「ガクチカ」は学びでしょう!
ニュースで「ガクチカ」について、コロナ禍で学生が、
「アルバイトリーダーやれなかった」「サークルリーダーしなかった」
などと言っていると知り、「一番のガクチカは勉強」と嘆いたら、採用経験のある方からの内容が素晴らしいかったので紹介します。
同感です!
面談・面接でまず訊くのは、当然ながら学生時代に学んだことの集大成に当たる研究や制作です。自分自身の問題意識に根差したテーマで主体的に進めているか、与えられたテーマを教官の言いなりにこなしているだけか。
研究や制作が無い専攻なら、演習や座学でも、最も得る所のある授業は何で、それによって自分がどう成長したかを尋ねております。
長期インターンに参加した学生さんは、それも同様に。
いずれの場合も、それらが仕事内容とどう結びつくか、学生さんから見えている範囲でどう考えているか。
時間があれば部活やバイトも訊きますが、上記が充実している学生さんは時間切れで訊けないことが多い気がします。
蛇足ですが、コロナで部活やバイトができなかったとしても、オンラインで無料で学べるプログラミング言語や語学など掃いて捨てるほどありますよね。無料=何らかの紐付きですが、どういう紐なのか突き止めて、したたかに活用するのも社会勉強。
その辺りも自分自身で洞察せず、型にはまった「ガクチカ」に囚われて思考停止に陥っている学生さんは、たとえ採用目標数に達していない状況でも評価しかねる次第です。