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【活動日誌#07】ケータイで電話したら新潟が豊かになるって仕組みを作ろうって話/みんなオラに元気とあと2億円くらい分けてくれ
どうも。ニイガタコラボレーターズの増田です。
いろいろああだこうだやってるうちに年末ですね。早いですね。
どんなああだこうだかというと。
とある自治体さまを訪問していろいろ情報発信について意見交換をしているうちにこのnoteの話になってふざけたネタの説明をさせられるという尻の穴を見せるより恥ずかしいような状況に邂逅したり、
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雪が降ったので除雪機を動かしてみたり、
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救急救命の研修を受けに行ったり。
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と、noteだけ読んでるとふざけてばっかに見えますが、まあ活動らしく活動してますよ。もちろん。
そんなこんなで着任から3ヶ月経って思うこととしては「グリーン・ツーリズムの誘客拡大」というミッションについて自分のスキルセットでの貢献の形が見えてきたかなとかぼんやり思ってたりしています。
普通に考えたら地域おこし協力隊としてグリーン・ツーリズムを盛り上げるということであれば、自分がツアーに同行して実体験としてレポート、その体当たりレポートで魅力を発信していく、、、みたいにきっとなると思うんです。たぶんこのnoteもこういう運用を期待されていたんだと思います。ワタクシの着任以前は。
で、もちろん体験レポート的な情報発信もこれからやっていきますが、自分の関わり方としてはもうちょい企画とかマーケティングとか広報寄りというか、もともとそこにある魅力を「どうやって伝えていくか、そしてその伝えていくカタチと仕組みをどう実装していくか」みたいな形のほうがしっくり来るんですよね。
で、地域おこし協力隊の任期は3年。3年後の出口戦略として、どうやって新潟で食い扶持を確保するかっていうところも考えると、このグリーン・ツーリズムの誘客を仕組み化しつつ、各地域の連携と持続性を担保するような組織を構築していくみたいな形がいいんだろうなーとか現段階では思っています。
もちろんプログラムを作って着地型の旅行会社みたいな形も可能性としてはあるけれど、それはもうちょっと現場に近い人とか、プロフェッショナルにお任せする方がいいような気がして。どっちかっていうとそういうプログラムの開発支援とか、プロモーション支援とかの方がなんというか自分らしい。
と、そんなこんなで3年後の生業、新潟への関わりしろみたいなのを考えることが多い中、あの前澤優作さんのカブアンドのニュースに触れて。
素直に抱いた感想は「いいなあ自分もああいうことやりたいなあ」というところ。販売するサービス自体は類似のサービスとぜんぜん変わらないんだけど、サービス利用者に株を配るという形で前澤さんが経済活動を通じてどういう世の中を作っていきたいかがバシバシに見えてくる。それがすごく今っぽいなあと思いまして。
ビジョナリーカンパニー的に理念とかクレドとか、そういう形での企業が目指す社会のあり方みたいなのは今までもあったんだろうけれど、こんなに明快に見えているケースって画期的なんじゃないかと個人的には思いました。
「こういう社会を目指す、そのためにこういう事業をやる」これが絵空事でもなく、しっかりとした事業計画に落とし込まれた形で「これそのまま実現するぞこのままいったら」みたいな雰囲気を持ってるからすごくワクワクするよねと。
いや、なんかほんとかどうかよくわからない企業理念とか多いじゃないですか。「食を通して日本の未来を豊かに」とか。じゃあどういう具体的な活動でどういうふうに日本の未来がよくなるのよっていうとなんかうーん、みたいな。
そこがすごく明確だからカブアンドはワクワクするし、サービス選択も明快だよねと。前澤さんの思いに賛同してメリットを感じるなら乗っかればいいし、そうでないなら乗っからなければいい。無理矢理感が全然ない。
そんな感じで「実現したい未来」と「事業活動」がめちゃくちゃ明快にリンクしてるって形、すごく今っぽいよなと思いました。結構SDGsとか形骸化しちゃってると感じる部分もあったりするので、こういう実効性というか、計画段階で明確にロードマップの中に目指すべき未来へのアプローチが実装されているっていうのがすごくいいよなと。自分もそんなふうに生きていきたい。
で、そんなこんなで、自分としては「妙高に大学を作る」というのが実は大きな目標としてあるのですが、それ以外でも前澤さん的にMVNOで新潟のグリーン・ツーリズムとか自然環境とか農業の未来を作る事業をできやしないかと。
ということでchatGPTさんに相談、地域特化型のMVNOでのモバイル通信事業でサービス利用料に寄付金を乗っけてその寄付金を財団に回して自然保護とか農業振興に活用していくみたいなスキームを立ててみました。
以下。
事業計画書: Toki Link
事業概要
会社名: 株式会社 Toki Link
事業概要: 地域特化型MVNOサービスを通じて、新潟の自然環境保全、農業支援、地域活性化に貢献。会社の利益の一部を入金源とした財団を設立。サステナビリティと地域財源の構築を目指す。
事業モデル
1. ビジョン
"Toki Link: 電波で新潟の現在と未来をつなぐ"
新潟を支える農業、自然、地域社会の維持と発展を通信基盤を通じて実現。
地域特化型MVNOのサービス提供と、利用料金の一部を財団の入金源として自然保全、農業支援、地域活性化プロジェクトに投入。
2. ターゲット市場
主なターゲット
新潟県全域の居住者、若者、高齢者、家族、農業従事者
地域農業企業、旅行業者、地域自治体
事業要素
MVNO通信サービスを提供し、新潟地域に特化した高品質な通信を実現。
利用料金の一部を財団に寄付する「エコ・コネクト」モデルを採用し、地域貢献型の仕組みを構築。
自然環境保全や農業支援を推進し、持続可能な社会を目指す財団の運営を通じて、地域社会全体の発展を支援。
ゆくゆくは行政との連携を図り、地域の情報インフラとしての機能も担い、災害情報の共有や公共サービスのデジタル化を支援。
Toki Linkサービス構成
1. 通信プラン概要
ベーシックプラン:2,500円:5GB:財団への3%寄付
ファミリープラン:4,000円:10GB:新潟農業支援プロジェクトに5%寄付
学生応援プラン:1,500円:2GB:情報学習ワークショップ利用権付き
2. 財団「新潟つながる未来財団」
目的
自然保全: 森林再生、雪害対策。
農業支援: 地域農業プロモーション、生産性向上プロジェクト。
地域活性化: 観光誘致イベントの企画支援。
サポート構造
入金源: Toki Linkからの利用料金の一部、協賛企業からのスポンサー金。
プロジェクト配分:
40%: 自然保全。
40%: 農業支援。
20%: 地域活性化。
実施案
森林の完全復元を目指す「トキフォレスト」プロジェクト。
地域農業ブランドとの提携、地元産野菜プロモーション。
責任構造
株式会社Toki Linkが財団への資金配分を管理。
新潟県、地域自治体、協賛企業が財団活動に参加。
初年度実績予測
1. 初年度実績
利用者数: 5,000人
年間ARPU: 2,500円 × 12ヶ月 = 30,000円
年間売上高: 5,000人 × 30,000円 = 1.5億円
2. 初年度コスト構造
コスト項目金額
回線リース費用:50,000,000円
システム開発費用:20,000,000円
SIM発行費用:2,500,000円
運営費 (人件費):20,000,000円
マーケティング費用:15,000,000円
サポート費用」5,000,000円
財団配分金:6,000,000円
保存費用:5,000,000円
初年度費用合計: 123,500,000円
3. 初年度収支
初年度利益: 150,000,000 - 123,500,000 = 26,500,000円
5,000人のユーザーで1年の売上1.5億円。
どう?わりとなんとかなりそうじゃない?
ケータイ使うと新潟が豊かになる。5,000人くらい集まりそうじゃない?
なんなら行政さんにプッシュしてもらえば、新潟県の公務員さん28,159人なので全員使ったらえらいことですよ。ワタクシがこれ新潟で起業して始めたらこれが税収にもつながるわけですよね?
やりたい!まじで!
誰か出資してくれる会社さん紹介してくれません?
これで来年度新潟ベンチャーキャピタルさんとかのピッチに出てみようかなと。
そんなこんなでこういうのって書いてまとめて発信したら実現したりするのでとりあえずインターネッツの大海に放り投げてみました。
一緒にやりたい人大募集中ですー。
なんかあんまりグリーン・ツーリズムに関係なくてすみません、いや、まあ、めぐりめぐって農業振興につながると思いまして。少なくともワタクシはそう信じておりますハイ。
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