見出し画像

ラージマヤカ

ラージマヤカは、南米原産の水草で、一般的なマヤカ (Mayaca fluviatilis) よりも葉が大きく、茎も太めの種類です。葉はしっかりとした質感を持ち、水流の影響を受けにくいのが特徴です。成長が速く、中景や後景のレイアウトに適しており、光量とCO2を適切に管理すれば密生した美しい姿を作ることができます。


学名

Mayaca sellowiana


特徴

  • 葉の形状: マヤカよりも大きく厚みのある葉。やや硬めでしっかりとした質感。

  • 成長速度: 速い。適切な環境では短期間で成長し、群生しやすい。

  • サイズ: 高さ20~50cm、横幅10~30cm程度。中景~後景に適している。

  • 特筆点: 耐久性が高く、光量や水質の変化に強い。ボリューム感のあるレイアウトを作りやすい。


育成方法

基本条件

  • 光量: 中光~高光が推奨。高光量環境では葉がより美しく、密に成長する。

  • CO2添加: 添加すると成長が促進され、より健康的な姿を維持しやすい。

水質

  • pH: 5.5~7.5(弱酸性~中性)

  • 硬度: 軟水を好むが、比較的広い範囲の水質に適応可能。

  • 温度: 20~28℃が適温。

栄養管理

  • 液肥: 鉄分や微量元素を含む液肥を定期的に追加すると良い。

  • 底床肥料: 根からの栄養吸収も重要なため、肥沃な底床を使用すると成長が良くなる。


増やし方

ラージマヤカは茎のカットによる挿し木で容易に増殖できます。

  • 挿し木: 成熟した茎を適当な長さにカットし、底床に植え直すことで増殖可能。

  • 自然繁殖: 伸びた茎が絡み合いながら群生し、自然にボリュームが増していく。


採集地と自生環境

ラージマヤカは、南米の河川や湿地に自生し、流れの緩やかな水域を好みます。水上葉と水中葉の両方に適応しやすく、水質変化にも比較的強い性質を持っています。


主な用途と魅力

レイアウトでの活用

  • 中景・後景: ボリューム感のある成長を活かし、水槽の背景や中央部分に配置するのに適している。

  • アクセント: 太めの茎としっかりした葉が、水槽内の他の水草とのコントラストを生み出す。

魅力

  • 一般的なマヤカよりも葉が大きく、見た目に存在感がある。

  • 成長が速く、短期間でレイアウトを完成させることができる。

  • 耐久性が高く、比較的幅広い環境に適応可能。


注意点

  • 光量不足: 光量が不足すると葉が間延びし、密生しにくくなる。

  • トリミングの管理: 成長が速いため、適宜カットして形を整える必要がある。

  • 底床の選択: 根をしっかり張るため、植え込み時には底床の粒の大きさに注意する。


ラージマヤカは、太めの茎と大きめの葉を持つ水草で、一般的なマヤカよりも存在感のあるレイアウトが作れます。育成が容易で成長が速く、中景や後景に最適です。光量や栄養管理を適切に行うことで、美しい姿を長期間維持できる水草です。


📢ちょっと覗いてみませんか?🌿✨
素敵な商品がきっと見つかります!ぜひチェックしてみてください。
■商品ページはこちら


■その他の生体も多数取り扱い中!ぜひご覧ください:

https://store.shopping.yahoo.co.jp/mame-store/


■協力企業一覧


いいなと思ったら応援しよう!