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2020年ラストレース、テイケイカップ開催!見所と意気込みを

11月レースのシーズンも終盤となって参りました。

例年通りだと御岳カップが11月の開催となることが多く、ここを年内の漕ぎ納めとしていたチームも多かったのですが、今年は10月に開催したこともあり、漕ぎ納めるにはまだ暖かいなと思っていた方も多いのではないでしょうか。

そんな中、新たに11月の開催を告知されていたテイケイカップのエントリーリストも発表され、大会まであと1週間ちょっととなったので、あれこれ話していきたいと思います。

新設されたレース「テイケイカップ」

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大会の開催自体は、夏頃にやるかも的な話を聞いていましたが、正式に開催が決定しアナウンスされていました。

このタイミングで新規の大会として開催がされる意味合いとしては、WEBサイトでも記載がありましたが、今シーズンからテイケイが来年中国で開催予定の世界大会(4人乗り)に向けてA,Bの2チーム制を取っています。

2チーム制になってからは、A,Bチームは別々のスケジュールで練習を行っていて、定期的に記録会を行い、チーム内競争を行っていました。
そして、来年最終的なチーム内レースで勝ったチームを中心として世界大会の出場メンバーを確定させるといった青写真を描いている様です。

その中間地点である記録会自体を大会として他の国内チームも集めて開催するというのが、今回のテイケイカップとなったとのことです。

実際テイケイカップがなかった場合、御岳カップのみで2020年のシーズンは終わりとなっていたので、大会の開催(しかも4種目レース)は練習を続けている身としてはありがたい限りです。

今シーズン唯一の4種目のレース

4種目と聞いて??となる人もいるはずですが、世界ラフティング協会(IRF)が定める公式ルールで行われる世界大会では1大会に4つの種目があり、4種目で獲得したポイントの合計で世界一のチームを決めています。

詳しくは下記の協会サイトを見てみて下さい。

国内でもラフティングレースの競技化が進む流れで1大会で4種目行うレースがシーズン中に2〜3レース開催されていますが、その他の多くの大会は4種目の内の1or2種目のみを行うものです。

なので、世界大会を意識しているチームからすると4種目のレースは経験といった意味でも非常に重要です。

エントリーは来年の日本代表チームを中心とした9チーム

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来年の世界大会の出場チームは招待枠が設けられましたが、エントリーをしたのは23歳以下の日本代表チームのみでした。

テイケイ以外の出場チームを見ると5チームが大学生チームで構成されていて、この5チームがバチバチと火花を散らす形になることでしょう。

というのも、来年の世界大会は元々今年開催される予定だったものが新型コロナウイルスの影響で1年延期となったため、日本代表チームは2019年の選考会で決定したチームです。

既に選考会からは1年が経過しており、「今やったら俺たちの方が上だ」と息巻いているチームもいるのではないでしょうか。

自粛期間もあった影響から、23歳以下のカテゴリの実力は拮抗しており面白くなってきました。

代表チームはしっかりと格の違いを見せつけたいところです。

実はこちらがメインなのですが、テイケイチームのA,Bチームどちらが現地点で上回るのかが注目です。

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Aチームのメンバーが1名直近で変わってしまい、その他のメンバーがどれくらいカバーできるのかといった感じでしょうか。

当日のコースで漕いでいる経験値もBチームのメンバーの方が多いので、Bチームに何かアクシデントでもない限り埋まらない差ができてしまった様な気はしています。

個人的にはAチームに頑張って欲しいところです。

HORUも出場をします。テイケイとは違う魅力を見せたい

HORUは経歴や所属関係なく集まり、レースに挑むチームです。

その多くは社会人で、過去には23歳以下で世界大会に出場したメンバーもいますが、各自仕事を持ちながら週末に練習しレースに出場しています。

個人的な希望も込みですが、社会人になってもレベルアップする場としてHORUを高めて行きたいと考えていて、機会があれば今後このチームで海外のレースにも出場したいです。

そんな中、現状テイケイに対して大きすぎる程の実力差のある僕たちHORUですが、しっかりと戦ってきたいと思います。

レベルの高いレースにでることでHORUというチームがどの位置にあるのか示すことになるし、来年に向けてチームをより成長をさせるためにも重要なレースになるでしょう。

そんなわけで大会まであと1週間半、元気にやっていきましょう。


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