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クロオビスズメダイ
クロオビスズメダイは、幼魚と成魚で体色が大きく変化するスズメダイの仲間です。幼魚の頃は鮮やかな黄色の体色に黒い横帯が入りますが、成長すると全体的に灰色がかった体色になり、より地味な姿になります。スズメダイの中ではやや気性が荒く、縄張り意識が強い傾向があるため、混泳には注意が必要です。
学名
Neoglyphidodon nigroris
生息地・原産地
インド洋から西太平洋の熱帯域に広く分布し、特にフィリピン、インドネシア、オーストラリア北部、パプアニューギニアのサンゴ礁でよく見られます。幼魚はサンゴの隙間や浅瀬の岩礁地帯で生活し、成長するとより広い範囲を回遊するようになります。
サイズと寿命
体長:最大約14cm
寿命:8~12年
飼育環境
水温:24~28℃
比重:1.023~1.025
pH:8.0~8.4
水槽サイズ:60L以上が推奨されるが、成魚になると120L以上が望ましい。
その他:成魚は縄張り意識が強いため、混泳を考える場合は広めの水槽を用意し、適度にライブロックを配置することが重要。
餌と給餌
人工飼料:粒状やフレークタイプの海水魚用フードを主食にできる。
補助餌:冷凍ブラインシュリンプやミジンコのほか、藻類も食べるため、植物性の餌を与えると健康維持に役立つ。
給餌頻度:1日2回、少量ずつ与えるのが理想的。
性格と混泳
クロオビスズメダイは成長とともに気性が荒くなり、特に縄張り意識が強くなるため、小型の魚との混泳には向いていません。同じスズメダイの仲間や体の小さい魚と混泳すると攻撃的になることがあるため、相性の良い魚種(同じくらいの大きさの温和でない魚)を選ぶ必要があります。
病気と対策
白点病:水質の悪化やストレスが原因で発症しやすい病気です。
対策:水温を安定させ、水換えを適切に行い、早期に隔離水槽での治療を実施。
注意点
幼魚の頃は温和だが、成魚になると気性が荒くなるため、水槽サイズや混泳相手を慎重に選ぶ必要がある。
水質の悪化に比較的強いが、安定した環境を維持することでより健康的に育てられる。
ライブロックなどの隠れ家を適度に用意することで、ストレスを軽減できる。
クロオビスズメダイは、幼魚と成魚で体色が大きく変化するユニークな海水魚です。特に幼魚の鮮やかな黄色と黒帯のコントラストは美しく、観賞価値が高いです。ただし、成魚になると縄張り意識が強くなり、攻撃的になるため、混泳を考える際は十分なスペースを確保することが重要です。適切な環境を整えれば、丈夫で長生きするため、中~大型水槽向けのスズメダイとして飼育に適しています。
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