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第45回リバベン!振り返りと与太話 水量は無くても、熱量はここにある。
群馬県の一部でのまん延防止等重点措置が施行されたことにより、延期を余儀なくされた本大会ですが、直前まで開催されるのか不安感を感じつついましたが、大会は無事6月26日、27日に開催されました。
少しレポートとしては遅くなってしました。楽しみにしていただいていた方申し訳ないです。
本日、7月8日には12日からの東京都での緊急事態宣言の発令が決まったこの状況を鑑みると、皆が納得できる実施のタイミングとしてはここしかなかったと思います。
このコロナ禍の中では、どの大会も主語はコロナになってしまいますが、そんな中で大会に関連して起きたこと、自分の目線からみた今大会を振り返りたいと思います。
ちょっとボリューム多めですがご容赦ください。
最初に皆に知って欲しいこと
本大会は、第45回リバベン実行委員会によって運営されました。
ですが、昨年開催を予定しながらコロナ禍で中止となった第44回大会がありました。昨年大学4年生だった第44回リバベン実行委員会によって準備がされていました。
その44回のメンバーは大会を開催できないまま第45回リバベン実行委員会に引き継ぎをすることで解散をする形になるのですが、それまでの間に秋にリバベンに替わる大会を模索したことやクラウドファンディングを彼らが主導したことなど、彼らの貢献があったことにより今回の大会があることを皆に知って欲しいです。
(ご存知の方が多いとは思いますが、知らない方もいると思うので、念の為)
その実行委員のメンバーが今大会の当日にスタッフで参加しているなど、当日もサポートに回っていたことも印象的でした。
この記事を見た方も44回リバベン実行委員会のメンバーに会われた時には「お疲れ様でした!」と1年以上に渡る労を労って頂けるとありがたいです。幹人くんをはじめ44回実行委員メンバー、本当にお疲れ様でした。
大会開催までにあった苦悩
今回の大会開催に当たっては多くの障壁がありました。
まずはお金の問題、経緯については以前のnoteで書きましたが、クラウドファンディングといった形で開催に向けて資金の支援を募り、多くの方にサポートいただきました。
幸いクラウドファンディングによって、大会準備にかかる資金の問題は解消しました。
その後は、今年の実行委員会が中心になってみなかみ町との大会開催に向けた話し合いが行われていました。
4月リバベンエントリー開始の時期と合わせて、全国的にコロナウイルスの感染者が増え始め、中止の可能性が浮上しました。なので、本当に異例ではありますが今大会の要項には以下の様な文言が含まれていました。
大会中止時の返金等の措置について
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による社会情勢の影響による大会中止が決定 した際は、参加費の一部の返金を行う予定です。金額は、大会開催に向けて発生した費用 や以前行ったクラウドファンディングで集まった資金を考慮し、決定する予定です。その ため、中止が決定した後に決算を出し、返金金額をその理由とともに HP に公開する予定 です。また、参加を予定されていた皆様には、メールでその旨をお知らせいたします。現 在の収支予想では参加費の 1 割ほどの返金になると考えています。
エントリーして中止になった場合、満額の返金とはならないとアナウンスがされていました。
エントリーに二の足を踏んだチームもあるかと思いますが、開催直前での中止となる場合ほとんど経費はかかってしまっている状態なので、1回大会を開催する経費の7割程は既に出てしまっており、クラウドファンディングの資金だけで充当することも無理があり、且つ来年に対してある程度資金を繰り越す必要もあって、苦渋の選択だったと思います。
結果的に開催できてよかった。
群馬県の一部で蔓延防止に関する特別措置の発令、大会の延期
5月に入り、群馬県内でもクラスターの発生などがあり、5月16日から一部地域で蔓延防止に関する特別措置が発令されました。
みなかみ町は対象地域ではありませんでしたが、このタイミングでみなかみ町からリバベン実行委員会に対して、当初予定していたスケジュール(5月22日、23日)での開催に協力出来ないといった旨の連絡を受けた様です。
この時に実行委員会は延期の判断をします。
多少スケールダウンしてもみなかみ町の協力無しで、当初のスケジュール通り開催するという選択も出来た状況ではあったと思いますし、実際みなかみ町のラフティングツアーは通常通り営業をしている会社が多かった状況でした。
ですが、実行委員会としては来年以降のみなかみ町との関係性や地元の方ことも考慮の上、延期の判断をした様です。
このバランス感覚は、非常に難しいところだと思います。
6月で仕切り直したが水は出なかった
再設定されたスケジュールは6月26日、27日でした。
群馬県一部で出ていた蔓延防止に関する特別措置が解除される見込みがあり、この日程となりました。
ですが、この時期は利根川のダムの放水量が落ち着いてしまう渇水期に当たります。
レースはできたとしても水が無いレースになってしまいます。
そこで大会実行委員会側はダムの管理事務所との調整を試みます。その調整会議の中で、約束はできないけれども協力をするとの返答を貰うところまで漕ぎつけます。
ですが、ダムとしては多量を放水は利根川の下流域にも影響があるため、調整は慎重にされています。なので、確約はできないといったことは毎年念を押されていました。
そして当日、やはりそこまで水量が増えることはなく例年より7,80cm少ない水量でリバベンは開催されました。
こればっかりは仕方ない!
イレギュラーだらけの大会。運営スタッフの負荷は相当だったはず。
これは大会に携わってみないとわからない部分かもしれませんが、水量が直前まで読めないのは、運営者側からするとかなりストレスがかかります。
また、過去に開催したことのない水量の場合、川の流れや出てくる岩の位置が変わるため、競技コースの調整を余儀なくされます。
実行委員メンバーは何度もコースチェックのためにみなかみに足を運び、水量毎にコースを決定していました。
実行委員会の努力には頭が下がるし、改めてですが開催できて良かったと思っています。
当然ながらレースがあるから鍛錬ができます。
第1種目 スプリント
やっとレースの振り返りです。
レース前の見立ては以下の記事でも書きましたが、大本命はTAMA(一橋)、対抗で5G(鳥取)といった感じでした。
水量が下がったことにより、コースはほぼ選択の余地がなくなり、いかに漕げる場所を通るかといったゲームになってきました。
このドローン映像を見るとコースが見やすいかと思います。
僅差でしたが、5GがTAMAを抑えました。
TAMAはスプリント、H2Hで順位を落とすことが多くてもしかしたら、短距離勝負は苦手なのかもしれません。
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