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選挙で投票先を考えるときの最初の消去法

選挙権を得てから約15年、全ての選挙で白票以外の票を投じてきた。
仕事の出張と重なった時、引っ越し予定日と近かった時も、期日前投票で乗り切った。

特定の政党や候補者に毎回入れているわけではない。なので、広い意味での「浮動票」を投じている有権者かと思う。
投票した人が当選したことも落選したこともある。落選したことの方が多い。

これまで自分が投票した選挙での「政策以外での」投票先を決める最初の消去法について文字に残しておく。
下記判断規準で投票先を絞った後で政策や実績、過去の言動を比べて投票先を決めている。

ちなみに選挙権を得てから住んだことがあるのは神奈川県と東京都。

ニセ科学やほぼ確定的な偽史を信じて広めている人には投票しない

細かく例を挙げるとキリがないが、具体的には『水からの伝言』や「江戸しぐさ」などを「正しいもの」として広める活動をし、後にそれを反省している弁も特にない人には投票していない。

差別的な言動を声高に叫ぶ人には投票しない

具体例は挙げない。

公明党、及び公明党所属の候補者には投票しない

創価学会の人(高校時代の親しくない同級生と、それとは別に仕事で知り合った人)からの「投票のお願い」で嫌な思いをしたことがあり、これまで一度も比例区で公明党、及び全ての選挙で公明党所属の候補者には投票していない。

なお、私は創価学会員ではないし、特定の宗教法人にのめりこんでもいない。親族にも知る限りで特定の宗教法人に肩入れしている人はいない。
初詣に行ったり、墓参りしたり、クリスマスにちょっといい食事をしたりはするけれども。

泡沫候補(供託金没収が確実と思われる候補者)には極力投票しない

特に小選挙区や首長選挙において、当選する可能性がゼロに近いと感じる人には投票していない。
供託金没収となる「有効投票総数/議員定数×1/10」以上の得票が見込める候補者の中から、政策や過去の発言などを見比べて投票先を選んでいる。

結果的に投票した人が供託金没収となったのは約20回中1回か2回のはず。

議員定数が複数の選挙区において、事前に「当選確実」の人には極力投票しない

例えば参院選の東京選挙区は議員定数が6。
そうすると事前予想で、ほぼ当選確実と言われる候補者が出てくる。
政党ごとの違いを考えたうえで、「当選確実」ではなく当落線上にいると思われる人に投票している。

「高年齢の候補者には投票しない」と考えていた時期があった

世代交代というか、若い人がどんどん議員になればいいと思っていた。
選挙権を得てから社会人になるまでは60歳以上の人には投票していない。
自分が社会人になったことで、60歳以上でもそれより下の世代の一般的な人より優秀な人がたくさんいることがわかり、「高年齢=投票しない」という考え方はしなくなった。
でも他の要素で決められず、迷ったら、若い人の方を選んでいると思う。


以上の消去法を行ったうえで、残った候補者から投票先を選んでいる。
結果的に、その国政選挙後に政権与党第一党となる党及びその党の候補者に投票したことはない。首長選挙で当選者に投票したこともない。それでもこれからも選挙には行って投票すると思う。

なお、写真は本文と関係ない。投稿時に「何か写真を」とアドバイスが出たのでPCに残っていた過去の写真を登録した。どっかで食べたデザート。

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