#adtechtokyo 仕事で実践するアドテック東京2020
ということで、前noteに続き、今回は実践編ということで、アドテック東京の内容で個人的に取り入れたいノウハウについて整理してみる。
パーパスドリブンで企業の想いを表現、共有する
商品・サービスの存在意義を売り手と買い手で共有させることで、みんなハッピーになるというマーケティングや組織変革に使われる手法。
アデランスの「ふやしたいのは、笑顔です」のように、企業が「想い」を表現し、顧客が受け取る姿は理想の購買だと思う。
詳細はこちらの記事で。
ロイヤリティマーケティングでファンを増やす
これまでロイヤリティマーケティングと聞くと、優良顧客を優遇しましょうってことでしょ?ぐらいにしか思っていなかった。
が、そんな浅いものではなかった。
顧客のロイヤリティが高まっていく過程を追いかけ、どのような行動や施策がきっかけで高まるのかを分析し、1つ下の層に同じ行動をするよう働きかける。
このような話は何人かが同じことを仰っていた。
どの企業にも通ずることなのだろう。
そんなロイヤリティマーケティングを実施していくうえで大事なことは、収集済みの顧客データに加えて、顧客へのインタビューなどによる定性データも必要である。
インタビュー(もっと大きくするとファンイベント)は、ロイヤリティが高い顧客の特性がわかるだけでなく、社員のモチベーションがあがったり、商品の思わぬ良さ・改善点に気付くこともあり、メリットが大きい。
データ分析で事業成長を加速する
データ分析は多くの学びがあった。
まずはデータは企業の意思決定に不可欠であること。
経営層自らデータをとりにいって、分析している企業が多かった。
まずは全体から俯瞰する
あれこれ細かいデータを出したくなってしまうが、まずは全体を俯瞰すること。
1つの指標を改善すべくあれこれ分析しても、その指標が全体の売り上げや利益にほとんど影響しない場合もある。
まずは顧客の認知から購買、育成の流れを追った全体像を理解して、そこから改善すべき点を決めよう。
じゃあどんな数値を追えばいいのよ、という問いの答えは今読んでいるデータ・ドリブン・マーケティングにきれいにまとまっているので活用していきたい。
ないデータは集めろ
B to B to Cなどでは特に自社の基幹データだけでは分析ができないことがある。
そんなときでもゼロパーティーやサードパーティデータをインタビューやアンケート、他社から購入するなどして集める方法はいくらでもある。
本当に必要なデータであれば、なんとしてでも集めよう。
ざっくりまとめだが、これらは業務でも実際に使っていくこととする。