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御岳渓谷の復興と新型コロナウイルス

こんにちは、増田です。

私が所属するHORUでは、昨週まで毎週末スケジュールを詰めて練習をしてレースに備えていましたが、今週はチーム練習を休みにして在宅しています。

昨今の新型コロナウイルスの影響から外出の自粛を促す要請が各所へ出ている週末ですが、レースラフティング界隈では4月からのシーズンインが危ぶまれる状況が続いています。

直近では御岳カップの開催が4月4,5日に迫っており、どちらに転ぶか状況の中で判断を迫られているところです。

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もうイベント事に関しては、どのイベントも開催してもしなくても苦渋の決断というか、どっちに振っても大変で「お察しします」としか言えない状況です。

ラフティングレースの参加者の多くを占める大学生チームは、大学から活動を自粛する様御達しが出ているチームもあり、社会人チームもこの状況下では参加を見合わせる人もいると思いますので、開催をしても大変な状況である事は間違いありません。

ただ、それでもギリギリまで開催できる可能性を模索する実行委員会の皆さんには頭の下がる思いです。

ちょっと話は戻りますが、御岳渓谷は昨年10月の台風直撃の際に大きな被害を受けました。

川の水位も上昇し、地盤の緩んだ斜面では土砂崩れも発生しました。象徴的だったのは御岳小橋の流出です。

台風通過後は水位は下がったものの、上流から流れてきた土砂や鉄くずなどのゴミが川のいたるところに引っかかり、川下りをするのも危険な状態でした。

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私も台風の収まった後に川の状況を見た際には「また漕げる様になるのだろうか?」と不安になりました。

そんな中、皆が安心してアウトドアスポーツを楽しめる環境に戻せる様に御岳カップ実行委員会では11月からほぼ毎月清掃活動を開催して頂き、やっと以前の様にラフティングもできる様になりました。

これから暖かくなり、本格的な行楽シーズンが始まります。
御岳渓谷がここまで復興を果たして安心して楽しめる環境が取り戻せた事を多くの人に知ってもらうには御岳カップは大切な機会だと思います。

これまでの背景を思うと、なんとかして御岳カップを開催させて頂きたいと願うばかりです。

ただ、前述の様にコロナウイルスの影響でこの様な状況になってしまいました。

仮に中止という決断を下されたとしたとしても御岳渓谷に素晴らしい環境が戻りつつある事、また安心してアウトドアスポーツを楽しめる土地である事、微力ながら発信したいと思うところです。


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