見出し画像

【ほぼレポ】記念すべき初の対面イベント感想文

僕にとってはもちろん、皆様にとっても待ち望んでいたであろうイベントが終わりを迎えました。


はじめに


いや、何においても想像の遥か上でした。
会場の熱気も何だかライブの時とは違うような雰囲気を帯びていたような。
僕がそうだったから。という説は大いにありますが、どこか皆さんソワソワしているような感じで。

ゲーム等のリアルイベントに参加されている方はこの話とはまた別物になりますが、コロナ禍以降のオタクは(恐らく)初の対面イベントですし(僕もこれ)、コロナ禍以前のオタクも久方ぶりの対面イベントとなったはずで、前日どころか一週間を切った辺りからタイムラインがザワザワし始めていた気がします。

メンバーと喋った後は気分が高揚していたから具体的に何を喋ったかは断片的にしか覚えてないし、一日中立ちっぱなしになってしまったおかげで身体がズタボロだったのでそれ以外の時間も記憶が曖昧ですが、この素敵な一日を書き留めておきます。


到着


連れと会場に到着したのは11時前。

連れは別件があったので、偶然お会いしたFFさんとお話させていただいてから待機列に身を放り込みました。
あんまり緊張しているつもりはありませんでしたが、道中の連れとの会話で緊張を自覚してしまい、ひとりで並んでいたのも相まって、若干の吐き気を感じたまま列を進みました。
なんかテーマパークで絶叫マシンの列に並んでいるときの感覚とほぼ一緒だった。
ワクワクと恐怖が混在してる感じ。

待機列はテーマパークの比じゃないくらいにするする進み、体感5分もしないうちにセキュリティチェックに着きました。
従順に予めペットボトルの蓋を開けて待機していたら、警備員の方に半笑いされました。なんでや!

無事セキュリティチェックも終え、物理的に危ないオタクじゃないと認められました。
そして歩を進めると見たことのない世界が広がっていました。

パーテーションと青い柵が並べられた空間は思ったより殺風景だったけど、とってもワクワクして、ここでようやく少しだけ「推しと対面でお話するんだ」という実感が湧きました。
そしてそこからは列があってないようなもので早くも20レーンへ。


第1部 山口陽世さんと初対面


保有枚数は10枚でした。
真偽のほどは別ですが
・枚数が多いと1枚あたりの秒数を削られる
・3周できたら御の字
こんな感じの情報を小耳に挟んだのと
・時間の感覚が分からない中で、口下手な自分が10枚出しはリスキー
という懸念もあって、2-4-4で臨むことにしました。2バック4トップみたいですね。

まず2枚出し。まあまずは挨拶しようと思っていたら運営の方から「すみません、名札は外してください」とのご注意が。

あら、名札ダメなのね。と思って大人しく外しました。揉め事にしたくないしね。

後々Twitter上でもちょっと話題になったので分かったことですが
・公式グッズじゃない(僕のものは誰が見ても分かる自作)
・安全ピンを使用していた。
僕の名札は恐らくこの2点が引っ掛かったのでしょう。
ただ、上記の2点に該当していても何も言われなかったという声も若干見かけるので、本当のレギュレーションはどうだったのか気になるところです。


時を戻して

「名札ないの不安やな」という懸念が一個増えてしまいました。
膨れる不安を知らんぷりして進む列。枚数の確認をされ、おててを見せて、いざ尋常に―。
(以下ほぼレポ)

ス「どうぞ~~」
陽「あ、本当に服着てきてるじゃん!」

ストッピング。

え???
開口一番の言葉が予想外すぎて思考止まりました。

実は僕、今回のリアミで着ていく服を2択まで絞った上で、オンラインのミーグリで陽世ちゃんに決めてもらっていました。
テーマは「サイリウムカラー」
陽世ちゃんはイエロー×パールグリーンです。
↓下記ブログ参照↓

最初に買っていたのは、ちょこちょこお邪魔するショップのインスタで見かけてすぐ買いに行ったこちらのグリーン。

ご覧になって分かる通り、ちょっと緑が深いんですよね。
ただ結構前からこれを着ていくと陽世ちゃんには宣言していました。


そしたらある日、連れ(最初と同じ人、とっても服が好き)から
「これどう?」
と連絡が。それがこちら。

めっっっっちゃくちゃイエロー×パールグリーンなんですよね。

値段が値段なので結構悩みましたが
陽世ちゃんの「こっち(FUMITO GANRYU)の方が私の色じゃん!」という鶴の一声で購入を決定しました。


そんな流れがあってのあの一言目。感動にも似た何かで思考の波が止まりました。

再びレポに戻ります。

僕「約束通り着てきたよ!」
陽「生で見るとホントに私の色だね笑」
僕「いいでしょこれ笑 今日まだ券あるからあと何回か来るね。」
陽「ほんと~~? 待ってるね笑」

で、終わった気がする。
書いてみて改めて思ったけどガチで覚えてないわ。
浴衣触れたっけ。でも後で触れたからここでは触れてない気がする。

まあいいや。些細なことかもしれませんが僕にとっては大きな出来事が起きて初対面を終えました。

2周目以降は僕の話題選びのせいでなんだか月並みな会話になりました。
以下ダイジェストです。


2周目:舞台の話、好きなシーンと声が凄く良かったという話をしました。広縁のシーンが好きな理由を早口で語りたい衝動は抑えました。

3周目:せっかくの対面なので普段あんまり触れられない(触れるスキルがない)服について触れました。なんせ浴衣だったし、とっても似合ってたし。

(未来虹ちゃんのブログから。個性豊かでみんなとっても素敵!)


さて3周しましたが、列の状況を見て4周目行ける!と思い、3周目を3枚にして、4周目に1枚でまた挨拶をすることにしました。
その内容ですが

4周目:またリアルもオンラインも行きます。今日のSRも楽しみにしてるね。

という何ともベターな挨拶をして終わりました。

内容としては傍から見ればきっと薄めというか、わざわざ初リアルでやらなくても良いくらいの会話なんだろうなあと書き起こしながら思いましたが、僕にとっては何にも代えがたい時間、そして思い出になりました。
何より直接お話する、伝えたいことを伝えるのが大事。

でも本当はもっと感情剥き出しに喜んだり、泣いちゃうくらいの方が分かりやすくて良いんだろうと思います。こういう場合は特に。
なぜか頭巡らせてしまうんですよね。
なんかハスってるのかな。いちばんダサいんだけどなぁそれ。

ブース入る前に柏手くらいでっけぇ音で手叩いて気合い入れてる人もいたし。あんなの神様飛んできちゃうよ。
僕に必要なのはあの心意気かもしれない。


第3部 藤嶌果歩さんと宮地すみれさんと初対面


2部は券が無かったので色んな方とお話したりしながら時間を潰して、連番の約束をしていたので、合流して1部と同じように流れに。
ちなみに保有枚数は3枚だったので1-2で投げようかなとか思っていました。

そう!
1枚出しルールの存在をすっかり忘れていました。
受付の方に「1枚出しの時間ですけど大丈夫ですか?」って言われて思い出しました。
最初は1枚出しするつもりだったので問題なかったけど。

さて列に並び、何を話すか連番相手と作戦を練りました(まだ考えてなかったんかい)
果歩ちゃんは何度かミーグリにお邪魔したことがあったので、とりあえず名乗ることにして、すみれちゃんは当たって砕けろ精神でいざブースに飛び込みました。

スタッフ「どうぞ~」
果歩ちゃん「あー!○○くん!」

ストッピング。

名乗ってないよ???
ほんっとアイドルって凄いんだね。
僕びっくりしちゃった。

果「来てくれたんだ~!」
僕「もちろん!改めて初めまして」
果「初めまして~!」
僕「今日まだ来れるからまた来るね!」
果「わかった!」

そして剥がされて次へ―。

次のすみれちゃんは本当の意味での初めまして。

話すことはだいぶ悩んでいたのですが
連番相手の「思いっきり釣ってもらってみてよ。」というアドバイスなのか死の宣告なのか分からない言葉を受けて臨みました。

僕「は、はじめまして~」
…。
可愛い…。

これはまた最後に別の角度から触れたいと思いますが、二言目には口をついて「カワイイ」と出てきました。
おさげかな?
それがまあめちゃんこお似合いで。

ますお「○○って言います~。え、髪型めちゃくちゃかわいい!」
すみれちゃん「え~、ありがとう~!似合ってる?」
ますお「めちゃくちゃ似合ってる! あ、券あるからまた来るね!」
すみれちゃん「待ってる! ○○もかっこいいね!」

という会話をして最後の最後に宮地すみれさんがしれっと恐ろしさの片鱗を見せてきたところで1周目は終了となりました。

2人とも凄かった。
体感、4期の中ではトップスリーに入る人気度、ミーグリの完売率は全体で見ても上位に入る意味が分かりました。
いやまあ想像には難くなかったけど、これもまた予想の遥か上でした。

連番相手と「とんでもないね」って言い合いながら、列の後ろで複数枚出しの時間まで待つか、単数枚であと2周するかを悩みまくりました。

連番相手に「あんた今このレーンで一番深刻な顔してるよ。」

と言われながら、結局単数枚で2周することに。
連番相手は1枚のみだったので先に出てもらうことにして、再び単番です。

かと思いきや朝お話したFFさんがたまたまいらっしゃったので2周目を連番することに。
有り難いお話です。

2周目はこれまた当たり障りのない会話というか、果歩ちゃんにはセンターおめでとう、すみれちゃんは先ほどと同じような髪型についてのお話を。

そして3周目はひとりでレーンへ。ちょっと後で言い訳させていただきたいんですけど、果歩ちゃんと何を喋ったか全く覚えてないんです…。

すみれちゃんは覚えてます。連番相手との約束を果たすために「今日最後だから思いっきり釣ってもらっていいですか。」とお願いしたところ

「も~、またすみれのところに来ないとダメだぞ!」

ですって。声が出ませんでした。
予想の数段上のスーパープレイ飛んできた。
僕あんまり釣ってもらったことない人なんです。いつかのオンラインで愛萌さんに1度釣ってもらったことがあるくらいのレベル。

「大好き」とかそういうのではなくて「また来てね」という言葉を、ここまで上手く昇華させられるのか…と。もはや感動。


こうして僕の初の対面イベントは終わりを迎えました。
ちなみに言い訳なんですけど、1部で陽世ちゃんとお話した時よりも体感、というか明らかにスピーカーの音質が悪くて、3割くらいしかまともに聞き取れなかった気がしてる。

あと1部の剥がしの方は声掛けだけだったので、アディショナルタイムも余裕だったのですが、3部の剥がしの方はガッツリ肩掴んで引き剥がしに来てて、フィジカルを感じました。
多分ペアだから回転率の問題だったのかな。


終えてみて感じたこと。


気づき


総じて楽しいイベントでした。推しと画面を介さず(アクリル板はあるけど)、お話ができるってこんなに感慨深いものなんだなって。

だけど同時に気づいたこともあって。
オンラインにはオンラインの良さがあるなあと。忘れてたわけでは全くないけど。
もちろん「メンバーと直接会話ができる」という触れ込みはとんでもなく大きいものです。
しかし僕は今回のリアミについては、オンラインで蒔いた種が芽を出したような結果になったわけで、陽世ちゃんとの服のくだりとか、果歩ちゃんが覚えてくれていたことがまさにそうです。

オンラインは交通費かからないし、自分で何か作ったりしたら気軽に見せられますし。

そして「推しと対面で話す」という楽しさ、嬉しさも初めて知りました。それと同時に「次はこうしたい」というのもありまして。


次こそは


ここからはキモめかつ重めな話になるんですが、

陽世ちゃんに面と向かって「可愛い」って言えてないんですよ僕。
浴衣がお似合いだということは伝えられたけれど「可愛い」の一言が出せてません。
身内と喋っていてめちゃくちゃその事実を痛感しています。

第3部パートの序盤で触れたと思いますが、初めましてであるすみれちゃんには言えたことが推しである陽世ちゃんに言えてないと。
思い返せば今までのオンラインでもロクに言えたことない気がします。

多分だけど「可愛い」って原点にして頂点の誉め言葉だから、それを初の対面で言えてないのが結構心残りだったりします。

これも、リアルイベントでは喜楽を剥き出しにした方がいいなと思ったひとつの理由です。
変に頭巡らせるとストッパーかかっちゃう。

次のリアミで、陽世ちゃんレーンからデッケェ声が聞こえてきたら僕かもしれません。


感想のようなもの


ここからはリアミ自体とはあまり関係ない感想です。
とはいえ最初にも書いたように、総じて楽しいイベントでした。

もちろんイベント自体の楽しさ、ワクワク感は言うまでもありませんが、今回凄く良かったなあと思えるのは、色んな方とお話させていただけたことな気がします。

初めて日向坂46の現場に参戦したのは、おひ計広島でした。
その頃は連番相手くらいしか仲が良いと呼べるオタクがおらず、おまけにその連番相手は顔が広いので色んな人とお喋りしてましたが、そもそもがかなりの人見知りな僕はめっっっちゃ何も喋ってませんでした。

その頃とは比べものにならないくらい、色んな方とお話させていただけたり、今回でいえば連番なんかもしてくださったり…。
あと大きな変化でいえば、自分から声かけられるようになったこと!

正直10thはリアミに投げない予定でしたが、予想以上に楽しかったし、大阪あるし…。
投げます!!!やります!!!!
これからも金が許す限り足繁く通うぞ~~~~。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?