楽しいエイプリルフール
今朝、目が覚めると、身体が重かった。
右腕を見ると、機械になっていた。
左手には巨大なビーム砲が付いていた。
何が起きたかわからないままでいると、何者かが枕元に立っていた。
「起きなさい地球人。
申し訳ないが、お前は死んだ」
宇宙人の話をまとめると、観光旅行中にエンジントラブルが起き、我が家に墜落したそうだ。
そしてバラバラになった私の身体を繋ぎ合わせたそうだ。
「足りない部品は機械に変えた」
そう言うと宇宙人は大きな鏡を持ってきた。
全身が機械だった。
足りない部品といったレベルではない。
機械にそう取っ替えだ。
こうして私はロボットとして生まれ変わったのだ。
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