ウチのワニがくつろいでいる。

ちょっとだけ夏が戻って来たような日にも、とうの昔に立秋を迎えていて、お陽さまだって手加減気味じゃないかと思う。

秋と梅雨と夏の名残がミックスになっていて、身の置き場に戸惑うと言うか、ある意味所在ないような変な気分。このぬるい空気にたまらなくザワつく。

朝一番に掛かってきた電話が秀逸で（笑）、8:39 と言えば、宵っ張りの私がコーヒーを飲んでやっとエンジンが掛かる頃合い。そして、開口一番、来年の秋の話をしましょう！と言うからパチっと目が覚めた。

来年の秋って、何してるだろう。いや、何かはしているけど、この世界がどうなっているか予測が難しい。だって、小手先でどうにかなるような世情でないことは痛感させられている。だからと言って何もしないわけではないのだけれど。

今こそリスクとまで言われたマイポジティブの発揮どころだと思い直して、ザックリ提案。電話を切って企画のラフを起こし始める。来週までの宿題が増える。

振り返ればワニである。

鼻歌まじりにどこ吹く風でくつろいでいて、なんだかちょっとムカつくが、何の維持費も掛からない扶養家族であり、癒やしなのでモンクは言えない。

はい。降参。