覗き込んでも、覗き返してくれない
▲ 山根あきらさん企画への参加記事です ▲
募集要項を読んで、「私にピッタリの内容だ!」と思う反面、「パーソナルな部分を隠して話すのは難しいなぁ」とも思いました。
内容でいろいろバレてるとは思うんですが、言及しない皆さんに感謝です。
募集要項には、「今までのあなたの人生の中で、最も寂しかったクリスマスのエピソード」とありました。
私には最も寂しいエピソードを選出することはできませんでした。
なぜなら、もはやクリスマスそのものが虚しくなる日になってしまっているからです。
私にもお付き合いをする異性がいたことはありましたが、 1 度たりとも幸せだと思ったことはありません。
クリスマスに限らず、私自身の誕生日など他のイベントごとも同様です。
最近では、お相手に何も期待しないことに決めましたし、なんなら現世における異性関係の幸せは諦めたので、あまりダメージはありません。
これからお話する内容は、私からの一方的なお話になります。
過去のお相手にはそのお相手なりの言い分もあるでしょうから、どうかあくまで私個人の意見であることを念頭に置いて読み進めていただければ幸いです。
実は今年の 7 月に恋人と別れました。
それは別にいいんですが、その瞬間にクリスマスについて考えなくて済むようになりました。
そうです。
私のクリスマスは、夏にはもう始まっているのです。
夏ぐらいから、相手が日常の会話でポロッと話したことをなるべく覚えておいて、プレゼントの選定をします。
本人も忘れているようなところから選んだりするので、驚かれることもあります。
しかも、それを日常的に行う……つまりなんでもない日に突然ちょっとしたプレゼントをしたりもします。
普段の私を知る方……たとえば赤べこカレシの話で出てきた友人 A くんからすると、私はそういうタイプに見えないらしく、とても驚いていました。
※ サバサバしていることを遠回しにアピールしているわけではありません ※
上記内容の通り、私はなんだかんだ言ってイベントに乗じて相手を喜ばせるのは割と好きなタイプです。
では、なぜクリスマスそのものが虚しくなる日かというと、
「 " 相手がいかに私のことを観ていないかを確認する日 " になってしまっているから」です。
前述の通りもはや期待もしていないんですが、わざわざ私を観ていないことを突き付けられるのは、やはり虚しくなるものです。
期待していないから、10 割のお返しなど求めていません。
それでも、3 厘ぐらいしか返されないものをありがたがるにも限界があります。
冷静に分析すれば、アチラはそこまで私に愛着がないのでしょう。
逆にアチラは「自分は享受できて当たり前だ」と。
そんな内なる声が聞こえてくるようです。
それらを踏まえて、「アチラは人を喜ばせる気がない、またはその能力がない」と考えて、自衛することにしたのです。
よって、私にとって恋人がいるクリスマスは虚しい日。
嫌いなものをおいしそうに食べたり、嬉しいフリをしたりしなくて済む分、今年のクリスマスは幾分マシに過ごせそうです。
以上
本日はこの辺で。
ありがとうございました!