ファン作りと意味変
今日は映画「えんとつ町のプペル」のチケット半券を持っている人の特典の、『教えて西野先生 お金と集客の話』のweb講演会に参加した。
思ったけど、映画の公式HPか西野亮廣発信のSNS等でしか情報が拾えないから、この特典があるって知ってる人は西野亮廣ファンしかいないんじゃないかなぁ?それを狙っているのだとは思うけど。
こんな良い情報はたくさんの人が知ればいいのになぁ。
と思ったところで、私が発信して、それを信用して「どれ西野亮廣の話を聞いてみようじゃないか」という人がどれくらいいるのだろうかな?
そこは私自身の信用に関わってくるわけで、普段の私の発信や人となりを知っていたうえで判断されるので、これってけっこう怖いことだなと。
どんなに良い情報であっても、それを発信する人の信用がなければ、人はその情報を取ろうとはしてくれない。
キンコン西野亮廣の人となりとその情報の有益性を信用するからこそ、そのweb講演会には人が集まる。そこには西野さんの積み上げてきた実績があるからだ。
平日19時スタートのライブ配信で900名の人を集めているくらいだから、アーカイブ放送を観る人も含めると申し込んでいる人はもっといるよね。
それはきっと西野さんの言う「顧客ではなくファン」なんだろうな。web講演会の存在を知り、映画を観に行き、HPで申し込んで、90分間話を聞く、という、労力と時間をかけるくらいだから。西野さんの話にそれだけの価値を置いているということ。
そうやって体現もしてくれていることを、今日も丁寧に分かりやすく話してくれて、めっちゃ勉強になりました!
集客に大事なのは2つ。
「ファンを作ること」と「意味変すること」。
モノを買うときに、役に立つものは、その役目を最高に良く果たしてくれるものが一つあれば良い。ハサミはよく切れればいいし、ホッチキスは止めやすいものがいい。その中でいちばんクオリティの高いものが選ばれる。
だがしかし、そこに何らかの付加価値がつけば、最高のクオリティでなくとも選ばれることができる。クオリティの意味が変わると西野さんは表現していた。
仲良しの田中さんが作ったラーメンなら、多少高くても遠い所にあっても食べに行く。もっと美味しいお店が別にあっても、田中さんが作ったラーメンを応援するために、田中さんのお店を選ぶ。
それが、ファンだということ。
じゃあ田中さんになるためにはどうすればいいか、という肝心なところは、わが家のネットが不安定で止まってしまって聞けなかった( ;∀;) なのでアーカイブでもう一度確認しようと思う。
もう一つの「意味変する」というのは、例えばCDケースがインテリアになったり、AKB48のCDが握手券になったり、絵本「えんとつ町のプペル」をおみやげやギフトにする、というようなこと。本来の用途から、別な意味づけをして、必要なものに変えること。
あ、あとバーベキュー型の、お客さん参加型にすることが大事ってことも!みんなお金を出してまで作りたい、自分で発信したいから、その機会を作ってあげるってこと。
ながらで聴いていたためメモも取らずなので、抜けているところがかなりある!あと最低2回は聞いてきっちりと消化しよう。そしたら改めてまとめ書くかも。
価値をどう作るか。
なんでも簡単に手に入るしスマホ一つで何でもできちゃう時代だからこそ、退屈してる。リアルな体験を欲しているんだろうなー。
アイデア次第で何でもできるんだけど、好きなことがわからないとか、何をすればいいかわからないとか、アイデアはあるんだけど発揮する場がないとか、そういう人たちにお膳立てをしてあげるような。きっかけを作ってあげるような。そんな感じかな。
そして、ファンとなってもらうために信用を積み上げること。一朝一夕じゃできないことだけど。お金持ちより信用持ちの方がお金を集められて回せる、以前から西野さんはずっと言ってる。
勉強になった!!!やる気出た!!
ちょうど「存在価値」について考えてもいたときで、、
人の存在価値とは?
何かができることに価値をおいたら、たとえば加齢や怪我などでそれができなくなると価値がなくなってしまう。
人格や性格に価値をおいたら、たとえば障害や病気などでそれが表現できない状態になったり、認知症などで人格が変わってしまったりすると価値がなくなってしまう。
当然、身体的な部分や実績・肩書に価値をおくのも、簡単に失ってしまい得るもの。
では人の存在価値とは何か。
ただ、生きているだけでいい。
何をしてても、どんな状態でも、どんなことをしても、その人がこの世界に生きているというだけで意味がある。そこに存在価値がある。
よく聞く話だと思うけど、本当にそう思う。生きてるってすごい。生かされてるってすごい。
本当に、何者かになろうとする必要はないのだと思う。
ただやっぱり、より「良く」の「欲」がある限り、がんばろって思う。
どんなだって大丈夫。
安心して、がんばろ。
今日もありがとうございました。