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一髪即発

これで何度目なんでしょうね。
奢り奢られ論争に関する私の結論は、数年前から変わっていません。

その女性に好意がある ( または立場によって ) は、男性が奢ったほうがいい
ただし、それを女性が言うのは、極めて下品

過去の記事でも少し触れたことのある「奢り奢られ論争」について、ひとつの記事としてまとめようと思いました。


【 男性が奢る意味合い 】

少し調べてみたんですが、女性になんの権利もなかった時代の遺物のようです。
正直、理屈のみで考えれば、「得意のアップデートはどうした?」「自立の話はどこいった?」で終わる話だなと思います。

それで終わっては記事にならないので、無理に掘り下げます。

① 求愛給餌
男性の経済力がどうたらこうたら…と最もらしい話はよく聞きます。
要するに自然界で言うところの「求愛給餌」ですよね。
簡単に説明すると、鳥などのオスが、メスの気を引くために求愛行動として餌を与えることです。
「オレはこんな餌取る力あるんだぞ!」と。
これが、人間になると経済力に置き換わるということですね。
「男性がかっこつけたい」ということになるでしょうか。
もちろんそういう方もいますね。

それを尊重するのも、手法としてなくはないと思っています。

② 社会通念
特に深く考えてはおらず、「なんとなくそういうもん」ということもあるでしょう。
特に、「会社の上司や年上など目上の者は目下の者に奢るもの」という風潮はまだまだあると思います。

私の先輩に「ウエハラさんに後輩ができたときに奢ってあげてね!」と言って奢ってくれた方がいます。
やり方がスマートでかっこよかったです。

大きく分けてこの 2 つかと思います。

「港区はそうじゃない!」という言い分なんでしょうが、「日本全国が港区だと思ってんの?」で相殺です。

【 女性はデートにお金がかかる! 】

ダウト。

まず、ブランド品を使わなくたって、メイクはできます。
私などはメイベリンのリキッドファンデが好きだったりします。
また、一般的に男性はそんなにメイクに興味はありません。
となると、ブランド品を使うのは「自身の趣味」でしかない以上、「だから奢れ」は全く意味がわかりません。

「 kawaii を保つのにお金がかかる!」
これに関しては、成功報酬で構わないと思います。
骨格にも表情筋にも全く合っていない流行りのメイクを追っただけの顔面は、可愛いとは言いません。

また、なぜ男性側の準備に触れないのでしょうか?
たとえば、その男性が車で迎えに来たとしましょう。
その時点で、教習所、免許取得、更新、保険、自賠責、維持費 ( 点検、車検 ) タイヤ、ガソリン …… etc
車って、タダで走るわけじゃないんですよ。
そして、車本体の値段。
ここまででいくらかかるんでしょうね?
さらに、彼に年収を求めるなら、そうなるためにどれだけのリソースを割いたかに目を向けなくてはなりません。

で、何にお金かかるって話でしたっけ?🤭

【 以上を踏まえて 】


ただ、奢り奢られ論争がなぜ毎回炎上するのかというと、状況設定がそれぞれで違うからだと思います。

男性 → 女性
男性 ← 女性
男性 ⇄ 女性
彼氏     彼女 ( 交際期間 n 年 )

これでだいぶ変わります。

それぞれがそれぞれの設定で話しているのも問題ですし、問題を切り分けられていないのも火に油を注ぐ形になっていると思います。

全く気のない女性に「奢って当然」なんて態度を取られたら、そりゃあ男性だって「その辺の草でもむしって食ってろ」と思うでしょう。

では、なぜ私が前述の結論に至ったかをお話します。

全ての状況でそうすべきとは思っていませんが、可能であれば男性が奢ったほうが、男性の自己防衛になるからです。
もし、全くタイプの女性じゃないからといって、「コオロギ捕まえて食ってろ」などと言おうものなら、女子会 ( ) でフラれたことを伏せて「奢ってくれない男」として言いふらされる可能性があります。
だったら餌代をくれてやったほうが、まだ被害が少ないのではないでしょうか?( で、もう会わない )
※ もちろん関係によります

一方で、もし関係の進展を望むなら、女性側もただ奢られるのではなく、何かしらのお返しをするほうが可愛いと思います。
この方の言っていることが全てだと思います。
見習いたいですね。


本当の結論を言うならば

双方納得してるならそれでいい


ですね。

逆に言えば、奢りたくない男性と奢られたい女性は単に合わないだけです。

それでもなお奢れという女性は、山賊みたいで品がないですね。

以上
本日はこの辺で。

ありがとうございました!

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