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オレンジグリッターダニオ

オレンジグリッターダニオは、ミャンマー原産の小型熱帯魚で、鮮やかなオレンジ色の体に、青みがかった輝くラインが入るのが特徴です。別名「グローライトダニオ」とも呼ばれ、小型ながらも非常に美しい発色を持ちます。活発に泳ぎ回るため、群泳させると水槽内が華やかになり、観賞価値が高い魚です。


学名

Danio choprae


生息地・原産地

ミャンマー北部の河川や小さな支流に生息し、流れのある水域を好む。


サイズと寿命

  • 体長:最大約3~4cm

  • 寿命:約3~5年


飼育環境

  • 水温:22~27℃

  • pH:6.0~7.5(弱酸性~中性)

  • 硬度:3~12(やや軟水~中硬水)

  • 水槽サイズ

    • 最低30cm以上の水槽が望ましい。

    • 活発に泳ぐため、広めのスペースを確保するのが理想。

  • その他

    • 水草を配置すると、隠れ家として利用し落ち着く。

    • 流れのある環境を好むため、フィルターの水流を調整すると良い。

    • 飛び出しやすい習性があるため、水槽にはしっかりフタをすることが重要。


餌と給餌

  • 人工飼料:フレークや小粒のペレットをよく食べる。

  • 補助餌:冷凍アカムシ、ブラインシュリンプ、ミジンコなどを与えると発色が良くなる。

  • 頻度:1日2回、少量ずつ与えるのが理想的。


性格と混泳

  • 温和で群泳を好む ため、5匹以上の群れでの飼育が推奨される。

  • 同じくらいのサイズの小型熱帯魚(ネオンテトラ、ラスボラ類、プラティなど)との混泳が可能。

  • 活発に泳ぐため、動きの遅い魚(ベタ、長いヒレを持つグッピーなど)との混泳は避けた方がよい。


病気と対策(比較的かかりやすい病気)

白点病

  • 水温の低下やストレスが原因で発症しやすく、体表に白い斑点が現れる。

  • 対策:水温を26~28℃に上げ、塩浴または専用薬剤を使用する。

尾ぐされ病

  • 水質の悪化が原因でヒレが溶けるように腐敗する。

  • 対策:水質を改善し、観賞魚用抗菌薬を適切に使用する。


増やし方

雌雄の識別方法

  • 成熟したオスはスリムな体型で、体色が鮮やかになりやすい。

  • 成熟したメスはオスよりもやや丸みを帯び、腹部が膨らむ。

繁殖方法

  • 別の産卵用水槽を用意し、水草や産卵床(マリモ、ウィローモスなど)を設置する。

  • オスとメスを一緒に入れると、数日以内にメスが卵を産み、水草などに付着させる。

  • 親魚は卵を食べてしまうため、産卵後すぐに別の水槽へ移すのが理想的。

  • 24~26℃の水温で約2~3日で孵化し、稚魚はブラインシュリンプや微細な餌で育てる。


注意点

  • 群れでの飼育が理想:単独飼育だとストレスを感じやすく、遊泳行動が落ち着かなくなることがある。

  • 水質管理:適応力は高いが、急激な水質変化には注意が必要。

  • 跳ねる習性があるためフタは必須。特に興奮したときや水換え時に飛び出すことがある。


オレンジグリッターダニオは、その 鮮やかなオレンジ色と輝くブルーのライン が美しい小型魚です。活発に泳ぎながら群泳するため、水槽内を華やかに演出してくれます。比較的丈夫で、適切な環境を整えれば長く楽しめる魚種です。


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