ローリスクな人生だけど売れたい人の話
こんにちは ますみです。
思い悩んでるっぽいタイトルですがどうなんでしょう。
29歳にして最近人生について考えることがままあるので、ちょっと自分が何考えてるか記録してみようかなと。
・「売れたい。」
そう思い続けて20年くらい経ってると思う。
何で売れるかは色々試した結果わからないけど。
自分の人生の根本に売れたい、成り上がりたい、有名になりたいという思いがずっとあることを念頭に置いて見て欲しい。
「チャンスの神様は前髪しかない」という話は知っているだろうか
前髪しかなくて足が速いからチャンスの神様が来た時は絶対に掴んで放してはならないという話
そもそもチャンスの神様ってなんやねんって感じではあるんだけど、
今自分の29年という人生を振り返って、チャンスの神様は来たことがあっただろうか。
うーん わからん
でもそうかもなと思った出来事はいくつかある。
ということはあの時ああしていればと思って悔いていることも今現在あるということになる。
じゃあ自分は今不幸せなのかと聞かれるとそうではない。
10年以上前に思い描いてた未来とは180度違うとはいえ、別ベクトルで幸せを感じているしこれで良いと思って満足はしている。
ただ、自分の心の根本にある「売れたい」という気持ちが二十歳前後の頃と全く変わってない
これが本当に厄介。
売れたい。
何で売れるかはわからないけどと一番はじめに書いたけど、要はそれなんだと思う。
音楽で売れる、芸が売れる、文が売れる、エトセトラエトセトラ、、、
結局のところ何がやりたいのかが定まらないままなんとなくサラリーマンを続けてしまっている上に
とても有難いことに恋人、友達、その他諸々のとても良い人々に囲まれて毎日幸せな生活をしている結果、
(皆とこのままの関係性で売れたいな〜)と心の底から思うモンスターみたいな人格が出来上がってしまっているのだ。
だいたい売れたいってなんだ。芸能人になりたいのか文化人になりたいのかなんかよくわからんけどめっちゃ金持ってるイケイケの社長とかになりたいのか成れの果ては犯罪者にでもなってニュースになりたいのか。
なんにせよそこすら曖昧なのだ。
自分が会社の後輩にこんな相談されたらひっ叩くと思う。意味わからんから。
でも自分でもこの感情が理解できないから、いくつになっても疼いてる感情なわけで(中二病かな、、)
おまけにもう一個タチが悪いのが、自分で言うのもあれだけどサラリーマン適性が高いという点もある。
何言うてんねんと思うかもしれないが私は比較的社会性が高い(ような振る舞いをしている)のと、営業的なセンスはあると自覚している。
要は割とどの会社に行っても営業マンとしてそれな結果が出てしまうのだ。
もう一つ言うなら比較的どのコミュニティーでも仕事が出来るタイプとして何かと任されたり頼られていた人ではあると思う。
実際、何回か転職してるがほとんどの会社で昇給レンジが周りより早かったり、上長に物申せる立場になるのが早かったりすることが職歴上多い。
なので自己肯定感が割と満たされた状態で今までの社会人生活を過ごしてしまった結果、
何が何でもやったるぞ!見返したるぞ!
という気持ちがめちゃくちゃあるわけではないけど、とはいえ売れたい
なんてキャロル時代の矢沢永吉の前で言ったらクールス総員してぶん殴られそうなナメた状態なのだ。
「友だちが勝手に応募したプロフィールで〜全然やる気なかったんですけどなんか受かっちゃいました〜」
みたいな100%のウソを言ってるアイドルがたまにいると思うが、
まさしくその勝手に応募する友だちを待っている状態
で売れたいとか言っちゃってる痛い奴
が29歳の私なのだ。
どうかしてるぜ!!!
何故こうなってしまったのか
自分の今までの人生と共に振り返ってみると、、
私の友人で学生の頃一緒にバンドしようよと誘ってくれた友人がいた。
その時、当時所属していたサークルの居心地が良くて、なんとなくバンドで苦労するのあれやなと思って断ってしまったことがある。
数年後そのバンドは他のボーカルでメジャーデビューして、今は分裂したが名前を変えて頑張ってるらしい。
ある先輩で大卒後正社員としての仕事に就かず、バイト等しながら今話題のエンジニアスキルの勉強に充てた人がいた。
当時は大丈夫かと心配していたが今や同世代の倍以上の年収を稼ぎ出してるらしい。
元職場の同僚から今度新しい会社始めるんだけど来ないと誘われた。
当時転職活動中ではあったが、なんとなくベンチャーの立ち上げということへのリスクが怖くて断ってしまった。
現在その会社はどこかのファンドの支援を受けて順調に業績を伸ばしているらしい。
中学受験は第一志望が不合格になった日に確実に受かる滑り止めを急遽追加して受かった所に行った。
大学受験は一番要領良く楽に受けられる所を選んだ。
部活に入ることはせずになんとなく就職に有利そうで簡単に代表になれそうなサークルを選んだ。
数回やった転職活動もなんとなく給料が上がるか役職がつきそうな所を選んで、実際にほぼ受かってる。
気持ち的にはがっつりやりたい気持ちもあるけどなんとなく身体疲れるのもアレだしバンドも趣味程度で留めている。
そう、ここまで振り返るとあらゆるリスクから逃げ続ける人生になってしまっている。
口では色々言うんだけど結局、保守的な人生設計を選んでいるのが今現在の自分な状態。
本来ならハイリスクハイリターンが夢追い人における鉄則の社会において、
ローリスクでもそこそこのリターンと狙い通りの結果を得られてしまって来た結果、
チャレンジングな選択
が全くできない人になっていたのだ。
悲しいお話かもしれない
でも、今の生活に満足していてそれをかなぐり捨てる勇気もない
こんな男に誰がした!!!?(俺がした。)
だから今自分で何か始めている数々の友人の皆様を尊敬もし、そしてある種妬んでもいる。自分はそのチャンスの前髪を掴むための手を出せてないから。ラップやってる後輩、お笑いライブに出てる後輩、会社立ち上げるために頑張ってる友達、ネットワークビジネスで成功した友達、何かを得るために一歩前に出た人を羨ましく思っている。
そうこうしているうちにもうすぐ30歳だ。
周りの皆は家庭を持ち始め、今までの人間関係とまた違う関係性に変わろうとしている。
自分はどこかに取り残されてるのだろうか。
でも心の底ではまだ売れたい。
周りとか気にしてたら売れない。それもわかってる。
けど後ろ指刺されて同世代の関係から取り残されるリスクも負いたくない。
でもでもやっぱり売れたい。
そんなTOKYO三十路まえ。
ただ本当に日々を楽しく過ごしているので、別に心が荒んでるわけでも後ろ向きなわけでもなく、明日も仕事頑張ろうという気持ちだからとりあえずはまともな人間であり続けられるかなと。
きっと私のような考えの人というかお仲間もけっこういらっしゃるんでしょうね。noteなるものをちゃんと見る限り
だってこんなのiPhoneのメモで書けば良いもん。
何なんでしょうね人の心とは
まひとつ、これからも暇つぶしに見てやってくださいな。
もうちょっとライトな話題を中心に書いてきます。
ではまた
かしこ
ますみ