50歳近くの身としてはとても気持ちがわかる動画があがっていた
生きるのがしんどい人のためのWeb空間『かくれてしまえばいいのです』というのをライフリンクが運営しているのは知っていたのですが、実際にサイトを観ていませんでした。
ところが今日YouTubeでヨシタケシンスケさんの動画を見たところ、話している気持ちがわかる部分が多々あってので、これはしっかり残しておきたいと思って書いています。
不安が大きかったりとか自分のしんどさみたいなのを
今までずっと体力で飼いならすというか
あーわかったわかった、いつもお前そうだもんなみたいな形で
この数年で体力がガクっと落ちた時に
その自分のネガティブさに自分が支えきれなくなったりとか
元に戻るまでの時間がすごく長くなったりとか
その理由が本当に自分でもわからなくなっちゃう
落ち込む理由がわからないから元に戻るきっかけもわからないみたいな
今日やろうと思った事が全然できなかったり
そういう事ですごく落ち込むというか自分を責めてしまうとか
なんて言えばいいんだ周りに、みたいな事だったりとか
なんですけど、なまじ基本は丈夫なので
仕事していたり普通に人と話していると
いつも通りに話せるんだけど
ひとりになると急にガクってやっぱりしんどい時間になる
人に対してはちゃんといつも通りできるんで
外から見ると何にも変わらないんですけど
自分の中で徐々に辛さが蓄積されていく
人からは不幸に見えないっていう不幸がひとつあるんだなと
その時気づいたんですけど
いつも通りできてしまうけれど
本人としてはすごく無理をしているっていう
それはやっぱり本人しかわからない辛さがあって
でもそれはやっぱりそういう方たくさんいらっしゃるはずなんですよ
来年50歳になる身ですし、40代後半から体力の衰えを顕著に感じていたので、ヨシタケさんの言葉の一つひとつがとても沁みました。
今のところひとりになった時にガクっとくる事はないのですが、そういう気持ちと言うものはいつの間にか自分の心を蝕んで、気づいたら寂しさやネガティブさに完全に侵略してくるもののような気がします。
私は30代全部が心身ともに非常に調子が悪く、むしろ50近くなった今の方が軽快に動ける感じなので割と楽しく過ごせています。
病気などで体調が悪くなるとそれに引きずられて心が病み、心が病むと体の調子が悪くなっていきます。何もしたくなくなると起床就寝リズム、食生活などの生活環境も乱れて心身ともにさらにひどい状態になります。思考も止まりそんな負の連鎖をいったいどこで止められるのかわからなくなります。
私の場合は運が良かったのか、何とか今こうしてつつがなく日々過ごしていますが、50歳くらいからはいろいろと身体の不調が出てくると思うので、それによって精神的に落ち込む事がきっとあるはずです。私の場合、ひとりでいる時にガクっとしんどい時間なるのは、そのタイミングかもしれません。
今のところ大丈夫でも、先に書いたように『かくれてしまえばいいのです』という場所がある、あるいはヨシタケさんが動画で話した言葉を覚えておく、それだけで何か少しずつでも気持ちが回復していくきっかけになるのではないかと思いました。
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