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さようなら「枡野書店」⋯⋯これからは「枡野書店跡地」と呼んでね! #kurukeredo @masunobooks

2023年6/17(月)4764


そんなわけで南阿佐ヶ谷の「#枡野書店」は12年で一旦ひとくぎりとさせていただきます。これからも中身は特に何も変わりませんが、名前だけ変えることにしました。「#枡野書店跡地」と。現役の書き手が中途半端な小規模の「書店」をやるのって本当に難しいですね。そのことを思い知るのに、実際に始めてみて、色んな人も巻き込んで、12年もかかってしまいました。枡野浩一に巻き込まれてくれたみなさんに陳謝し感謝します。せっかく阿佐ヶ谷に本拠地のある事務所「タイタン」の所属になったばかりなので、枡野書店跡地は仕事場として残せるよう試行錯誤を続けます。「#枡野書店を利用する会」のみなさんには長らく甘え続けてしまっていてすみません、ものすごく遅れているあれも準備中です。枡野書店跡地と名前が変わっても、「#枡野書店を利用する会」の名前はそのままで行こうと思います。枡野書店はもともと店舗ではなく、タイヤのついた本棚のことをそう名づけることでスタートした架空の店でした。今後もその精神は大切にしたいと思います。吉祥寺のBOOKSルーエ2階には枡野書店の出張所が今も置いてあります。

吉祥寺、今はなき雑貨店「四月」の中で生まれた枡野書店。

若林くんは若くて体力と行動力があり、書店をやりたいという動機が強くあり、それだけでもアドバンテージがそうとう高い若者です。22歳の時の枡野浩一とくらべたら、ずいぶんと度胸がすわっていると思います。気力と体力の衰えた55歳の僕に、彼のやりたいこと(枡野浩一のやりたいこととは微妙に/確実に/時に全然ちがう)を受け止め続ける度量がなかったことは申しわけなかったです。でも、いずれまた、たまには何かをやってもらう機会があるでしょう。

枡野は旅に出ようと思います、日向へ。一泊くらいだけど。

デビュー短歌集に載った一首。

もう跡地が消えてしまったんですよね、オンラインの #枡野浩一短歌塾。

よさそうな本!!! 枡野浩一のデビュー短歌集を出した版元です。

枡野浩一の言いそうなことはもうわかると思うので、あえてノーコメントで。

古賀さんがもはや歌人の並びに。

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教科書に短歌が載っている歌人の枡野浩一が、2011年4月から毎日ちゃんと配信してきた世にも珍しい有料メルマガ「毎日のように手紙は来るけれど」、noteに引っ越しました。表現についてずっと考えています。

短歌、言葉、その周辺の仕事。興味のあることだけやって二十数年生活してきた歌人の、あやまちだらけの毎日を知ることで気持ちがきっと楽になります…

今後も番組が継続できるかどうかは、友の会の盛り上がり次第です。無料放送も友の会があるから続けられます。どうぞよろしくお願いいたします。

本と雑談ラジオの、友の会=ファンクラブです。会員限定トークを月に一回か二回公開しています。 本と雑談ラジオに言及した枡野浩一の日記を、期…

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