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言葉派と人生派なら後者だと私は君に思われている #kurukeredo
2024年9/18(水)4856
1997年に2冊同時発売したデビュー作は、帯を外すと個人情報が一切ないようにつくった。初期の銀色夏生のように匿名的な歌人でありたかったから。だから枡野浩一は「言葉派」だと自分では思っている。定義がちがうんではという異議はスルー。
(暑いから雪でも見るか⋯⋯) #虹荻窪 #雪短歌
— 歌人 枡野浩一/ピン芸人としての芸名は「歌人さん」 (@toiimasunomo) September 18, 2024
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枡野浩一(芸名「歌人さん」)の投稿動画を楽しみましょう!#TikTok https://t.co/bdu2ck71Rb
これくらいしか雪の歌ない。きれいな月は今さっきやっと見た。
悲しくて笑える話ですか? 笑えるかどうかは、どこまで共感できて、かつ、他人事と思えるかによると思うんですけど。母が知らないうちに浩一のキモノだけじゃなく、浩一の彼女のキモノまで買っていたことがあります。いないのに彼女。姉か妹の身長に合っていたらよかったけど。どちらでもない着丈の。 pic.twitter.com/JBMJTtf0Xp
— 歌人 枡野浩一/ピン芸人としての芸名は「歌人さん」 (@toiimasunomo) September 17, 2024
つらいことばかりですね人生。写真は好物のいぶりがっこを水で食べるところ。
ほめているあなたのほうがほめられている私よりらえらいのかしら
— 中本速 (@SokuNakamoto) September 16, 2024
【枡野浩一『歌 ロングロングショートソングロング』(雷鳥社)より】
人に感想を言う際、この言葉をよく思い出す。ゲストになって短歌を選んだことがあるが、自分でも何様だと思った(楽しかった)。https://t.co/TdLG5NFKMv
「ら」が余計。
ほめているあなたのほうがほめられている私よりえらいのかしら pic.twitter.com/rPDxTmaPiU
— 歌人 枡野浩一/ピン芸人としての芸名は「歌人さん」 (@toiimasunomo) December 9, 2021
新人賞をとれなかった歌人ならではの短歌。私は、文献をだれよりも熱心に調べて評論を書くようなタイプの歌人があまり好きではない。調べないよりはマシだけど調べたことにそこまで自信を持たないでほしい。それは枡野浩一が長い長いあいだ、歌壇の雑誌に名前すら出ない時代⋯⋯大ヒットした『ショートソング』のことすら短歌誌には一切書かれなかった黙殺の時代を体験しているから。文献には、文献に残したいという欲望の強い人たちが残した記録しか残らない。そしてそういうタイプの歌人の一人が、時評で東直子の小説を「ライトノベル」と書き、その明らかな「誤記」が直ることなく(つまり、まちがいであるとだれにも一度も指摘されることがなく)単行本になってしまうほど、文献の情報って間抜け具合がひどいと思っているからです。賢いのが好きな人たちの興味の範囲から外れていることは文献に残らない。だから昨今のネットミームを引用した短歌の解釈が頓珍漢なことになるのです。「寒水魚」という言葉が出てくる短歌連作が新人賞の現場で語られるとき、中島みゆきの名前を出す歌人が一人もいないような惨状をたくさん目撃してきた。ググることもできなかった時代だから仕方ないのでしょうか。ググることもできなかった時代のことを私のような立場から見ていた歌人が自分以外に幾人いたでしょうか。小高賢『転形期と批評 現代短歌の挑戦』(柊書房/2003)を読んでほしい。賢という名前を持つこの歌人の本、枡野浩一を語るときだけ急に賢さが変なことになる。
短歌界隈がつらい、短歌をやめたい、みたいな文ばかり流れてくるのは、自分がうっかりさわってしまった話題のせい?
— 歌人 枡野浩一/ピン芸人としての芸名は「歌人さん」 (@toiimasunomo) September 17, 2024
短歌はいつやめても、いつ取り戻しても、いいものです。
「君は、短歌以外は才能あるねえ!」と、先輩歌人がわざわざ近づいてきて言ってきた日を思いだす。この雑誌に、その人いた。 pic.twitter.com/jrgVZ9D6aE
その先輩歌人の名は谷岡亜紀。それが一度きりの邂逅。
(「短歌 やめたい」でサーチしたら書いたことも忘れていた自分の詩が出てきた) https://t.co/mBXlbs4wy0
— 歌人 枡野浩一/ピン芸人としての芸名は「歌人さん」 (@toiimasunomo) September 18, 2024
「短歌の集まりで枡野浩一のファンだと言ったら笑われた」という、傷ついた若い歌人からのメールが届く。年一回くらいのペースで今でも。
ある出版社のパーティで、面識のない女性編集者が颯爽と近づいてきて、
— 歌人 枡野浩一/ピン芸人としての芸名は「歌人さん」 (@toiimasunomo) September 18, 2024
「私は、穂村さん派ですから!」
と言い放って去っていったこともある。枡野だってアンチ穂村弘では全然ないんだけど。
短歌界隈の変な話だけで百物語、できます。ほかの歌人よりエピソード多いと思う。だって枡野浩一だから。
それはまだ今ほど穂村弘無双ではなかった時代のこと。
初対面の石田衣良さんに「うわさ、いろいろ、きいてますよ⋯⋯」とニヤニヤ言われた。
— 歌人 枡野浩一/ピン芸人としての芸名は「歌人さん」 (@toiimasunomo) September 18, 2024
よくきいたら、それは穂村弘さんのうわさで、枡野浩一のではなかったんだけど、咄嗟に言えなかった。
それ、短歌にした。ムック『穂村弘ワンダーランド』に発表。枡野書店に置いてたのに、ない。盗まれたと思う。
店のものを盗む人って普通にいるよね。タイムラインで皆が被害を話してる。
木下龍也氏とか笹公人氏とかの短歌入門書のほうが断然スマートなんだけど、『#かんたん短歌の作り方』にはそれまでの短歌入門書に書かれてないことばかりを書いたつもりで、Gのかかり具合が凄かったんです。読まずに悪口を言う人が多かったし、「案外まともで驚いた」という匿名のハガキも届きました。
— 歌人 枡野浩一/ピン芸人としての芸名は「歌人さん」 (@toiimasunomo) August 28, 2024
このあたりのことはツリーで長々書いてるから上をクリック↑
アンジーの水戸華之介氏が、「人間は嫌いだけど、その人は好き」(「その人」に傍点)と言ったそうなんだけど。
— 歌人 枡野浩一/ピン芸人としての芸名は「歌人さん」 (@toiimasunomo) September 18, 2024
「歌壇は苦手だけど、その歌人は好き」「会いたくもない歌人だけど、その短歌は好き」というのが自分の正直な姿勢。
NHK短歌の選者になる自分なんて想像したこと一度たりともなかった。 https://t.co/COT3Dn0FUT
この発言を記録したのは佐伯明さん。
(短歌を取り戻す)(取り戻そうとしている途中に会った大学サークルの後輩だった宇田川寛之氏がそのことをエッセイに書いてくれたことがある) https://t.co/EODIOFyBJY
— 歌人 枡野浩一/ピン芸人としての芸名は「歌人さん」 (@toiimasunomo) September 18, 2024
また賞に応募しようと思ってるんだ⋯⋯と話す枡野ことが書かれていた。「短歌人」だったかな。その頃は、過去作を官製はがきに一首プリントして毎週一年間郵送するキャンペーンもやっていた。岡井隆氏にも送っていたけれど、その時期の岡井氏はその住所にいなかったため一枚も読んでいなかったという。
明日の道場ライブにゲストとして出させて頂きます
— 午前二時鈴木 (@Fatlum2422) September 18, 2024
楽天イーグルスが3位になったので僕も3級以上を目指して頑張ります!
7期生の方々と仲良くなれたら良いね!よろしくお願いします!https://t.co/K19gYmuRS0
にじくんが #丑みつどき歌人裁判 の告知をうまくしてくれるよう祈ってる。
【近況】3首ある #枡野浩一タオル歌集(#短歌タオル)はどこで手に入るんですかと質問されるんですが、枡野書店が枡野書店倉庫になった今、#丑みつどき歌人裁判 他の会場で気まぐれに売るだけです。質のいいタオル、定価3100円+税でしたが会計が煩雑なので税込3000円にします。売り切れたら重版未定。 https://t.co/nQkDxEWP8v
— 歌人 枡野浩一/ピン芸人としての芸名は「歌人さん」 (@toiimasunomo) September 17, 2024
しかしもう持ってるような人しか来てくれないからなあ。
タイタンの先輩方が過去にもうやってるかもしれないなあ⋯⋯やってないとしたら、これから皆が始めて定番になりそうだなあ⋯⋯と思うような幕間企画を、関さんや皆様のご協力によって #丑みつどき歌人裁判 でやります。
— 歌人 枡野浩一/ピン芸人としての芸名は「歌人さん」 (@toiimasunomo) September 17, 2024
若い頃はもっとアイデアマンで、いつか発明をしてしまう予感でいっぱいでした。 https://t.co/TaqkgQEAuL
【近況】仕事で予定外のことがあったり体調をくずしたり色々なことに対応していたら、ご招待したい方々への連絡も遅れてしまいました。#枡野浩一生誕祭 をやらずに今年はこれをやります。#丑みつどき歌人裁判 第2回までで終わったらごめんなさい。
— 歌人 枡野浩一/ピン芸人としての芸名は「歌人さん」 (@toiimasunomo) September 18, 2024
第1回のアーカイブ配信、気長にお待ちください。 https://t.co/g3miOm5nGW
関係者の皆様の見学を歓迎します。臆せずに枡野にメールください。
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毎日のように手紙は来るけれど #kurukeredo
短歌、言葉、その周辺の仕事。興味のあることだけやって二十数年生活してきた歌人の、あやまちだらけの毎日を知ることで気持ちがきっと楽になります…
もしお役に立ちそうな記事があれば、よろしくお願いします。