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01|空き家の全体像

わたしがお借りしている空き家ですが、空き家以外にも広い庭や大きな田んぼや畑、雑木林があります。

今回はそれぞれの状況を書いていこうと思います。


立地環境

お借りした空き家は約20世帯の集落のなかにあり、北西方向は田園風景が広がっています。
一方、南東方向は防風林のような森があり、約200mの道を抜けると住宅街があります。
住宅街といっても、小学校と中学校、ローカル線の駅があるような小さな街です。
街の外れにはスーパーやドラッグストアもあるので、生活はしやすいのではないかと思います。

空き家

空き家は建物自体は痛みや少なく、傾いていることもなく、雨漏りすることもなく、すぐにでも住むことができる状態です。
大家さんが風通しを頻繁にされており、とてもいい状態で残されていました。
瓦屋根でべた基礎、一部独立基礎の場所があります。

1階は、和室が3部屋、洋室が2部屋、物置が1部屋の計6部屋あり、キッチン、2か所のトイレとお風呂があります。それぞれの部屋にベッドやソファなど家具はそのままになっています。
キッチンは食器や調理用品もそのまま残されていて、たくさんの食器があります。
食器や布団など使えるものはぜひ使って、と言っていただいているので大切に使わせていただこうと思っています。
2階は3部屋あります。2部屋が和室で、1部屋が洋室。こちらも家具はそのままになっていました。
あと多くの部屋にたくさんの書籍があります。おそらく500冊はあるんじゃないかな。読んでみたいなと思える本もちらほらありました。
建屋面積は200㎡を少し超えるくらいです。

1,000㎡を超える庭もあります。松や紅葉などが植えられ、大きな石が置かれた日本的な庭です。
敷地内には駐車できるスペースは大体1.5台分。
庭の管理がとても大変になりそうだと感じます。

設備関係に関しては、浄化槽は使えるとのことでしたが、水道管が破損しているところがあり、その破損した際にボイラーに水がかってしまったため動くかどうかわからないとのこと。
実際に使ってみないとわからないことも多いのですが、設備関係にお金は掛かりそうです。

建屋の裏には蔵があります。壁面が崩れており、建物全体も傾いています。
中に入るのはとても危険なくらい朽ちてしまっています。

蔵の奥には約400㎡の畑があります。
こちらは一面が雑草となっています。ただ春先の雑草の背丈は高くても30㎝程度でした。
建屋の台所の勝手口から5mくらいなので、大家さんからは駐車場とするなら、ここの畑にするのがいいんじゃないかとアドバイスいただきました。

田んぼ

田んぼの大きさは約2,000㎡。
空き家の正面の道路を挟んだ場所に田んぼがあります。
ただ、これは登記上田んぼになっているだけで、もう何年も作付けしていない状態でした。
近所の人がトラクターを出してくれているとのことで一面が雑草になっていましたが、こちらも畑と同様に春先の雑草の背丈は高くても30㎝程度でした。
建物を横には用水路が流れていて、田んぼの脇にも水が流れています。
ここは借りなくてもいいということで大家さんが除草剤を撒いてくれました。

雑種地

田んぼの奥には約1,800㎡の雑種地があります。
もともとは大きな桜や大きなケヤキがありましたが、倒木の危険もあるため、お借りする年に切り倒したそう。
今は切り株はそのままになっています。

まとめ

建物も庭も、広すぎるというのが私の感想です。
わたしも生活をこちらに移してもいいのかなと思ったのですが、4人家族で暮らすには広すぎるので、ほかに使えることはないかなと思っています。
今年がはじめての夏。野外の管理が大変でした。

いろいろと検討してみてシェアハウスというのが活用の最適解なのではないかと考え始めています。

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