No.6 ボールクロック
ポップになりすぎない鈍いマルチカラーが好き!
ジョージネルソンが1948年にデザインした、ウォールクロック。
中央の本体に厚みがあって壁から浮いて見えるのもいい。
光が当たった時にボールの影が壁に映る。
これが1つあるだけで、楽しい雰囲気になるパワーのある時計だと思う。
いずれ壁掛け時計をつけられる機会があったら、真っ先にこれを選ぼうと、チャンスを待っていた。
前回の引越しの時は、ちょうどいい壁がなかった。
間仕切りとして使っていたカラーボックス群の背面に、合板か有孔ボードを張って、そこに掛けようかと本気で考えた。
でも高さが足りなすぎて、せっかくの時計の良さが出ないと諦めた。
そして今回の引越し。
昭和感漂う木の縦張りを白く塗装した。
一気に印象が変わり、ちょうど時計が欲しくなる、ベストポイントが現れた。
とは言ってもやっぱり悩む。
気に入っているけど、部屋がかわいくなりすぎるかな。
せめて単一カラーのタイプにした方が合わせやすいかな。
そこで夫登場。
「あれはこの部屋に合うでしょ。欲しいならいいんじゃない?」
その一言でボールクロックは無事ウチに招かれた。
メーカーさんに「自宅で使いたいんです!」とやたら熱く語り、引越し後に買った第1号となった。
すぐに掛けてみて納得。
馴染む。
前からあったみたいだ。
カラフルさを心配していたのに、これがあることで、逆に部屋がまとまった。
壁やクッションの深いブルー、タオルのライトブルー、カーテンのブラック、ソファのグリーン、ペンダントライトのレッド。
今となっては全体をまとめ上げるリーダー的存在。
これに関してはリプロダクト品もたくさん売られている。
でも似ているのに何かが違う。
なぜか惹かれない。
微妙な色の違い、カラーの配列の違い、素材の違い、精度の違い…。
少しずつ、でも確実な違いが積み重なって作られているのが分かる。
あー、これにして良かった。
毎朝見る度に今日も頑張ろうと思えるステキな時計。
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