遂に開幕!ラフティング世界選手権
おはようございます。
日本では朝に公開していますが、ただいまボスニアは5月29日の夜9時前です。
5月30日(木)から開幕するラフティング世界選手権(通称 WRC)を翌日に控え、オフィシャルトレーニング、オープニングセレモニーが終わりました。
大会に出場するまでの簡単な経緯や出国直後の状況は前回の記事をご覧ください。
簡単な大会スケジュールがわかりましたので、こちらで共有させていただきます。
大会自体は4種目を4日に分けて実施します。
ライブ配信等に関しては、どうやらYoutubeでの配信がある様です。
詳細分かり次第発信できればと思っています。
大会のインフォメーションはここまでで今回も自分とHORUの話を中心にしたいと思います。
引き続きポジションはリザーブ(控え)
前回も話しましたが、現在の私のポジションは出場できる4人中5番手で本来のままであれば出場することの無い控え選手です。
その中で最後まで出場機会を目指していくという話は前回の記事でお話しした通りですが、4種目中前半3つの種目に関しては残念ながら出場機会を得ることができませんでした。
これは異例なことではありますが、今回チームとしてもメンバーが直前で海外赴任や怪我などイレギュラーな状態だったので、出場するメンバーの最終判断が現地に入ってからになりました。
現地での事前練習では思うようなプレーをすることが出来ず自分のミスが出てしまい、前半3種目に関しては本来ポジションを獲得しているメンバーで出場することになっています。
非常に口惜しい気持ちを持って今を過ごしていますが、限られた時間で判断せざるを得ない状況は皆理解していて、その中で1回、2回あるかどうかのプレーできるチャンスに本来のポジションのメンバーを超えるパフォーマンスを出せなかった自分が悪いです。この判断は納得しています。
あくまで選手としての目標、エゴもありますが、それ以上に今大会の目的はチームでメダルを獲得することにあります。
これまでのキャリアを共にしてきてくれた仲間です。
元々見切り発車だったこのチームを世界選手権に出場するチームにまで育ててくれた誰よりも心強い彼らに託して自分は最大限のサポート、マネジメントに徹したいと思います。
最後の種目ダウンリバーで出場します
チームでは4種目目ダウンリバーに出場する選手をどうするかかなり頭を悩ませてきました。
正規ポジションの松井選手は4月からのベルギー赴任で直近2ヶ月間は思うようなトレーニングが出来ない環境にありました。
今回のダウンリバーのコースは長く恐らく50分ほどのコースタイムになるのではないかと思います。
長らくトレーニングを積んできたとはいえ、2ヶ月漕げていないのは大きな不安材料でした。
その中で様々な状況もありましたが、ダウンリバーの出場選手に自分を選んでいただきました。
正直にいうとこれはポジションを自力で勝ち取った訳ではなく、出場にこだわる自分の気持ちに対してチームメンバーがくれたチャンスだと思います。
最後は気持ちでなんとかしてみろ!と、メンバーから自分が試されているとそう感じています。
この気持ちに応えるために最終種目が行われる6月2日に自分の全てをぶつけてきます。
良かったら本日から4日間日本代表チーム達を応援して頂けるとありがたいです。