下北沢パトロール
今日は昼から下北沢へ。
久しぶりにあてもなく散歩。
目的を決めずに気の向くまま歩くのが楽しくて、とっぷり日が暮れるまでずぅっと歩き続けた。
古着屋さん、本屋さん、雑貨屋さん、レコード屋さん…目に入ったお店に片っ端から入ってはお店の方とお話ししたり、いい情報教えてもらったり。
ひたすら歩いて見てっていうだけの生産性のない時間のように思えるが、私にとってはとてもとても有益な、濃い時間を過ごせた。
お気に入りの古着屋さんでは春物をリサーチしながら衣装の相談をしたり、髪色に合う服を相談したり。
(まだ冬ものばかりだったので今日はお買い物は自重したけど)
書店B&Bでは三冊購入。
「カラスの教科書」松原始
▶︎さらっと読める小説ではない本を探していて、目に入った一冊。
「下北沢について」吉本ばなな
▶︎B&B限定の分冊は持っていたのだけど、文庫にまとまったものは持っていなかったのでこのタイミングで購入。
「私自身の見えない徴」エイミー・ベンダー
▶︎だいぶ前に「燃えるスカートの少女」を読み、衝撃をうけた作家の長編小説。ファンタジーともSF(藤子不二雄の少し不思議に近いかも)とも言える世界観だが、日常から地続きで展開されていくストーリー。感情の機微や、まろやかに狂っていく世界を丁寧に描写しているのに、文章からは水面に反射した光のようなきらめきをまとっているような清々しさもある。
B&Bのような個人書店は大型書店の提案とは違った、棚を作った書店員さん独特な思考の飛ばし方や提案で、思いもよらなかった関連性だったり興味をそそられる書籍に出会わせてれる。
紀伊國屋書店、ジュンク堂にももちろん伺うけれどこういった個人書店の方に足を運ぶことの方が多い。
購入した本を読みにそのままつきまさへ。
日本茶をいただきながら読書したり、やりたいことリストアップしたり。
こういう時間の使い方も必要だな。