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私で低温やけどしないでください

こわい夢を見た。死んでしまった人たちがかわるがわる現れてこちらを見て踊る。「お前はこちら側だ」と見つめられている感覚。これはこわい。見つかってしまったと思う。私は顔の見えない人にしがみついて「あなたは死なないよね?いなくならないよね?」とすがっていた。

私のまわりに自死を選んだ人はまだ(知らないだけかもしれないけど)いなくて、それでもこんな夢を見てしまう。他人の夢の中で踊らなくてすむように、誰かをこわがらせないためにも私は死にたくない。ただ生きることだけでも本当につらいけど、死にたくない。生きたい。生きて自分も幸せになりたいし人を幸せにしたい。死なない人と一緒にいたい。こんな夢を見た日はこんな夢を見てしまったんだ、とてもこわかったんだと起こさせてほしい。でも、その相手は個人でなくてもいいかもしれない。私の熱はあまりに熱くて相手を溶かしてしまうので、この熱を分散させたい。ホカロンって気持ちいいね、くらいの気持ちで接することができる体温でとどまりたい。私で低温やけどしないでください。

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