭: 塩が効いていてしっかり焼いてあるものを選ぶと良いです。鮭の旨味がごはんに染み込んで、一層美味しくなります。
梅雨のおにぎり★避けた方が良い具
マヨネーズを使った具(ツナマヨ、エビマヨ):マヨネーズは高温多湿の環境で傷みやすく、細菌の繁殖を促進する可能性があります。また、酸味や油分が多いため、夏の暑さで変質しやすいです。
鶏肉系(唐揚げ、チキン南蛮):唐揚げやチキン南蛮は揚げ物であり、油分が多いです。油分は高温で酸化しやすく、腐敗の原因となることがあります。チキン南蛮の場合、甘酢やタルタルソースが使用されることが多く、これらも湿気の多い環境では変質しやすいです。
煮卵:煮卵はその風味と食感からおにぎりの具として人気ですが、梅雨の季節には水分が多く含まれているため、傷みやすくなります。
おにぎりを安全に楽しむために
おにぎりをお弁当として安全に楽しむためには、衛生管理に注意を払うことが重要です。以下に具体的な対策をいくつか紹介します。
しっかりと握る: ご飯をしっかりと握ることで、空気が入りにくくなり、細菌の繁殖を抑えます。
冷ましてから包む: おにぎりは冷ましてからラップやお弁当箱に入れます。温かいまま包むと湿気がこもり、細菌が繁殖しやすくなります。
海苔は別にする: 海苔は湿気を吸いやすいので、おにぎりに巻くのは食べる直前にしましょう。ひと手間加えることで、パリパリ食感も保たれます。
抗菌シートの使用: 市販の抗菌シート(抗菌アルミホイルなども可)をお弁当箱に敷くことで、細菌の繁殖を抑えることができます。
保冷剤の使用: お弁当箱に保冷剤を入れ、温度を一定に保ちます。特に外出時や室内が高温になる場合は必須です。
保冷バッグの利用: お弁当箱自体を保冷バッグに入れることで、さらに温度管理がしやすくなります。保冷剤と合わせ技で使ってみて下さい。
おまけ1!味噌汁を安全に楽しむ
おにぎりのお供と言えば味噌汁。
ますやみそならでは、夏場の味噌汁との付き合い方をお伝えします。
味噌汁は常温の場合、原則として、長時間保存はできません。
味噌汁を常温で保存できるのは、5時間~半日程度で。
特に、夏場は3時間で傷む場合があるため、作ったらできるだけ早めに食べる、または冷蔵または冷凍に切りかえましょう。
冷蔵は3、4日間(夏場は2日)、冷凍は1~2週間保存することができますが。食べる前に沸騰直前までよく温め直すようにしましょう。
ただし、再加熱を繰り返すことで味噌の風味が飛び、味が落ちてしまうことには注意が必要です。
保存に向いているみそ汁の具
水分が少ないものがおすすめです。水分が少ないと雑菌が繁殖しにくいので、長期間の保存に向いています。
乾燥わかめ、
ネギ
お麩
傷みやすいみそ汁の具
雑菌が繁殖しやすい、水分が多いもの、タンパク質はおすすめできません。
もやし
きのこ
じゃがいも
肉、魚、貝
冷や(みそ)汁で梅雨を乗り切ろう
宮崎名物「冷や汁」は、料理する手間もなく、ごはんにかけて食べるだけなのでおすすめです。試したことない方、試してみませんか?
おまけ2!麦茶を安全に楽しむ
さらに夏のお供と言えば麦茶ということで、こちらのクイズに答えてみて下さい。
菌が増えにくいのは、どちらで作った麦茶でしょうか?
・煮出して粗熱を取り、冷蔵庫へ入れる
・水だしして作る
正解は、水出し なのだそうです。
常温で冷ましたあとに冷蔵庫で冷やした場合は、6日目の細菌数は基準値を超す結果になるとの事。
一般的な作り方(煮出して粗熱を取り、冷蔵庫へ入れた場合)であれ、水出しの場合であれ、4日目までに飲み切るのが安全です。
冷蔵は味噌汁と同じですね。
覚えておいてください。
来る梅雨に負けない、充実した食生活を送りましょう
いかがでしたでしょうか?
梅雨時期は様々な食品が傷みやすい季節ではありますが、いろいろ工夫して楽しく乗り切ることができるとよいですね。
ますやみそはあなたの食生活を応援しています。