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【なぜ学校の先生をやめたのか!?】『英語先生ママによる賢いこどもに育てたい!』考察ブログ⑮
自宅で英語教室を運営している、元公立中学校の英語教員ママです🙋♀️
現在、元気すぎる小学2年生の娘の子育て真っ最中!
娘には、将来自分で進路を決めてほしい!自分が納得いく人生を楽しんでほしい!その選択肢を広げるために、今親としてできることを、先生としての視点、英語学習者としての視点も踏まえながら綴っています♡
私なりの【賢い】の定義は①~④をお読みいただけるとうれしいです💛
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これまでの記事では、DWE, World Wide Kidsやその他の英語教材や、オンライン英会話について書いてきました!
今回は、ちょっと視点を変えて、自分のことについて書きたいと思います😊
「なぜ学校の先生をやめたのか」
小学1年生の壁、フルタイム勤務、ワーママ、教員の仕事、夢がキーワードです✨
・学校の先生という仕事が嫌いになった
・学校の先生という職業に希望を感じられなくなった
・心を病んでしまった
・子どものことがかわいくなくなった
・もう働きたくないと思った
なんてことは全然なく🤣🤣
私は先生という仕事が大好きだったし、とってもやりがいを感じていました!
もちろん多忙だし、自分の時間はほとんどない。
でもそれ以上に、成長を近くで見ることができる喜びや、心のつながりなど得るものが非常に多い職業だと思っています。
それなのになぜ退職を選んだのかというと、要因は大きく分けて2つあります。
1つ目は、娘が小学生になったからです。
いわゆる「小学1年生の壁」というやつです。
娘が2歳の時に育休から復帰し、4年間フルタイム勤務しました。娘は職場の割と近くにあるこども園でお世話になりました。
だいたい朝7:10に家を出て、7:30に娘をこども園に連れていき、7:50ごろから仕事開始。
夜は18:00ごろまで仕事をして、18:30ギリギリに迎えに行くという生活を送っていました。
学校の先生をしていると、18:00に学校出られないことも数えきれないほどありました。
会議が長引いてしまう、保護者の電話対応、学校になかなか足が向かない子への家庭訪問、進路準備、行事準備、授業の準備などなど💦
18:30になって「今日も延長保育でお願いします~💦」と何度も電話をかけていました😢
お世話になっていたこども園は臨機応変に対応してくださって、「お母さんお忙しい時期ですねー💦」といつも優しい言葉をかけてくださいました💦
宿泊行事もありますし、行事のために朝早く学校に行かなければならない日もありました。
そんな忙しい毎日を乗り越えられたのも、優しくて理解のあるこども園があったからだし、家族、親族、友達、同僚のおかげでした♡
みなさんに助けていただきながらなんとかこなすことができました😊
しかし。
小学生1年生になると、4,5月は午前中で帰ってくることも多い。
授業が始まっても2時とか3時には帰ってきます。
そのあと宿題や学校からの手紙、書類の提出、図工で使う材料の準備、などなど、小学1年生が一人で全てこなせない量のやることが待っています。
勉強も始まります。小さいころから、学習習慣を身に付けたり習慣化しておくことは大事であることは経験上知っていましたし、たくさん本も読みました📕
もちろん、学童やトワイライト(放課後教室)を活用したり、民間の学童や習い事にお世話になることも選択肢としてはありましたが、それを選びませんでした💦
なぜなら私は、フルタイム勤務していた時からずっと心にひっかかっていることがありました。
「自分の子どもより、他の子どもを優先していていいのだろうか」
いろんな状況やいろんな考え方の人がいるので、あくまで私の考えです💦
娘が年少のとき、紫斑病と診断され、大きな病院に通わなければいけない時期がありました。
体調も悪く、大好きなこども園にいけない娘😢
楽しみにしていた遠足にも行けませんでした💦
そんな悲しい思いをしている娘を前に、私の頭の中は仕事の事だらけ。
(あの仕事終わってない💦)
(あー今日も代わりの先生が補欠に入って授業してくださっている💦)
(〇〇さんの保護者と約束していたけれどリスケジュールしなければ💦)
(土日に学校にいってプリントの印刷をしよう💦)
当時は目の前のことをただこなすので精いっぱいでしたが、ふと考えてみると、自分なにやっているんだろう?と思うわけです。ひどい親だな、と。
娘にとって、助けてくれるのは私しかいないのに、私が娘に向き合ってなくてどうするんだ!たった一人のかわいい娘だぞ!!
そういう思いがずー---っと心のどこかに引っかかっていました。
もちろん仕事も好き。学校にいる生徒のことも好きでした。
でもそれって比べるものじゃなくて、本当は共存できるもののはずなのに、それができない自分がいたんです。
家庭を言い訳にして、仕事をセーブしている、
仕事を言い訳にして、家族のことを大切にしていない、そんな自分がちょっと嫌でした💦
きっと上手に人に頼ったり、うまいことこなせる人はたくさんいます。
学校にも、仕事をバリバリこなして家族も大事にしてという先輩ママもたくさんいらっしゃいました!
いや、でも私は上手にできない💦
もしかしたら、時短勤務とかそういう方法もあったのかもしれません!
でも、誰かに迷惑かけるし、その罪悪感を感じることがストレスになる💦
こういう葛藤を抱えていました😢
そして、退職を決めた大きな要因の二つ目が、
「もともと自分の英語教室を開くのが夢だった」ということ。
教員を始める前から、いつかは自宅で自分の英語教室をはじめたいな💛と思っていました。
やるなら今しかない。
やめるなら今しかない。
ということで思い切って、退職を決断しました。
小学生になる娘との時間を大切にしよう💖
そして、夢だった英語教室も始めよう❣
という流れで今に至ります。
学校をやめてよかったことはたくさんあります。
でもやめてよくなかったこともあります😅
長くなったのでまた次回書こうと思います♡♡
ここまで読んでくださってありがとうございました✨