
プラナリアの捕まえ方(水槽内の個体編)
今回は、その2ということで、いくつか前置きをしておく。
「です、ます」調の文章はやめ、「だ、である」調で書いていく。そちらの方が書きやすいからだ。
また、私がプラナリアと書くときは、基本的にナミウズムシのことだと思ってもらいたい。陸のプラナリアでも、海のプラナリアでもなく、川のナミウズムシに限定していると事前に把握しておいてほしい。
さて、プラナリアを実際に見たことがある人ならわかるだろう。柔らかそうであると。
実際、そうなのだ。柔らかく、手でつまもうとすると、形状が維持できないほどに潰れてしまうか、見た目からしてダメージを負ったような雰囲気になる。
似たもの同士で柔らかさランキングをつけるなら、
きぬとうふ > プラナリア > なめくじ
といった感じだろうか。
さらに、プラナリアはぬるぬるした粘液に包まれている上に、驚いたり刺激を受けると丸まって物に引っ付く習性があるので、捕まえようとすると非常に採取しにくい。
そこで登場するのが筆である。
筆は柔らかいので、プラナリアを傷つけるリスクがかなり減り、多少乱暴に扱っても潰れない。プラナリア捕獲には必須アイテムと言えるだろう。
筆にもいろいろあるが、一番捕まえるのに適していたのは目元メイク用の筆だった。次に良かったのが絵画で使う極細筆。一番微妙だったのは習字用の筆だ。習字用の筆は毛が抜けやすく、毛が固いため、プラナリアを突き刺してしまうことが何度もあった。
ぜひ、プラナリアを実験で捕まえる際は、筆を試してほしい。もし、今後より捕まえやすいアイテムが見つかったら、すぐに共有しよう。
動画で撮影した際には、更新するので楽しみにしていてくれ!