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コンゴテトラ

虹色に輝く体色と、長く伸びたヒレが特徴的な中型の熱帯魚です。光の加減によって青、緑、紫、オレンジなど様々な色合いに変化し、水槽内で非常に映える魚種です。特にオスは成長するとヒレが大きく伸び、優雅な泳ぎを見せます。穏やかな性格で群泳を好み、比較的丈夫なため飼育もしやすい魚です。


学名
Phenacogrammus interruptus


生息地・原産地
アフリカ・コンゴ川流域。流れの穏やかな河川や黒水環境に生息し、水草が多い場所を好む。


サイズと寿命

  • 体長:最大約8~10cm

  • 寿命:5~7年


飼育環境

  • 水温:23~27℃

  • pH:6.0~7.5(弱酸性~中性を好む)

  • 硬度:3~15

  • 水槽サイズ:60cm以上の水槽が理想的。群れで泳ぐため、できるだけ広いスペースが必要。

  • その他:暗めの背景や流木・水草を配置すると、自然な環境が再現され、体色がより美しく発色する。


餌と給餌

  • 人工飼料:フレーク状の餌や小粒の人工飼料(顆粒タイプの餌)が適している。

  • 補助餌:冷凍ブラインシュリンプやミジンコ、植物質を含んだ餌を与えると色彩がさらに鮮やかになる。

  • 頻度:1日2回、少量ずつ与えるのが理想的。


性格と混泳

  • 基本的に温和で、同じくらいのサイズの魚との混泳に適している。

  • 小型魚とは問題なく混泳可能だが、口に入るサイズの稚魚は捕食することがある。

  • オス同士でヒレを広げて威嚇することがあるが、大きな争いにはなりにくい。


病気と対策
(比較的かかりやすい病気)

  • 白点病
    水質の変化や低水温が原因で発症しやすく、体やヒレに白い斑点が現れる。
    対策:水温を28~30℃に上げ、塩浴または薬浴を行う。

  • 尾ぐされ病
    水質の悪化やストレスによりヒレや尾が溶けるように腐敗する病気。
    対策:水質を改善し、観賞魚用抗菌薬を適切に使用する。


増やし方

  • 雌雄判別方法
    成熟したオスはヒレが長く伸び、体色がより鮮やかになる。一方、成熟したメスは体がふっくらとし、ヒレの伸びが控えめ。

  • 繁殖方法
    繁殖には専用の繁殖水槽を用意し、pH6.0~6.5の弱酸性環境を整える。
    水温を24~26℃に調整し、産卵床として水草や細かい砂利を用意する。
    産卵後は親魚を隔離し、卵を光から守る必要がある。


注意点

  • 比較的大型に成長するため、十分な遊泳スペースが必要。

  • オスのヒレが繊細なため、フィンをついばむ魚(例:スマトラや一部のバルブ類)との混泳は避ける。

  • 水質の急激な変化に弱いため、定期的な水換えで環境を安定させることが重要。


魅力と雑学
コンゴテトラはアフリカ原産のテトラの中でも特に美しい魚として知られており、光の加減で虹色に輝く体色が魅力です。特にオスは成熟すると背びれや尾びれが長く伸び、優雅な印象を与えます。ブラックウォーター環境や水草レイアウトを整えることで、本来の美しい発色を引き出すことができます。


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