みやこでITハッカソンで優勝しました

初めまして。ZestChain, Inc. CEOの増田紘太朗と申します。

2023/7/30(日)に開催されたみやこでITハッカソンで優勝させていただきました。ありがとうございます。

今回は、DOGsの説明とそれに至るまでの経緯について書かさせていただこうと思います。

DOGsとはペットショップにて「この犬がどんなところで生まれて、誰に育てられて、どんな犬なのか」がQRコードを読み取ることで閲覧できるというサービスです。

ペットショップの犬の流通経路は顧客にとって不透明なところを、ちゃんと露わにすることで、流通によって生じる情報の伝達不足を解消し、飼うときの不安や心配を取り除くことができます。

しかし、そもそもの発案の経緯としては、「盲導犬の証明書をブロックチェーンで表現できないか」というチームメイトの考えから始まりました。

しかし、メンバー同士で調べてみると「自分達が参入できる余地はない」という判断に至り、断念しました。

そこから、盲導犬の証明書ではなく、「犬の血統書はどうだろう」というチームメイトの考えから始まり、血統書をデジタルに確認できたら良いよねということになり、一旦それで決定となりました。

そこから紆余曲折して開発を進めていくことになるのですが、プレゼン資料を作っていてとある壁にぶち当たりました。

これは一体どんな課題を解決しているのだろう…

と。

解決策を真っ先に考えて、それを作るという流れであったので、特に課題というものを重視せずに取り組んでいました。

そこで、ペットショップを4軒見て回ったり、親が犬を飼っていたので詳細に聞いてみたりとしてみました。

そこで知ったのが、ペットショップに書かれている犬の情報の少なさと、親の知り合いの人の犬が飼ってすぐに亡くなってしまった話です。(ちなみにペットショップで血統書をみることはほぼ無理で、飼ってからしばらくして送られてくるということも知りました。)

ダラダラ書くのもアレなので、すごくコンパクトにいうと、流通によって情報の分断が行われているというふうに感じました。

犬の流通経路ってこんな感じなんだあと、ずっと犬と生活してきた人生なのに全く知りませんでした。

じゃあそういう分断された情報を顧客に知れるようにしようと思うのですが、しかし、誰がお金を払うんだということになります。

この犬の情報を見るのに一回千円ですなんてあまりにもなので、困りました。

ここで初めて、視点をペットを飼う顧客からペットショップに切り替えることにしました。ずっと顧客視点から課題を考えていたのですが、それだとビジネスとして成り立たないので、ペットショップ視点で何かないかと探したわけです。

そんなこんなでDOGsにたどり着いたというわけです。(かなり省きましたが)

僕自身はエンジニアではなく、開発もできないので、プランナーとしてやっていたのはこれぐらいです。

最優秀賞に選ばれたという形になりましたが、DOGsを今後実現していく予定は残念ながら一歳ありません。今回は犬の流通経路に着目しましたが、捨て犬や殺処分などの問題に対する根本的な解決になっていないのは心残りなところではあります。自分にできることとして、今飼っているトイプードルのアランとロン、保護猫のジェリーを大事に育てていこうと思います。

みやこでITハッカソンの関係者の皆様、チームメンバーの皆様、ありがとうございました。



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ZestChain, Inc.の記念すべき初めてのサービス「AIクリエイターズ」は8月中にはリリースする予定です。興味がある方はnoteかTwitterをフォローしてぜひお待ちください!


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