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第45回日本リバーベンチャー選手権大会会計報告について
noteでの発信は凄くお久しぶりになってしまいました。
チームの方の運営と本業の仕事やらでお陰様で多忙になってきまして、筆が進まなくなっていました。
代わりに文字に比べると比較的気軽に収録して配信できるPodcastの方に注力して発信しているので、良かったら聞いてやってください。
すいません、宣伝を挟みましたが本題です。
リバベンクラファンとは?
リバベンクラウドファンディングは、コロナ禍によって大会直前になって中止を余儀なくされた第44回大会の際に負ってしまった経費により、それまで次回大会の準備資金としてプールしていた繰越金が底をついてしまったため、その資金面での問題を解消すべく広く支援を募ったものです。
支援者の皆さんに対しては明確なリターンは無く、”大会を継続すること”がリターンの代わりに設定した約束でした。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
クラファン実施の際の約束
クラウドファンディングの際に出資者のみなさんとお約束したことがもう一つありまして、それが、、、
リバベンの会計に透明性を持たせる
というものでした。
これは、リバベンが多くの団体、個人から資金面での援助をいただいている大会であるにもかかわらず、これまで踏み込んで来なかったことなのですが、広く出資を募った都合上出資されたお金が何に使われたかは皆さん気になるところですし、今後の大会運営に対する信頼につながるポイントだと思っていました。
会計報告の作成にあたって
なので、毎回リバベンを開催後、収支に関する報告を公開できる様に準備してきました。
これは、僕たちクラウドファンディング実行委員会の力だけでは実現が難しく、実際に45回大会を運営した大会実行委員会に会計報告の作成を行って頂くことになります。
当初、僕たちクラウドファンディングの実行委員会と45回大会の実行委員会の間でクラウドファンディングの出資者の方々への向き合い方や温度感に差が生まれてしまうことに懸念がありましたが、45回大会実行委員長の斎藤くんをはじめとして委員会の皆さんに汲み取って頂けて、凄く細かいところまで会計をまとめていただきました。
また、彼らからの感謝の気持ちで出資者の皆さんにささやかながら返礼品(オリジナルマスク)をお送りすることもできました。
第45回日本リバーベンチャー選手権大会実行委員会の皆さんにこの場を借りて感謝の気持ちを伝えさせてください。
本当にありがとうございました。皆さんのおかげで今日を迎えられました。
それでは簡単ではありますが、会計報告をご覧ください
リバベンでは、クラウドファンディングにて多くの方々からご支援いただきました。
第45回大会の収支について報告致します。
収入は266万5,196円、支出は175万5,795円となりましたので、次年度への繰越金は90万9,401円となります。
詳細は以下報告書をご覧ください。
第45回大会に関しては、地元のラフティング事業者の方々にご協力いただきRestart部門を新たに設立しました。これは、コロナ禍において団体としてレースに参加することのできない選手や今後レースへの参加をしたいと考えている1 年生を主な対象として、リバーガイドの方が同乗してレースを行う部門です。
今大会では、一人でも多くの学生に参加してもらいたいという想いから、大会側で一部費用を負担させていただき、参加費を抑えて設定をさせていただいておりました。結果多くの方にご参加頂くことが出来、Restart部門だけで57名の方に出場して頂けました。
Restart部門を設立するにあたり、初めから収益を目的とせず運営することに迷いもありましたが、今後とも本大会を応援頂けますと幸いです。
第45回リバーベンチャー選手権大会 実行委員長 齋藤歩
今大会において、私たちはクラウドファンディングに出資頂いた皆様のご支援が意図しない形で消費されていないかの確認、大会実行委員会から使途についての相談を受ける窓口として関わらせていただいておりました。
大会の収支に関しては、収支報告の内容を確認させて頂き、報告の内容に誤りの無いことを報告させて頂きます。
また、実行委員長の齋藤くんからRestart部門の新設に関してのご相談を受けた際に、今のリバベンに必要な素晴らしい取り組みだと思い、当委員会としても開催に賛同いたしました。
第46回大会に関しては、私たちの役割を第45回リバーベンチャー選手権大会実行委員へ引き継ぎますが、今後とも皆様より頂戴したご支援がリバベンの継続のために適切に役立てられることを見守って参ります。
末筆ながら、改めてクラウドファンディングにご支援を頂戴した皆様へ感謝申し上げます。
リバベンクラウドファンディング実行委員会 一同
45回の会計報告を終えて
リバベンクラウドファンディング出資者の皆さん、会計報告をご覧いただけた方々、45回大会に携わっていただいた方々に深く感謝申し上げます。
皆さんがいなければ、リバベンは無くなっていたイベントかもしれません。
まずは、1回目のお約束を果たせてホッとしている気持ちです。
まだまだ拙い点もあり、今後について改善した方が良い点も沢山あります。
リバベンの会計を公開するに当たって本来の目的は当然出資者の皆さんにご支援の使途の透明性を担保するということですが、今回大会の収支を公開することにより、業界全体として大会のあり方や何が重要なのかみんなで考える良い機会になればと考えています。
これまでの前例を踏襲した運営体制を見直す機会かもしれませんし、大会のお金に関してもどうあるべきか考えてみる機会かと思ってます。
そこから発せられる意見がこの大会を50年、100年続くイベントへと成長させるきっかけになるかと思いますし、より良いイベントになるきっかけとなるかと思ってます。
是非みんなで考えましょう!
最後に第44回大会実行委員会の功績に感謝の気持ちを
僕たちリバベンクラウドファンディング実行委員会は、第44回日本リバベンチャー選手権大会実行委員会と有志の大会OB数名とで発足した委員会でした。
そのきっかけは、本当は大会を開催したかったが世相的に開催を泣く泣く断念した彼らが少しでも大会に残せるものはと模索した中から生まれたものでした。
彼らの気持ちは痛いほどわかるし、何かしらの形でイベントをやらせてあげたかったなと思いました。
委員長の吉田幹人くんを初め、今ではチーム仲間の松井太郎くんに特に頑張って頂きました。
リバベンを継続できたのは皆さんのおかげです。
この記事を見ていただいた方も良かったらこの機会に彼らに気持ちを伝えていただけたら嬉しいです。
僕も心から感謝しています。本当にありがとうございました。
クラファン実行委員会としては役目を終えますが、ここからが重要です
すいません、最後に一つだけ
クラファン実行委員会は今回の発表を以て、監査の役割を第45回大会の実行委員会に引き継ぎ、当初お約束した役割を終えます。
ですが、回復の方向に向かうコロナ禍の中で重要なのはここからです。
多くのチーム、団体が競技を継続できなくなってしまいました。
それが意味するものとはリバベンの出場チーム数の減少です。
減少し続けることになると改めて資金面での問題が浮上することもあるでしょう。
そうなる前にリバベンだけでなく、業界全体としても競技者の育成、参加しやすい大会にするなど取り組まなくてはいけないことが沢山あります。レスキュー面での課題も引き続きあります。
できる限り僕たちも関わり続けたいと思います。
是非皆でリバベン、レースラフティング、リバースポーツをより良いものにしていけたら素晴らしいな考えています。
最後まで見ていただいてありがとうございました。
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![増田 貴元@ラフティングレーサー|Yappli CS](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/93376555/profile_3af848a00d4d0f2b5bba9ee46b99a880.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)