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Vol.30 どうやって売上を伸ばすか
こんにちは。益田成也です。
このブログは、名刺交換をさせていただいた方に配信させていただいております。
最近、売上をどうやって上げていくかを常に考えるようになりました。特に、先日お話ししたように、さまざまな方とお会いする中で、新たな視点が生まれました。それは、事業を粗利率で区切って考える方法です。
これまでは、大企業との取引について「まだ実績がないから難しい」とか、ECについて「結果が出るまで時間がかかる」といった理由で、自分に言い訳をしながら、なかなか挑戦できずにいました。しかし、どれか一つだけに取り組むのではなく、すべてに挑戦していかないと、事業の規模を本格的に広げることはできません。
そこで、売上や利益をさらに伸ばすために、粗利率に基づいて4つのゾーンに分け、それぞれのゾーンに応じたビジネス戦略を考えました
それぞれのゾーンは以下の通りです:
B2B:粗利率10%ゾーン
大企業との取引が中心で、利益率は低いものの、売上規模が大きいのが特徴です。B2B2C:粗利率30%ゾーン
中小企業との取引が多く、売上は中程度ですが、利益率が高めで、企業から消費者へ商品が届くビジネスモデルです。B2C:粗利率50%ゾーン
利益率は高いものの、売上は少ない傾向にあり、消費者に直接販売する市場です。高付加価値:粗利率70%以上のゾーン
高付加価値商品を開発し、特定の顧客層に対して提供するゾーンで、利益率は非常に高いですが、ターゲットは限定的です。
弊社はこれまで、主にサービスエリアやスーパーマーケットに対して、B2B2Cゾーンに対して営業をかけてきました。このゾーンでは、中小企業を通じて最終的に消費者に商品が届く仕組みです。しかし、エリアの拡大や販売チャネルの増加以外に売上を大きく伸ばす手段が限られています。そこで、さらなる成長を目指し、新たなアプローチを考えています。
今後は、売上規模が大きく取れる一方で利益率が低い、大企業とのB2B取引にも挑戦していきます。ただし、同じ商品を全国規模のスーパーに卸すだけでなく、他の商品も併せて卸したり、業務用の商品をレストランチェーンに提案するなど、新しい取引形態を模索しています。
また、B2Cゾーンは、消費者に直接販売する形です。ここでは、利益率が高いものの売上は少ないため、販売チャネルの拡大が重要です。特に、EC(オンライン販売)に注力し、さらなる顧客獲得を目指していきます。
そして、粗利率70%以上の高付加価値ゾーンでは、より高い利益率を狙った商品開発を進めています。このゾーンでは、特定の顧客層に向けた高付加価値商品を提供し、他にはない特別な商品で満足していただけるよう取り組んでいます。たとえば、特別な製法で作った肉厚キクラゲなどがその一例です。
弊社は今後、これらの4つのゾーンそれぞれにおいてバランスを取りながら、売上と利益の両面でさらなる成長を目指してまいります。
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