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断食にお金を払う人【空腹は非日常なのか?】

人間は生きていれば勝手に空腹になる

何も食べなければ空腹状態を作れる

空腹状態が続くと死んでしまう

そんなの当たり前だ

しかし現代ではそんな空腹
かなり貴重な経験の一つになっているらしい

世の中には「断食道場」という
断食をするための施設があったりする。

わざわざお金を払って
食べ物を食べない経験をしにいくのだ。

空腹は食べなければ起きる

生まれてから極度の空腹を経験することなく
生きてきた大人は多いと思う。

私もその一人だ。

赤ちゃんはお腹が減れば
泣いてすかさずミルクをもらう

子供になってもお腹が減れば
お腹いっぱいご飯を食べさせてもらう

大人になったらお店やコンビニで買ったり
食材を買って自分で作って食べる

現代は本当に空腹になる時間が少ない

空腹にならないように
ご飯の量や時間を調整して生きているみたいだ

本能は強い

人間は空腹に耐えることが出来ない

空腹になってしまうと
本能のままに食べ物を口に運ぶ

不思議なことに空腹に慣れていないと
少しの空腹感を感じたあたりから
食べ物のことばかりが頭に浮かんでくる

いかに食べ物が飽和状態にあって
不便なく食べれているかを実感する

どれだけ大事な予定があっても
食事はそれ以上に大事な予定の一つになっている

人間の意志や覚悟なんて大したことはない

本能にはどう頑張っても勝てない

私は本能に勝ったことがない

戦おうと思えば思うほど
本能は強大な力を発揮してくる

熊と素手で正面から戦うようなもので
どれだけ鍛えようが意味がない

どうやら
断食道場に通う人達は熊に勝つための修行
に行くみたいだ。

簡易的な断食から

世の中には断食の良さを認め
生活に取り入れている人が多い

私もその一人

私は「間欠的ファスティング」という
24時間の中で16時間は何も食べないという
プチ断食を毎日おこなっている。

間欠的ファスティングをすると
今までは糖をエネルギーとして使っていたのに対し
脂肪をエネルギーとして使えるようになってくる。

脂肪のエネルギー貯蔵庫は糖の貯蔵庫に比べて
約20倍も大きいらしく普通の生活をしていれば
エネルギー切れを起こすことはほぼ無い

以前に記事を書いたので参考にしてみてほしい

簡易的な断食であれば少しの制限を設ければ
案外簡単に空腹に耐えることができるようだ。

そして明らかに体が元気にもなった。

非日常から日常に

私は間欠的ファスティングにより
日々空腹状態を作っている。

始めた一週間くらいは空腹が苦しかった

しかし現在では
体が順応して空腹感が心地いいとさえ感じる

体が順応して非日常だった空腹
日常へと変化していっている。

空腹がこんなに良いモノだと思ったことは
三十年近く生きてきて思ったことは一度もなかった。

わざわざお金を払ってまで
断食しにいくのは馬鹿馬鹿しいと思っていた
今では大きく考えが変わった。

もうすこし子供が大きくなって
時間をあけれるようになったら
私も断食道場に足を踏み入れているだろう。

空腹は生きていく上で必要な要素だ。

そう感じさせてくれた
間欠的ファスティングに感謝




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