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【活動日誌#06】斐太北小学校の校外学習に同行したよ/キャリア教育なんて言ってみりゃ金欲マンGoFightっていったらいろんな人にたぶんすげえ怒られる
はい、というわけでこんにちは、ニイガタコラボレーターズの増田です。
知ってます?意外ときっちりしたい性格なんですよワタクシ。知らねえよそんなことって声が聞こえてきますね、頸城山塊に響き渡るこだまとなって。そんなこんなで活動の時系列に沿って記事投稿しようと思っていたらもうとにかく遅々として筆が進まん。というか書く気にならない。
とそんなこんなで、誰かの圧力でもなく、行政のみなさんからも「活動の様子をnoteで書いてね」というゆるいタップがあるだけで特段原稿のチェックもないから前回の記事のようにインターネットの大海原にデブリを垂れ流してもそれはワタクシ自身の心の中の責任なのですが、グリーンツーリズムを標榜しているのにデブリをブリブリ生産するのも良くないよねと。
ってことで書きたいものを書きたいように書いていこうと思います。オス。
ってことで先日、秋もディープに深まったタイミングで地元の小学校さん、斐太北小学校さんの校外学習に同行させていただきました。
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で、この校外学習は6年生が自分たちで妙高内の名所のツアーを企画し、自分達でガイド役も務めるというもの。保護者のみなさんもツアーにお客さんとして参加、ツアーの行程はもちろん、パンフレットまで自分達で準備するというなかなか手の込んだ形。
最初の目的地は苗名滝。15分程度の散策も交えて滝を堪能。
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第2のデスティネーションは妙高高原ビジターセンターといもり池。
ここほんとワタクシ大好きなんですよ。平日ここでリモートワークしたりしてます。The North Faceさんの店舗があったりMyoko Coffeeさんのコーヒーが楽しめたりでかなりチルい時間が流れてます。国立公園内でリモートワークってマジで最高ですよ。いいだろ都会の住民どもが!!!!オラァ!!!!!!かかってこいや!!!!!四の五の言わずに今すぐ移住だ移住!!!!!!!!
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ビジターセンターのうしろにはいもり池と妙高山の絶景。一周10分くらいかな、のんびり散策。
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続きましては赤倉温泉湯と花の公苑。なかなかにチョイスが渋い斐太北小6年生。人生2回目ですか。異世界転生モノですか。鈴木福くんではなくて鈴木福さんって呼ばないとダメですか。芦田愛菜さんのマルマルモリモリは黒歴史ですか。
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ここには足湯ならぬ『手湯』というものが存在。きっちり温泉です。
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と、ツアーに同行したワタクシやらこの手のプログラムのプロフェッショナルの妙高GTのみなさんやらは世間ずれしたオトナの目線でタイムスケジュールの確認で見学で時間が押し移動で巻くみたいなそんなことを考えていたりしたのですが無事に(ほぼ)オンタイムで終わり、正味3時間程度で行程が終了。うん、妙高初めての人には理想的なコースだと思う。ほんと素敵な企画で、斐太北小の先生方そして学校としてのサポートも本当に行き届いていてよくオーガナイズされた良い企画だなと思った次第。
でね、思ったのですが、これ子供たちがやったことって実はちゃんと「お金が取れる立派な仕事(というか業務)」になっているんですよ。これはほんと声を大にして言いたい。
お金が取れる仕事になってるんですよー!!!!!!!マチルダさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!
カッコよく言うと、ツアーデザイン、コンセプト立案、リーフレットの企画編集とクリエイティブ、ツアーコンダクターやらなんやら、入社して数年〜中堅くらいで任せられるような業務よ。その品質がどうかということではなく、担当職務としてそんくらいの難易度。それを6年生のみなさんがしっかり行ってるってなかなかすごい。
パンフレットも少し拝見させていただきましたが、編集者としてギャラをもらって出版物やら販促物やらを手がけていたワタクシから見てもよくできたものだなと。すごいよほんと。
でね、総合的な学習とか校外学習とかインターンとか、そういうことがどこの学校でも今となっては一般的に行われたりしてるわけですが、思うのは、ここ、子供たちが擬似的に体験していることってそのまま大人が業務として行っているお金をもらえる活動なんですよね。
で、そこをもっと教育の現場でも強調してもいいんじゃないかなーと。今回の例で言ったら、旅行会社に就職したらそういうことを業務として行うことになるし、地域の観光協会とかに就職するっていう形もあるし、自分で独立して着地型の旅行会社を起業してもいいし、パンフレットを作るのが楽しかったらメディアとかデザインとかの仕事についてもいい。
そんな感じで、地域資源っていうとなんかそれっぽすぎてイヤですが、地域のなんやかんやと関わりを持ちながらそこで自分なりの生業を見つけていって地元でリッチになっていく、そのためのサポートがあっていいんじゃないかなと。仕事とか就職ではなくて、「経済」と「自分の活動」をリンクさせるっていう意味ね。この感覚、すごく大事だと(起業経験を経て)思うんです個人的には。
外からの移住者を募ることと併せて、中からそういう産業の創出を意識していく。そんな感じもステキなんじゃないかなと。
で、その観点で見ると、グリーンツーリズムも他県からのデスティネーションとして新潟を推していくだけじゃなくて、インナーブランディングというか、地域のリソースに目を向けて内側のムーブメントとして創出価値を実施していき、それらをアウトバウンドさせてくっていうグリーンツーリズムにも目を向けてもいいんじゃないかなとか思います。いや、ほんとローカルにすんごいチャンスあるから今。イスラエルの最大の輸出品目が起業価値っていうホントかウソかわかんない言説を耳にしたこともあるけど、日本の地方がおのおのにそういうファンクションを持ち始めたらめちゃくちゃ面白くない?
いやほら、ゲームとかでそういう産業特色のある街とかめちゃくちゃ魅力的じゃない?FF5の炭鉱都市のナルシェとか。妙高がバイオとエコロジーの起業の風土みたいな。「シリコンバレー」っていうある種バズワード化しちゃったものより、RPGとかのコンセプチュアルの企画と設定ありきの街みたいなほうがビジョンとして明確よね。
「『図書』の価値に重きを置く『ビブロポリタン妙高自治区』として12人の高官司書が円卓で連座制の統治を行う」とかワタクシみたいなオタク大喜びじゃないですか。
なんなら12人のキャラ設定とかすぐ作れちゃいますよ。「わらわはそんな策は断じて認めぬ!」って花と自然の書架筆記の"フローラル"っていう名前の女性高官司書が"スチーム"っていう名前の工学書架筆記のご高齢の白髭男性の高官司書が提案した工業都市化の提案に抵抗するとか。この世界観やばくない?厨二病的に。
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で、こういうのを口ばっかりでfacebookにビジネスおじさんポエム的に垂れ流したりするようなそういう無責任な承認欲求と自己顕示欲の肥大化の煮凝りのような溜飲の下げ方をしてもしょうがないので行動を持って社会実装すべしというのがサムライの生き方なのですよと思います。まじで。
そんなこんなでグリーンツーリズムの推進とあわせて、ちょっと教育的な動きというか、妙高の小中学生から高校生くらいを対象に「地元に残って起業したりマネタイズ手段を確保したりなんなりで地元でお金を稼ぐことのイメージのリアリティを持ってもらう」的な意図のNPOでも作ろうかと思ってます。空き家を改装してNPOの持ち物にしてそこを拠点として勉強会とかセミナーとか、または出資してもらって実際に小中高校生で起業してそこに登記してもらって本当に会社を作ってもらってもいいし。
みたいなことを考えてます。協力したいって人、連絡ください。大概のことは声に出して行動すれば実現するって気がしますし。だからもう一度声を大にして言います。
地域の関わりの中からお金と価値って創出していけるんですよー!!!!!!!!!!!マチルダさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!
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