僕が育児時短を取って、取ってみて、その後
ある方とお話をしていて、僕の育児に対しての姿勢がその方には、ありがたいことに素晴らしいと受け取っていただいたことがありました。
その中でも育児時短を取得するに至った経緯をお話していた時に、「自分の本当に大事にしたいこと大事にできている」と改めて感じたので、もしかしたら、他の方にも何かのきっかけになるかと思い、noteに書きました。
読んでいただけると嬉しいです!
2017年生まれの長男と、2018年生まれの長女の2人の子どもがいます。
僕は2020年6月~からの1年間、育児時短を取得していました。
理由は妻が2020年4月より育児休暇から職場復帰したものの、当時教職員に就いていたため、前例のない新型コロナウイルス対応による業務の大幅な増加があり、妻が子どもたちの保育園の送り迎えができないという状況だったためです。
2021年6月以降は、会社員ながら場所を選ばない在宅可能・スーパーフレックス制度が使える部署で働けているため、時短勤務でなくても子どもたちの送り迎えができるため、現在はフルタイム勤務をしています。
しかし、取得までは正直、迷いはありました。
理由としては
・今まで少なからず築いてきたキャリアや昇給に多少は影響すると感じていたこと。
・近くに妻の両親がいたため、送り迎えのサポートをしてもらえれば何とかなる見込みはあった。
この2つが主な理由でした。
ただ、僕は「生き方」があって、「働き方」があると感じています。
「自分として、どう生きたいのかな?」と考えた時に
「子どもたちの近くにいる父親として生きたい」という想いを無視することは出来ず、仕事のキャリアをいったん横に置こうと決心しました。
余談ですが、制度としてはあったのですが、男性で育児時短を取得したことは当時の人事の方に伺ったところ「聞いたことがない」とのことで、かなりレアケースだったようです。
また、育児時短を取得結果、思っていたようなキャリアへの影響は僕はありませんでした。
むしろ、育児時短を取得したことで、帰る時間が確実に決まっている事から、仕事への集中力は以前より高まった気がしています。
また、テンプレート化できるものはどんどん行っていくことができました。
ただ、周りの同僚には負担をかけたことは間違えないので、これを受け入れてくれた同僚の皆様には本当に感謝しております。
大事にしたいものを大事にして生きていくことが、これからもしていこうと決心しています。
一方で、育児時短を取得して、率直に感じたこともあります。
女性の方で育児時短を取らざるを得ない方もいらっしゃると思います。
そんな方は、僕みたいに今後のキャリアに多少なりとも影響するとかそいったことを常に感じながら育児を行っているのだと感じました。
男性としてですが、ここは忘れてはいけない、見落としてはいけないことだと感じています。