見出し画像

人類が最初に出会った宝石とは?

こんにちは!
ジュエリーデザイナーのMASUMIです!💎✨

人類が最初に出会った宝石ってなんだと思いますか?
実は、人類が最初に出会った宝石は真珠と言われています。

記録では、約4,000年前のペルシャ湾の真珠の歴史が最も古く、日本のアコヤガイに似たベニコチョウガイが多く生息した海で、ダイバーらの手によって天然真珠が採取されていたようです。

しかし、紀元前4000年頃には人類と真珠はすでにかかわりを持っていたとされています。
紀元前4000年というと、日本でいうところの縄文時代でしょうか。
日本に現存する真珠といえば、福井県の鳥浜貝塚から発見された、約5,500年前のトリハマパールが有名です。

日本での最初の真珠に関する記述は、古事記に出てくる欺良多摩(シラタマ)、万葉集では白珠、真珠という記述が多く見られます。
また保存されている真珠としては、奈良の東大寺にある正倉院(献納された貴重な宝物を保管する巨大な倉庫)の真珠が有名です。
光明皇后が亡き夫聖武天皇の7回忌に、御物(日本の皇室に伝わる貴重な品々)を大仏に奉献したことが始まりで、保管状態の良い4158個の真珠が正倉院におさめられています。
これらの大半はアコヤガイ、一部アワビガイと推定されています。

因みになんですが、アコヤガイから天然真珠の出現率は1/1000、ホタテガイに関しては数千~数万個に1個と極めて稀なのです。

当時はまだ養殖が行われる前の天然真珠ですので、形もいびつで変形したものがほとんどでした。
とはいえ、ダイヤモンドやサファイヤのように原石を磨いて美しく光る鉱物とは違い、磨かずとも美しく輝く真珠は人々を魅了し、宝飾品として珍重されたのです。

人類が初めて真珠に出会った日...
それは、ある日海に潜った縄文人が貝殻を採取し、食べようと貝を開けてみたところ、見たこともないような美しい珠が入っていてびっくり!(◎_◎;)
といったところでしょうか(笑)

これが人類が最初に出会った宝石ー真珠なのです( •̀ ω •́ )✧



いいなと思ったら応援しよう!